成人の日は天気が荒れ易いと言うが……こちら関東も大雪です。
明日の朝が怖い、仕事お休みしたい。
気分はホワイトクリスマス、前回の続きで御座います。
クルーザー降りてハウステンボス本土に上陸。
パーク内のお客はまだ少なかった。
冬場はイルミネーションを観るのが目的で、夕方から来る人が多いのだそうな。
正月明け~2月迄は開園が1時間遅くなるので注意。(→http://www.huistenbosch.co.jp/guide/opentime/)
この日の昼食は吉翠亭に予約を入れていた。
12時半の予約なので、まだ1時間以上余裕有る。
「何処か寄ろうか?」、「何処でも良いよ」と言われ、取敢えず土産屋が集合する区域、ビネンスタッドへと足を向けた。
場内中央に位置するアレキサンダー広場を、各種専門店が扇形に囲んで街並みを造ってる。
その内でドーム屋根を持つショッピングモールはパサージュと呼ばれており、女性が好みそうなファッション雑貨を扱う店が主となって構成されている。
最近ワンピースのグッズショップが入ったりとカオスだったが。
あ、でも今回行ったらワンピショップ無くなってた。
ニュースタッドにワンピのアトラクションが出来た関係で、そっちへ移店したっぽい。
(「SLOEP ~スループ~」→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002317.html)
てか港地区スパーケンブルグでは「シャボンディハウス」営業してるし、サウザンドサニー号でも船内ショップがオープンしている。
着々と営業拡大してるワンピース、流石は海賊王である。
ここでちょっと纏め、去年12月にパサージュ入ってた店は以下の通り――
・クロントン…アジアンテイストな雑貨
・ソルスィエール…ヨーロッパ直輸入のファッション雑貨
・ラ・パレット…ハンドメイド・アンティークなファッション雑貨
・ア・ビアント…幅広いサイズから選べるファッションセレクトショップ
・Happy…皮アクセサリー専門店、パーツ選びから出来てオリジナルの物が作れる。
・クート…ムーミン等のユーロピアンキャラクターグッズ店、去年12月はサンタハウス併設してました。
・ローズテラス…薔薇雑貨店
・Pencils…世界(主にヨーロッパ)の珍しい文房具を揃える店、ここについては後で紹介する積り。
・グリッター…長崎特産大村真珠の専門店
・柿右衛門ギャラリー…世界に誇る名磁器、柿右衛門の作品ギャラリー(販売もしてます。)
・ギャラリーハウス…ステンドグラス専門店(「ビス」って店名は止めたのだろうか?)
・パンドラ…オルゴールギャラリー
初期の高級ブティックモールに雰囲気が戻って来てる様な気がする。
ワンピースショップを移店させた理由も区画整理の為だろう。
個人的にワンピ関連施設はスパーケンブルグに集中させた方が良いと考えてるので、この区画整理は歓迎。
ハウステンボス・ルネッサンス、街よ(なるべく)初期の姿に戻れ。
かつて在ったチューリップ染め雑貨店「エステラ」が、「ラ・パレット」と統合なんかして再オープンなら嬉しい。
今回最も嬉しかったのが、オルゴールの「パンドラ」復活。
かつてミュージアムスタッドには、クラシックオルゴールのミュージアム、「オルゴール・ファンタジア」が在った。
現在はホラー館「ゴースト・ウエディング ~カロヨンミュージアム~」に変身、幾台かのダンスホール・オルガンはそのまま置かれており観る事が出来る。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/000403.html)
現在の施設もそれなりに楽しめて好きなんすが、元のオルゴールミュージアムを未だに懐かしく思い返さなくもない。
で、そのオルゴール・ファンタジア内に在ったショップの名が「パンドラ」。
今回、同名での店再オープンは、施設の復活をも期待出来て、旧いファンにとっては嬉しい。
というわけで母を連れ寄ってみたら、シーズン柄クルミ割り人形のオルゴールが、多数陳列されていた。
ゆるかわキャラ好きの心を擽る縫ぐるみオルゴールも有。
写真のカピバラさんオルゴールは口元の林檎を引っ張ると曲が流れる仕組み。
ペンギンさんオルゴールの場合は引っ付いてる雛を引っ張ると曲が流れる。
可愛過ぎ、縫ぐるみ大好きな母は、同じく縫ぐるみ大好きな弟への土産にかこつけて、買おうか買うまいか長い事悩んでた。
結局買わなかったけど。
あと磁石付チューリーちゃんが曲に合せクルクル踊るオルゴールも可愛かったが買わなかった。
次回行った時買ってしまうかもしれない、ヤバイヤバイ。
店内奥はミュージアムになっていて、こちらのスペースは有料。(料金300円、とくとくチケット持ってるなら無料)
