先週末に頂いたコメントとメールへの返信を全て出し終わりました。
もしもまだ届いてないよと言う方は、お手数ですが御一報ください。
本当に長らく放ったらかしでいて済みませんでした。(汗)
謝罪を終えたところで前回の続きです。
▲第44回「賢太郎君もマッ青!?四谷の恐るべき正体」 脚本:伊藤和典 コンテ・演出:吉永尚之 作画監督:河南正昭
…今回は原作には無いアニメオリジナル回、脚本家の伊藤氏イチオシキャラの四谷さんが主役です。
四谷さんが主役の回はこれで2度目、ホンット好きだったんだな~と。(笑)
或る日テストを隠してた事を母ちゃんに叱られた賢太郎は、一刻館の時計塔裏部屋に隠れる。(母ちゃん曰く、「テストの点数が悪かった事より、隠そうとする性根に腹が立った」らしい。)
時代がかった裏部屋には持ち主不明の荷物が埃を被って積まれてる、その中から彼は1冊の古いアルバムを発見した。
どうやら一刻館が建てられた頃からの物らしい、白黒の古びた写真を目で追ってく内、賢太郎は恐るべき事実に気が付いてしまう。
同じ頃、五代の部屋では、郁子ちゃんが勉強を教わりに来ていた。
何時もなら響子さんの亡くなった旦那の実家である千草家を訪ねるところを、五代の折れた骨が完治するまでは彼女に来て貰う事にしたらしい。
…前エピソードの骨折を活かしてるのは良いっすね、連続してる時間を感じられる。
勉強を終えた帰り道、郁子ちゃんは坂の途中で、泣きべそ顔の賢太郎と出くわす。
(多分)スーパーの売店アイスを奢って事情を訊けば、四谷さんの恐ろしい秘密を知ってしまったと言う。
取り出した古いアルバムには、一刻館の上棟式記念写真に写る四谷さんの姿が――
なんと東京オリンピックの写真にまで写ってる、四谷さんっていったい幾つ?本当に人間??
話を聞いた一刻館の大人達に、三鷹さんまでが起ち上がり、四谷さんの正体を探る目的の、尾行大作戦が決行されるのだった。
…三鷹さんがどうして中心に立ってまで、四谷さんの秘密を暴こうとするのか、そこが説明不足なのが残念。
計画前に賢太郎や郁子ちゃんと三鷹さんを絡ませる展開が欲しかった。
中期あにめぞんの三鷹さんは、仕切り屋でリーダーシップ取りたがりなんですね、うる星の面堂に近いキャラだと思う。
案外世話焼きお節介なのは確か(皮肉言いつつ五代に飯作ってやる描写が漫画に在り)なんで、原作から物凄く外れてるキャラ解釈ではないかもしれんけど。
野次馬一の瀬さんは勿論計画に加わるだろう、優柔不断な響子さんと五代も巻き込まれるのは当然、朱美さんだけは協力せずしかし邪魔もしない、どのキャラの行動にも納得はいく。
四谷さんと同じく他人にプライベートを明かさない朱美さんなら有り得そう。
しかし骨折して松葉杖突いてる五代に尾行させるとは鬼畜の所業。(響子さんまで…)(笑)
こういう皆でワイワイ集まり馬鹿やる話を、中期スタッフは1番作りたかったのだろう。
計画に加担はしてないが、マスターも茶々丸での作戦会議中、しっかり聞き耳を立てている。(笑)
なるべく全員活躍させようって姿勢には好感抱きます。
結局、尾行は最初から四谷さんにバレバレで、秘密を暴けず終るのは視聴者側の読み通り。
作品の華である響子さんの見せ場は、子守女に変装して尾行するところ。
眼鏡にお団子頭で背中に赤ちゃん人形をおぶってる姿が変態的に似合ってる。(笑)
恥ずかしがって頬を染めてるのが可愛いったら。(笑)
流れるBGMは「梅酒婆ぁ」ってタイトルなんだけど、シーンにぴったり合っていた。(赤ちゃんの鳴き声みたいで)
「先生と呼ばれる人全てが教師のわけが無く、或る団体に出入りする人全てがそこの職員であるわけが無い。秦の始皇帝は万里の長城を築いたが大工さんではなく、ゴム紐を持ち歩く人も、実は区役所の戸籍係かもしれないのです。」
最後の四谷さんの台詞は、伊藤氏ならではの皮肉に溢れてて、思わず頷いてしまうものだった。(笑)
まったく仰る通りの真理で御座います。
三鷹さんが四谷さんの秘密を暴こうとするまでの経過が無理無く描かれてたなら、傑作を表す★印を付けていたとこ。
その1点だけが惜しまれる個人的佳作。
ちなみに原作では二階堂が四谷さんの秘密を暴こうと尾行する話が在る。(やはり五代がそれに巻き込まれる。)
エンターテイメント性は、アニメの回の方が上に思う、あくまで主観だが。
けど覗きが趣味な事を判っているだけで、職業・年齢・本名まで謎に包まれた不審人物に、よくも部屋を貸してるもんだ。(笑)
首都暗殺を虎視眈々と狙ってる危険人物だったらどうするよ?(映画パトネタ)
(個人的評価)脚本△ 演出○ 作画△ …今回の予告ナレは朱美さん&一の瀬さん…前にも組んだね、この2人。役を演じる声優さんが、同じ日にアフレコ組んでるんだろうか?
