瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

09年冬、ハウステンボスが灯す光7

2010年02月07日 19時27分18秒 | ハウステンボス冬の旅行記
金曜の夜はポニョを観ていた人が多かろう。
映画の前に本編並に長い宣伝番組やってたけど、あれ、どうせなら後に回して欲しかった。
一々見せ場を紹介してくれたお陰で、観る前から「あ、此処であのシーンが来るんだな」ってのが解っちゃう。
感動薄れるじゃんか!
後に回したら視聴者映画観て満足しちゃって、視聴率稼げなかっただろうが…初めて観る人に配慮してない構成だな~と感じた。
文句有るなら映画だけ観てろって話だけどね。(笑)

ポニョの話はさて置き、こっから先は前回の続きです。



朝食を食べた後、一旦部屋に戻って歯磨きを済ませてから、また自転車に乗って外を廻りました。
天気予報ではこの日は曇りで遅くに雨が降るだろうなんて言ってたんだけど、幸いにも外れて旅行中1番の好天気となったのです。



↑青空を背景に、アレキサンダー広場の中央に建つスタッドハウス。



↑同じく青空を背景に、スタッドハウス隣に立つゴールデンベリーツリー。

雲一片無く、清々しい空だったというのが解るでしょう?
絶好のサイクリング日和、肩で切る風も暖かく、母と共にニュースタッドまで走って行きました。




↑ニュースタッド地区に在るチョコレート専門店「チョコレートハウス」。
店の前の通りに続く街路樹は、クリスマスシーズンになると赤い実を付ける事で有名。
緑の葉っぱと赤い実がまるでクリスマスツリー、時季に合わせた様にそうなるんだから素晴しい。
そんな訳で私は密かに「クリスマスの樹」と呼んでいる。
ちなみに正式名はクロガネモチと言うそうな。



↑で、チョコレートハウスの近く、やはりクリスマスの樹に寄り添われ、新しく登場したのがこの「サンタハウス」。
元は「ドロピエ」と言う名のキャンディーショップだった建物をリフォーム、今年のクリスマスの呼び物として蘇らせたという。
ポップイエローの壁でファンシーだった店が、クリスマスデコレーションのお陰で益々可愛らしく。
訪れてた女子高生グループが、店の前でキャピキャピ楽しそうに記念撮影してました。



↑外観も可愛いけど、中はもっと可愛かったんですよ~。
窓には大きなキャンディーが吊るされてて。



↑ぎっしり棚に詰まったプレゼント入りの袋や箱、ケーキにスコーンにクッキーにフルーツデニッシュと盛り沢山のお菓子。
勿論お菓子はイミテーションだけど、可愛いデコレーションで女性や子供には大人気を呼ぶだろうなぁと思った。
事実引切り無しに客が訪れ(主に女子高生グループ)、写真を撮るのに苦労したのです。



↑壁の隅に積み上げられてたカラフルなプレゼント、木の玩具に縫ぐるみ。



↑窓に並んだ透明な筒に詰めてあるのはクッキーです。



↑暖炉が切ってある部屋の奥は、サンタの為のコーナー。
此処はサンタが住んでる家という設定で、シーズン中場内を忙しなく飛び回ってるサンタが時々寛ぎにやって来るという。
部屋の一隅には帰宅(?)時間の書かれた黒板が掲示されている。
だからサンタに会いたくて訪れたものの、運悪く留守に当たった人も大丈夫、帰宅予定の時刻に再訪問すれば良い。
几帳面なサンタは時間ピッタリに帰宅して、貴方が来るのを心待ちにしてるだろう。
…な~んちゃって。



↑ポストが置いてあったけど、此処に手紙を入れればサンタから返事を貰えるとか?
それは確認しなかったから解らない。
しかし夢いっぱいに飾り付けてあります。
季節限定にするには勿体無い、このまま常設にしちゃえば~と思ったけど、多分今頃は飾りを下ろされ、すっからかんなんだろうなぁ。(寂)
それとも何かの店に充ててたりするんだろうか?



↑09年クリスマスシーズン、場内で最もクリスマス気分に満ち溢れていたのは、ニュースタッド地区でした。

サンタハウスだけでなく――



↑ああほら!ほら!普段なら旗がはためいてるポールによじ登ってるあれ!あれは一体何でしょう!?



↑ああ!?ステーキ専門レストラン「スモーキーテースト」の2階テラスにも何かよじ登っています!!
人か獣か謎が謎を呼ぶミステリー!カメラさん!!もっと寄って寄って!!



↑お天道様が顔を出してる時刻に出現するとはキャラ像に反する大胆さなれど、あの独特な赤い衣装は正しくサンタクロース――TVの前の皆さん観てますか!?カメラは遂にサンタの姿を捉えました!!



↑おあっと!!こちらを御覧下さい!!総合土産ショップ「フォンデル」の看板にも微妙に空気の抜けたサンタが取り付いています!!



↑かつて珈琲専門サロン「ロッテルダムクラブ」が在った2階テラスにもサンタがよじ登ってるのを発見!!閉店した店に潜り込んで彼は何をする積りなのか!?


↑チーズ料理専門レストラン「チーズワーフ」の壁をよじ登るサンタも発見致しました!!
ミッ○ーは1人だと言うのに一体彼らは何人居るのでしょう!?
とも実は影分身の術を使っているのか!?おのれ面妖な…さてはその正体伊賀者かぁー!?

