瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

東京會舘のマロンシャンテリー

2021年02月07日 15時46分48秒 | ただいまおかえり(雑記)
コロナ禍の影響で、本来滅多に食べられない名店の味覚が手に入る様になりました。
例えば東京會舘の伝統菓子「マロンシャンテリー」。
雑誌等で存在は知ってても、以前は手の届かぬスイーツでした。
何故なら東京會舘は宴会場・結婚式場・高級レストラン事業を展開する企業、その本館なんて庶民の自分には気安く入れぬ敷居の高い場所だったのです。
けどコロナ禍で本業である結婚式や宴会を控える人が増えて、企業の業績が低迷してる為でしょうかねえ?
珍しくもバレンタイン・デー・イベントに合わせ、池袋東武デパート8階催事場に、東京會舘が御自慢のスイーツを出品しとるのですよ!(電子カタログ47頁目を参照の事→https://my.ebook5.net/tobu-ike/valentinday_catalog/)
今まで高嶺から降りて来なかった東京會舘が…デパートへ卸すにしても日本橋三越本店とか高島屋とか、日本橋・銀座界隈から滅多に出て来なかった東京會舘が、埼玉県民ご利用の東京への玄関口「池袋」に建つデパートに初出店なんて、意地の悪い言い方になるけど、余程追い詰められてんだなぁって同情します。

「日本の洋菓子の祖として知られる、東京會舘初代製菓長、勝目清鷹(1900~1972年)がモンブラン(白い山のデザート)を見て、1950年頃、日本人向けにアレンジして発案したと言われています。
 朝日に輝く頂の新雪の様に眩い生クリームの山の中には、金色に輝く栗が隠れています。
 このデザートは、生クリームと栗のシンプルなデザートだからこそ、パティシエの腕と素材が問われるお菓子なのです。」(←東京會舘HPの紹介文抜粋)

初めて食べたマロンシャンテリーは、期待に違わず素晴らしい味でした。
山と盛られた生クリームは品の良い甘さで、しつこく感じない。
中に隠された黄金色の栗は、滑らかな舌触りから、丁寧に裏漉しされてる事が解る。


↑バレンタイン・デーのイベントに合わせ、マロンシャンテリーのショコラ・バージョンも出品されてました。
他にボンボン・ショコラとか、季節のプティフール詰め合わせは売り切れで入荷待ちの状態でした。
マロンシャンテリーにも言える事ですが、ここのお菓子は見た目からして美しく、興味を惹かれます。
クリームの絞り方が凡人とは違う、プロフェッショナルの技です。
売ってる店員さん達全員が物腰柔らかく丁寧な応対振りで、さながら一流ホテルのコンシェルジュみたいだった事も印象に残りました。

お値段半端なく高いけど、一度買ってみたいって人は、オンラインショップをご利用ください。
敢えて高い敷居を乗り越えて、本館1階ペストリーショップを訪ねるのも良いかと。
可愛い瓢箪型のシュークリームは、オンラインショップでは購入出来ないらしいので。

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