【続】
もしもまだ届いてないよと言う方は、お手数ですが御一報ください。
本当に長らく放ったらかしでいて済みませんでした。(汗)
謝罪を終えたところで前回の続きです。
▲第44回「賢太郎君もマッ青!?四谷の恐るべき正体」 脚本:伊藤和典 コンテ・演出:吉永尚之 作画監督:河南正昭
…今回は原作には無いアニメオリジナル回、脚本家の伊藤氏イチオシキャラの四谷さんが主役です。
四谷さんが主役の回はこれで2度目、ホンット好きだったんだな~と。(笑)
或る日テストを隠してた事を母ちゃんに叱られた賢太郎は、一刻館の時計塔裏部屋に隠れる。(母ちゃん曰く、「テストの点数が悪かった事より、隠そうとする性根に腹が立った」らしい。)
時代がかった裏部屋には持ち主不明の荷物が埃を被って積まれてる、その中から彼は1冊の古いアルバムを発見した。
どうやら一刻館が建てられた頃からの物らしい、白黒の古びた写真を目で追ってく内、賢太郎は恐るべき事実に気が付いてしまう。
同じ頃、五代の部屋では、郁子ちゃんが勉強を教わりに来ていた。
何時もなら響子さんの亡くなった旦那の実家である千草家を訪ねるところを、五代の折れた骨が完治するまでは彼女に来て貰う事にしたらしい。
…前エピソードの骨折を活かしてるのは良いっすね、連続してる時間を感じられる。
勉強を終えた帰り道、郁子ちゃんは坂の途中で、泣きべそ顔の賢太郎と出くわす。
(多分)スーパーの売店アイスを奢って事情を訊けば、四谷さんの恐ろしい秘密を知ってしまったと言う。
取り出した古いアルバムには、一刻館の上棟式記念写真に写る四谷さんの姿が――
なんと東京オリンピックの写真にまで写ってる、四谷さんっていったい幾つ?本当に人間??
話を聞いた一刻館の大人達に、三鷹さんまでが起ち上がり、四谷さんの正体を探る目的の、尾行大作戦が決行されるのだった。
…三鷹さんがどうして中心に立ってまで、四谷さんの秘密を暴こうとするのか、そこが説明不足なのが残念。
計画前に賢太郎や郁子ちゃんと三鷹さんを絡ませる展開が欲しかった。
中期あにめぞんの三鷹さんは、仕切り屋でリーダーシップ取りたがりなんですね、うる星の面堂に近いキャラだと思う。
案外世話焼きお節介なのは確か(皮肉言いつつ五代に飯作ってやる描写が漫画に在り)なんで、原作から物凄く外れてるキャラ解釈ではないかもしれんけど。
野次馬一の瀬さんは勿論計画に加わるだろう、優柔不断な響子さんと五代も巻き込まれるのは当然、朱美さんだけは協力せずしかし邪魔もしない、どのキャラの行動にも納得はいく。
四谷さんと同じく他人にプライベートを明かさない朱美さんなら有り得そう。
しかし骨折して松葉杖突いてる五代に尾行させるとは鬼畜の所業。(響子さんまで…)(笑)
こういう皆でワイワイ集まり馬鹿やる話を、中期スタッフは1番作りたかったのだろう。
計画に加担はしてないが、マスターも茶々丸での作戦会議中、しっかり聞き耳を立てている。(笑)
なるべく全員活躍させようって姿勢には好感抱きます。
結局、尾行は最初から四谷さんにバレバレで、秘密を暴けず終るのは視聴者側の読み通り。
作品の華である響子さんの見せ場は、子守女に変装して尾行するところ。
眼鏡にお団子頭で背中に赤ちゃん人形をおぶってる姿が変態的に似合ってる。(笑)
恥ずかしがって頬を染めてるのが可愛いったら。(笑)
流れるBGMは「梅酒婆ぁ」ってタイトルなんだけど、シーンにぴったり合っていた。(赤ちゃんの鳴き声みたいで)
「先生と呼ばれる人全てが教師のわけが無く、或る団体に出入りする人全てがそこの職員であるわけが無い。秦の始皇帝は万里の長城を築いたが大工さんではなく、ゴム紐を持ち歩く人も、実は区役所の戸籍係かもしれないのです。」
最後の四谷さんの台詞は、伊藤氏ならではの皮肉に溢れてて、思わず頷いてしまうものだった。(笑)
まったく仰る通りの真理で御座います。
三鷹さんが四谷さんの秘密を暴こうとするまでの経過が無理無く描かれてたなら、傑作を表す★印を付けていたとこ。
その1点だけが惜しまれる個人的佳作。
ちなみに原作では二階堂が四谷さんの秘密を暴こうと尾行する話が在る。(やはり五代がそれに巻き込まれる。)
エンターテイメント性は、アニメの回の方が上に思う、あくまで主観だが。
けど覗きが趣味な事を判っているだけで、職業・年齢・本名まで謎に包まれた不審人物に、よくも部屋を貸してるもんだ。(笑)
首都暗殺を虎視眈々と狙ってる危険人物だったらどうするよ?(映画パトネタ)
(個人的評価)脚本△ 演出○ 作画△ …今回の予告ナレは朱美さん&一の瀬さん…前にも組んだね、この2人。役を演じる声優さんが、同じ日にアフレコ組んでるんだろうか?
【続】