ここにも♪そこにも♪あそこにも♪(WAO!)(悪魔くんOPより)
マウリッツ広場のそこかしこで見付かるサンタの赤い影。
闇を走る♪(走ってない)赤い仮面♪(仮面じゃない)
それは♪(それは♪)正義の印~♪…なのは赤影だけど(汗)、かつてホテル・ヨーロッパを根城に暴れ回った泥棒サンタ団が、09年クリスマスはマウリッツ広場に参上、場を盛上げてくれたのでした。
関係無いけどサンタ海賊団ってその内ワンピースに小ネタで登場しそうな気がしねぇ?
サンタ海賊団、加入条件は60歳以上の腹の出たお年寄りである事。
加えて昔は男性に限っていたが、最近は世間のニーズにお応えして、若くて可愛いムチムチセクシー美女を数人入れてはと、団員の一部で声が上がっている。
が、昔気質の硬派一徹齢99にして虫歯無しの船長が断固許さないとか。
船は赤緑白3色のクリスマスカラーでデザインされ、マストになってるクリスマスツリーは夜間ライトアップされるという派手さから遠目でも認識可能、その為何時でも海軍に追い駆けられている。
しかし子供達からの人気が何故か高く、「サンタさんを捕まえないで!!」の声に負けて、特にクリスマスシーズンは手出し出来ないらしい。
よってクリスマスシーズンは彼らのやりたい放題。
彼らは奪った財宝の一部を、日頃守って貰っている礼に、世界中の子供達へお歳暮として贈っている。
11月終りから配り始めて、配り終える頃には新年を迎える為、結果クリスマスプレゼントとして受け取られる訳だ。
義理堅い団員達の下には、今日も世界中の子供達から親愛の手紙が届けられる。


………え~っと……何の話をしてたっけ。(汗)

とにかく…09年クリスマスはニュースタッドを重点的に飾ってました。
外灯に飾ってあった赤いリボンも可愛かったですv



↑98年頃訪れた人には懐かしい名前、スケートリンク「ライチェ」。
当時はアレキサンダー広場に設営してあった物が、09年冬マウリッツ広場にて復活しました。
私が行った時、誰も遊んでなかったけど。(汗)
南国九州だし、ちょっと合わなかったんじゃ…と思ったら、「今日は結構人遊んでましたよ~」と、後で土曜に教えて頂いた。
単に平日という事で客が少なかった為らしい、こういうのって遊んでる人が居ないと参加し難いからなぁ。
エコを意識して氷ではなく樹脂で出来たリンク。
ちなみに「ライチェ」と言う名前はオランダ、アムステルダムに在る同名の広場から。
大道芸人がパフォーマンスを観せる賑やかな広場だとか。
スケートはオランダで盛んなスポーツで、冬は氷の張った運河や湖等で滑るのがオランダっ子の楽しみらしい。
ウィキで調べてみたらスピードスケートの発祥はオランダなんだと…成る程ね~。


んで旅の話に戻りやすが(汗)、母と共に9時半少し前、グラン・オデッセイ館に到着。
ガイドと一緒に渡された時間案内によると、この時刻に1回目を上映する予定だった。
しかしやっておらず、館前の案内板を確認したら9:50~と有る…おのれフェイクか、う~そ~つ~き~!
まぁハウステンボスではよく有る事よと諦め(笑)、話が前後するけど開始時間が来るまでサンタハウスを観ていた訳です。

グラン・オデッセイとは元は『愛・地球博』で三井・東芝が出展したアミューズメント施設で、「フューチャーキャストシステム」なる格好良くも良く解らん名前のシステムにより、観客が映画のキャラになって参加出来る。
無論脇役、主役は加山雄三。
これは加山雄三キャプテンと愉快な一味の内の1人になって、失われた地球の記憶を探しに宇宙を旅するSF感動映画なのである。

映画に登場する為に、準備段階で顔をスキャンされる。
本編はクライマックス部分を流すだけなので、簡単に纏められた粗筋映像も観せられる。
ぶっちゃけ本編観るまでの時間も結構かかるので、入館前にはトイレに入っとく事をお勧めする。

母はこのグラン・オデッセイを体験した事無かった為連れて来たんすが、結果とても楽しんでくれました。
自分だけで観た時は、自分がどのキャラとして登場してるのかちっとも判らず、そんな大して楽しくなく感じたんですが、2人以上で入るとこういうアトラクションは盛上るものだなと感じましたです。
母、濃い顔してるもんで判るんですよ。(笑)
私も判ったし、本人も直ぐに判った。
アップになる度大爆笑。(笑)
一方私は何処に登場してるのか、今回も判らなかった。
体験する際は濃い顔の連れと一緒の方がより楽しめるかと思われます。
仕切りを隔てた隣フロアからは、女子高生の賑やかな笑い声が響いてた。
地味な顔してる人は濃い目に化粧してから入れば良いと思うよ。(笑)

上映後館の前に建ってる「ニモニック」で、映像化した自分の顔を確認する事が出来る。
ミニポスター化するなら有料だが、確認だけなら無料。
「折角だからポスターにして家に持ち帰れば?」と母に言ったが、流石にそれはしなかった。(笑)
映画化した自分の顔をミニポスター化というのは、進化したプリクラと考えられなくもない。
詳しくはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/amusement/topics/granpo.html)



コメント (3)
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