創られた当時のオルゴールは「オーケストリオン」と呼ばれる自動演奏楽器。
ダンスホールで演奏するのが目的だった為、サイズもかなり大きかった。
それが次第に小型化し、現在のオルゴールとなってく歴史を、ミュージアムのスタッフがガイドしてくださる。
御覧の通り写真撮影OK、時間潰しに最適。
(パンドラ→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002565.html)
リクエストすれば展示してあるオルゴールの殆どを視聴可能。
偶に調整中で聴けなかったりするかもしれんが…何せ時代物なので。(笑)
写真の「シンギングバード」って作品は、ゼンマイを刺して動かすと本物の鳥そっくりの鳴声で、清らかな音色を聴かせてくれる。
篭の中の鳥の羽は本物を使用してるんだそう、昔の職人の拘りハンパ無ぇ。
上の写真(右)のオルゴールの内部に、筒型でトゲトゲの物がセットされてるのが見えるでしょうか?
これは「シリンダー」と呼ばれる物で、オルゴール(自動演奏楽器)にとっての楽譜。
ダンスホール・オルガン時代は「ブック」と呼ばれる、穴ボコ開いた本を楽譜に演奏してたのが、時代を経てシリンダーに取って代わられたんだと。
植え込まれた棘を読み込む事で曲を演奏するこのタイプは、現在でもスイスのリュージュ社で造られてるらしい。
(→http://www.reuge.co.jp/)
サイトを閲覧したら日本の香蘭社とコラボしたりしてんのね。
上の写真(左)のオルゴールは「カテドラル(城)」と言う作品。
昔のクリスマスソングを数曲演奏、クリスマスに合せ貴族が造らせたのだろうか?
どれもオルゴールファンタジアで観た事の有る懐かしい作品ばかり。
この曲芸ピエロ君オルゴールなんか、特に記憶に残る逸品ですね。
逆立ちした後、彼は得意気に顔を前に向け、決めポーズしてくれる。
上の(右)写真、山小屋オルゴールは中が空で、宝石箱に使える。
泥棒の目を眩ます為のアイディアか?でも多分高確率で見付かると思う。
シリンダータイプから更に時を経ると、上の(左)写真の様なディスクタイプのオルゴールが主流になる。
このディスク(円盤)がレコード、そしてCDの御先祖様だって事は説明要らんでしょう。
一通り観終わる頃には正午近くになっていた。
12時~ワールドバザールステージでオークションが始まるという事でそちらへ移動。
ハウステンボス名物、オランダ式競り下げオークション。
元の値段から徐々に下がってく商品をお得にゲット。
司会のお姉さんが掲示してく値段で、手に入れたいと思えば挙手するシステム。
ただボタンを押して決めてたランガダイク時代と違い、大抵の場合数人が同時に挙手する。
そうなるとジャンケンで決めるので、ランガダイク時代より難易度が上ってしまった。
この時はまだ園内にはそんなに人居なかったんだけど、会場の席は全部埋まってた=ライバルが多いという事。
しかも購買意欲の高い家族客中心の為か、誰も手を挙げずに流れてしまう商品は無かった。
皆さんノリ良い~。
私の母はここのオークションの中毒。
園内居る間中ずっと参加していて、司会役のお姉さんに顔を覚えられる程。(笑)
この時も競りにかけられた8品全て挙手したんだが、ライバルに阻まれ手に入れられたのは1品のみでした。
波長が余程合ったのか、或るお子様と毎回取り合ってね~、ジャンケン3度勝負してオール負け。
4度目の対決でやっとクリームチーズ2個+ターフルソースのセットを獲得出来たのです。(笑)
最近のオークションは明らかに不人気商品との抱合セットが目立つが、職場や近所への土産を多く購入する必要有る人には有難いイベント。
末永く続いて欲しいものです。
現在は1日2回開催してるもよう。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule_guide.php#573)
【続】
明日の朝が怖い、仕事お休みしたい。
気分はホワイトクリスマス、前回の続きで御座います。
クルーザー降りてハウステンボス本土に上陸。
パーク内のお客はまだ少なかった。
冬場はイルミネーションを観るのが目的で、夕方から来る人が多いのだそうな。
正月明け~2月迄は開園が1時間遅くなるので注意。(→http://www.huistenbosch.co.jp/guide/opentime/)
この日の昼食は吉翠亭に予約を入れていた。
12時半の予約なので、まだ1時間以上余裕有る。
「何処か寄ろうか?」、「何処でも良いよ」と言われ、取敢えず土産屋が集合する区域、ビネンスタッドへと足を向けた。
場内中央に位置するアレキサンダー広場を、各種専門店が扇形に囲んで街並みを造ってる。
その内でドーム屋根を持つショッピングモールはパサージュと呼ばれており、女性が好みそうなファッション雑貨を扱う店が主となって構成されている。
