普門院の前庭も兼ねた池泉鑑賞式庭園。開山堂への参道を中ほどまで進めば左手に枯山水の庭が開ける。枯山水は
約百坪(330平方メートル)の平庭式で市松の砂紋をつけ、鶴島、亀島を象った石組を配して蓬莢山水をあらわし、対面
の池庭は築山風、池中に亀島をつくり、枯滝を設けている。禅院式と武家書院式とを調和させた江戸中期の代表的な名
園とされている。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
通天橋を渡って至る、別名常楽庵。もとの建物は1819(文政2)年に焼失し、1823年(同6年)、一条忠良によって
再建された。屋上に閣を持つ類例を見ない開山堂で、正面柱間八間、内部は禅式瓦敷(四半敷)、祀堂は床高で開
山国師像を安置していろ。上層伝衣閣は正面三間、内部左右いっぱいに壇を設け、中央に阿弥陀、右に薬師、左に
布袋像を祀っていろ。前方天井は格子天井で、この縁から見る庭園は、四辺の眺望を借景にして格別なものがある。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
画聖,雪舟等楊禅師によって寛正,応仁のころ(1460-1468)に作庭されたと伝えられている枯山水式の庭園.南庭の
鶴亀の庭には鶴島と亀島がウマスギゴケの海原に浮かんでいる。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
京都、東福寺方丈庭園北庭、市松の庭は、作庭以前に南の御下賜門内に敷かれていた石を市松模様に配したもので、
通天紅葉の錦織りなす景観を借り、サツキの丸刈り、苔地の妙が調和するという、南庭とは逆に色彩感あふれる空間とな
っている。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
京都、東福寺方丈庭園南庭は210坪(693平方メートル)、東西に細長い地割に、蓬莢・方丈・瀛洲(えいじゅう)、
壺梁(こうりょう)の四島に見立てた巨石と、砂紋による荒海の表現に加え、西方に五山を築山として大和絵風にあ
らわし、神仙境を表現しているといわれている。鎌倉時代の質実剛健な風格を基調に、近代芸術の抽象的構成を
とり込んだ枯山水式庭園である。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
禅宗の方丈には古くから多くの名園が残されてきたが、四周に庭園をめぐらせたものは当寺唯一の試みである。当庭園は
1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭した。釈迦成道を表現し、八相の庭と命名され、近代禅宗庭園の代表として広く世
界各国に紹介されている。
方丈西庭は「井田市松」の庭。さつきの刈込みと砂地が大きく市松模様に入り、くず石を方形に組んで井田を意図して表現
されている。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
禅宗の方丈には古くから多くの名園が残されてきたが、四周に庭園をめぐらせたものは東福寺唯一の試みであろう。当庭園は
1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭した。釈迦成道を表現し、八相の庭と命名され、近代禅宗庭園の代表として広く世界各
国に紹介されている。 そのうち方丈東庭、北斗の庭は、もと東司の柱石の余材を利用して北斗七星を構成し、雲文様地割に配
している小宇宙空間。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。
京都東山区にある東福寺は京都五山の一つ上げられる名刹。京都駅にも近い場所にありながら、紅葉の時期以外は
静かな境内でゆっくりすごすことができる。東福寺の紅葉は素晴らしく、通天橋と言われる橋からの眺めは格別。紅葉
以外の季節も青カエデなどが美しい。8月17日撮影。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。