瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん69

2013年05月06日 16時04分22秒 | 漫画&アニメ
東京MX局で「めぞん」の30分前に「ウラシマン」を放送しており、「めぞん」同様に毎回懐かしく観てます。(ちなみにその30分前に放送してる「ポール」も観てたり…大人になってもアニメ漬け;汗)
面白いと思ったのは今のところ、第12回「空飛ぶ真っ赤な天使」と、第23回「戦利品に手を出すな!」の2話。
昭和のアニメは絵に統一感無く、各回はっきりとアニメーターの個性が出る為、手描きの温か味を感じられるのが良い。
なんて事をしみじみと語りつつ、本日も懐かしのあにめぞんレビュー、前回の続きで御座います。


・第69回「水中大乱闘!五代に疑惑のキスマーク!!」脚本:金子裕 コンテ:山本智史 演出:鈴木行 作画監督:中嶋敦子

…前回に引き続き箸休め的な「お遊び編」。
夏と言えば水着!→そう言えば原作にプール行く話が在った!しかも2本!!→よし!この2本をくっ付けて1話にしちゃえ!!――という安易な発想で作ったんだろうか?
原作のタイトル名で言うと、第60話「プールサイドのキスマーク」と、第86話「見栄リクルート」に当るこの2話、話数が離れてる事から解る通り繋がりは全く無い。
それなのに無理矢理合体させたもんだから、2つの話が融合しないまま破綻して終ってる。

五代は周囲に就活で毎日忙しいと見栄張った手前、プールでアルバイトしてるのを隠そうとしたんでは?
あっさり皆の前に水着姿で現れたら、就活と見栄張った意味無いじゃん。
何時の間にか現れ、何時の間にか去った五代について、誰も不審を口にしない不自然。
会員制のセレブなプールに貧乏な五代が独りで来てれば、朱美さん辺り「あんた一体どーやって来たのよ?」と、追求しそうなもんですが。

三鷹さんは犬克服の為に特訓中で、暫く響子さんの前に姿を現さない積りだったんじゃ?
克服してないのに前回は草野球に参加、今回はプールへ誘いに来たりと、なんて意志薄弱な。(笑)
で、登場した割には、婆ちゃんに活躍食われて影が薄いという。

寝惚けて五代の肩にキスマーク付けた事を、恥だっつって口止めしときながら、お喋りな一の瀬さんにバラす坂本も変。
広角スピーカーな一の瀬さんに喋ったら、明日を迎えぬ内に街中へ恥ばら撒かれますぜ旦那!

繋がり無い2話を無理に合体させず、「見栄リクルート」のみを膨らませば良かった。
原作で「プールサイドのキスマーク」は次の話に続くもの。
1話で終らすには無理が有るのに、ましてや別のプール話加える余裕なぞ…。
アニメうる星の時も思ったけど、舞台が同じってだけで、強引に合体させてはならない。
絵が綺麗な事だけが救いでした、水着姿の響子さんがせくすぃー、カメラもっと下向けて!!

(個人的評価)脚本× 演出× 作画○ …今回の予告は五代を除く一刻館住人達と婆ちゃん。婆ちゃんが予告に登場するのは今回で最後かも。



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