最近ワンピースのグッズショップが入ったりとカオスだったが。
あ、でも今回行ったらワンピショップ無くなってた。
ニュースタッドにワンピのアトラクションが出来た関係で、そっちへ移店したっぽい。
(「SLOEP ~スループ~」→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002317.html)
てか港地区スパーケンブルグでは「シャボンディハウス」営業してるし、サウザンドサニー号でも船内ショップがオープンしている。
着々と営業拡大してるワンピース、流石は海賊王である。
ここでちょっと纏め、去年12月にパサージュ入ってた店は以下の通り――
・クロントン…アジアンテイストな雑貨
・ソルスィエール…ヨーロッパ直輸入のファッション雑貨
・ラ・パレット…ハンドメイド・アンティークなファッション雑貨
・ア・ビアント…幅広いサイズから選べるファッションセレクトショップ
・Happy…皮アクセサリー専門店、パーツ選びから出来てオリジナルの物が作れる。
・クート…ムーミン等のユーロピアンキャラクターグッズ店、去年12月はサンタハウス併設してました。
・ローズテラス…薔薇雑貨店
・Pencils…世界(主にヨーロッパ)の珍しい文房具を揃える店、ここについては後で紹介する積り。
・グリッター…長崎特産大村真珠の専門店
・柿右衛門ギャラリー…世界に誇る名磁器、柿右衛門の作品ギャラリー(販売もしてます。)
・ギャラリーハウス…ステンドグラス専門店(「ビス」って店名は止めたのだろうか?)
・パンドラ…オルゴールギャラリー
初期の高級ブティックモールに雰囲気が戻って来てる様な気がする。
ワンピースショップを移店させた理由も区画整理の為だろう。
個人的にワンピ関連施設はスパーケンブルグに集中させた方が良いと考えてるので、この区画整理は歓迎。
ハウステンボス・ルネッサンス、街よ(なるべく)初期の姿に戻れ。
かつて在ったチューリップ染め雑貨店「エステラ」が、「ラ・パレット」と統合なんかして再オープンなら嬉しい。
今回最も嬉しかったのが、オルゴールの「パンドラ」復活。
かつてミュージアムスタッドには、クラシックオルゴールのミュージアム、「オルゴール・ファンタジア」が在った。
現在はホラー館「ゴースト・ウエディング ~カロヨンミュージアム~」に変身、幾台かのダンスホール・オルガンはそのまま置かれており観る事が出来る。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/000403.html)
現在の施設もそれなりに楽しめて好きなんすが、元のオルゴールミュージアムを未だに懐かしく思い返さなくもない。
で、そのオルゴール・ファンタジア内に在ったショップの名が「パンドラ」。
今回、同名での店再オープンは、施設の復活をも期待出来て、旧いファンにとっては嬉しい。
というわけで母を連れ寄ってみたら、シーズン柄クルミ割り人形のオルゴールが、多数陳列されていた。
ゆるかわキャラ好きの心を擽る縫ぐるみオルゴールも有。
写真のカピバラさんオルゴールは口元の林檎を引っ張ると曲が流れる仕組み。
ペンギンさんオルゴールの場合は引っ付いてる雛を引っ張ると曲が流れる。
可愛過ぎ、縫ぐるみ大好きな母は、同じく縫ぐるみ大好きな弟への土産にかこつけて、買おうか買うまいか長い事悩んでた。
結局買わなかったけど。
あと磁石付チューリーちゃんが曲に合せクルクル踊るオルゴールも可愛かったが買わなかった。
次回行った時買ってしまうかもしれない、ヤバイヤバイ。
店内奥はミュージアムになっていて、こちらのスペースは有料。(料金300円、とくとくチケット持ってるなら無料)
創られた当時のオルゴールは「オーケストリオン」と呼ばれる自動演奏楽器。
ダンスホールで演奏するのが目的だった為、サイズもかなり大きかった。
それが次第に小型化し、現在のオルゴールとなってく歴史を、ミュージアムのスタッフがガイドしてくださる。
御覧の通り写真撮影OK、時間潰しに最適。
(パンドラ→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002565.html)
リクエストすれば展示してあるオルゴールの殆どを視聴可能。
偶に調整中で聴けなかったりするかもしれんが…何せ時代物なので。(笑)
写真の「シンギングバード」って作品は、ゼンマイを刺して動かすと本物の鳥そっくりの鳴声で、清らかな音色を聴かせてくれる。
篭の中の鳥の羽は本物を使用してるんだそう、昔の職人の拘りハンパ無ぇ。
上の写真(右)のオルゴールの内部に、筒型でトゲトゲの物がセットされてるのが見えるでしょうか?
