漸く涼しくなったと思ったら、台風の影響か蒸し暑さが戻って来た。
何時、衣替えするべきか悩む…。
それはさて置き、前回の続きです
・第39回「優しさがせつなくて Ⅹmasは恋の予感!」 脚本:伊藤和典 コンテ:小島多美子 演出:向後知一 作画監督:高岡希一
…マスター役の声優さんが読む前回までのナレーションに引き続き後編スタート。
ネタ晴らしになっちゃうんで今回は粗筋書きませんが…正直期待外れに終ったなという印象。(汗)
前編が非常に良く出来てただけに、観る側のハードルが上ってしまった為も有るだろうか?
風で塵が吹き飛ぶ様子、ストーブの描写等、物のリアリティーは流石と感心したけれど。
今回の軸であるところの石のネタ明かしが…個人的には今一だったかなと。
もっと石を贈った旦那の想いを、周囲の想像でも構わないから、描くべきだったと思う。
「響子さんに最初で最後に贈ったプレゼント」が、一体どんなエピソード有って渡されたのかも解らないままじゃあ、クライマックスに感動を連れて来ない。
それと石を巡ってのドタバタが足りない。
大事な石を任されたのに、あっさり電車に忘れてしまう坂本。
トラブルを引き起こしたり、解決の糸口になったり、便利に使われ捲りっすな~坂本は。(笑)
その石があっさりゴミ箱から発見されるのがまた……もう一捻り欲しかった。
苦労して見付けてこそ、五代君の響子への想いが浮彫りにされるというもの!
で、あっさり見付かって、今度は五代のプレゼントが「サヨウナラ」してしまうのも、予想通り過ぎて工夫が足りない。
それをまたあっさり五代は諦め過ぎ。(五代君らしいけど)
駅員はさて置き、バスの運ちゃんが客相手に無礼な態度取るのは、この時代当り前だったんでしょうかねぇ~?
ま~確かに国鉄時代、やたら高飛車な駅員さんは居たが。(笑)
作画も今回アップは綺麗だが、ロングになると影が付いておらず、崩れてたのが残念。
作監の高岡さんはマジカルエミで人気だったアニメーターさんで、あっちでは巧い人という印象持ってたんすが…ピンチヒッターという事で絵に慣れなかったか?修正が間に合わなかったか?
モブにマジカルエミのユッコちゃん&国分寺さんが出演してるのが個人的な楽しみ所。(笑)
「持ち主以外にとっては、只の石ころだから」
坂本のこの台詞が、今回の重要なポイントだったと思う。(微妙に違ってて御免)
自分のプレゼントを後に回しても、彼女だけの宝物を探して渡す。
そこを明確に描けたなら、原作の「星を掴む男」に匹敵する、傑作になったかもしれない。
「星を掴む男」も、響子さんの幼い頃の他愛無い願いを叶えようと、五代が頑張る話だった。
五代の武器は、そんな「彼女への思い遣り」なのだから。
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告ナレは一の瀬さん&朱美さんでした。(ってこのパターンで続ける気か)
【続】
何時、衣替えするべきか悩む…。
それはさて置き、前回の続きです
・第39回「優しさがせつなくて Ⅹmasは恋の予感!」 脚本:伊藤和典 コンテ:小島多美子 演出:向後知一 作画監督:高岡希一
…マスター役の声優さんが読む前回までのナレーションに引き続き後編スタート。
ネタ晴らしになっちゃうんで今回は粗筋書きませんが…正直期待外れに終ったなという印象。(汗)
前編が非常に良く出来てただけに、観る側のハードルが上ってしまった為も有るだろうか?
風で塵が吹き飛ぶ様子、ストーブの描写等、物のリアリティーは流石と感心したけれど。
今回の軸であるところの石のネタ明かしが…個人的には今一だったかなと。
もっと石を贈った旦那の想いを、周囲の想像でも構わないから、描くべきだったと思う。
「響子さんに最初で最後に贈ったプレゼント」が、一体どんなエピソード有って渡されたのかも解らないままじゃあ、クライマックスに感動を連れて来ない。
それと石を巡ってのドタバタが足りない。
大事な石を任されたのに、あっさり電車に忘れてしまう坂本。
トラブルを引き起こしたり、解決の糸口になったり、便利に使われ捲りっすな~坂本は。(笑)
その石があっさりゴミ箱から発見されるのがまた……もう一捻り欲しかった。
苦労して見付けてこそ、五代君の響子への想いが浮彫りにされるというもの!
で、あっさり見付かって、今度は五代のプレゼントが「サヨウナラ」してしまうのも、予想通り過ぎて工夫が足りない。
それをまたあっさり五代は諦め過ぎ。(五代君らしいけど)
駅員はさて置き、バスの運ちゃんが客相手に無礼な態度取るのは、この時代当り前だったんでしょうかねぇ~?
ま~確かに国鉄時代、やたら高飛車な駅員さんは居たが。(笑)
作画も今回アップは綺麗だが、ロングになると影が付いておらず、崩れてたのが残念。
作監の高岡さんはマジカルエミで人気だったアニメーターさんで、あっちでは巧い人という印象持ってたんすが…ピンチヒッターという事で絵に慣れなかったか?修正が間に合わなかったか?
モブにマジカルエミのユッコちゃん&国分寺さんが出演してるのが個人的な楽しみ所。(笑)
「持ち主以外にとっては、只の石ころだから」
坂本のこの台詞が、今回の重要なポイントだったと思う。(微妙に違ってて御免)
自分のプレゼントを後に回しても、彼女だけの宝物を探して渡す。
そこを明確に描けたなら、原作の「星を掴む男」に匹敵する、傑作になったかもしれない。
「星を掴む男」も、響子さんの幼い頃の他愛無い願いを叶えようと、五代が頑張る話だった。
五代の武器は、そんな「彼女への思い遣り」なのだから。
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告ナレは一の瀬さん&朱美さんでした。(ってこのパターンで続ける気か)
【続】