これは「シリンダー」と呼ばれる物で、オルゴール(自動演奏楽器)にとっての楽譜。
ダンスホール・オルガン時代は「ブック」と呼ばれる、穴ボコ開いた本を楽譜に演奏してたのが、時代を経てシリンダーに取って代わられたんだと。
植え込まれた棘を読み込む事で曲を演奏するこのタイプは、現在でもスイスのリュージュ社で造られてるらしい。
(→http://www.reuge.co.jp/)
サイトを閲覧したら日本の香蘭社とコラボしたりしてんのね。
上の写真(左)のオルゴールは「カテドラル(城)」と言う作品。
昔のクリスマスソングを数曲演奏、クリスマスに合せ貴族が造らせたのだろうか?
どれもオルゴールファンタジアで観た事の有る懐かしい作品ばかり。
この曲芸ピエロ君オルゴールなんか、特に記憶に残る逸品ですね。
逆立ちした後、彼は得意気に顔を前に向け、決めポーズしてくれる。
上の(右)写真、山小屋オルゴールは中が空で、宝石箱に使える。
泥棒の目を眩ます為のアイディアか?でも多分高確率で見付かると思う。
シリンダータイプから更に時を経ると、上の(左)写真の様なディスクタイプのオルゴールが主流になる。
このディスク(円盤)がレコード、そしてCDの御先祖様だって事は説明要らんでしょう。
一通り観終わる頃には正午近くになっていた。
12時~ワールドバザールステージでオークションが始まるという事でそちらへ移動。
ハウステンボス名物、オランダ式競り下げオークション。
元の値段から徐々に下がってく商品をお得にゲット。
司会のお姉さんが掲示してく値段で、手に入れたいと思えば挙手するシステム。
ただボタンを押して決めてたランガダイク時代と違い、大抵の場合数人が同時に挙手する。
そうなるとジャンケンで決めるので、ランガダイク時代より難易度が上ってしまった。
この時はまだ園内にはそんなに人居なかったんだけど、会場の席は全部埋まってた=ライバルが多いという事。
しかも購買意欲の高い家族客中心の為か、誰も手を挙げずに流れてしまう商品は無かった。
皆さんノリ良い~。
私の母はここのオークションの中毒。
園内居る間中ずっと参加していて、司会役のお姉さんに顔を覚えられる程。(笑)
この時も競りにかけられた8品全て挙手したんだが、ライバルに阻まれ手に入れられたのは1品のみでした。
波長が余程合ったのか、或るお子様と毎回取り合ってね~、ジャンケン3度勝負してオール負け。
4度目の対決でやっとクリームチーズ2個+ターフルソースのセットを獲得出来たのです。(笑)
最近のオークションは明らかに不人気商品との抱合セットが目立つが、職場や近所への土産を多く購入する必要有る人には有難いイベント。
末永く続いて欲しいものです。
現在は1日2回開催してるもよう。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule_guide.php#573)
【続】
パンドラは根強くファンが残ってますから…何時かオルゴールファンタジア自体が復活すると良いなぁ。
現ゴーストタウンも楽しいけれど、数年経れば飽きられるでしょう。
長い目で見ればオルゴール博物館の方が息が長そうなコンテンツ、ホラー館は1つだけで充分じゃないかとね。