はぁい♪ミス・メリーよ♪
商店街へ行くと買い物客でごった返していて年末を感じるわ。
今日あたり、お重に詰める黒豆、数の子、海老、昆布巻、栗きんとん等々、縁起良い食品を沢山買い込む人居るでしょうね。
一方ヨーロッパの国では12月20日頃からクリスマス休暇に入り、多くの商店がシャッター下ろしちゃうから、12月初めに大忙しで買い物を済ませる人が多いと聞くわ。
「クリスマスマーケット」も、クリスマスイブからお休みするんですって、観光客は要注意ね!
クリスマスと正月を別個に祝う日本と違い、キリスト教国ではクリスマスの中に正月も含まれるから、日本人からすればクリスマスと正月の休暇が地続きに見える、それにお祝いの仕方もクリスマスと正月で殆ど変わらない様に見えるわけ。
前置きはここまでにして、第10夜目に採り上げる「クリスマスに纏わる植物」は──「アーモンド」よ!
「アーモンド」はバラ科サクラ属の落葉高木、なので桜や桃に似た花が咲いて、梅に似た実を付けるの。
実の果肉は薄くて食用に適さないらしいけど、種子の部分は食用にされるわ。
貴方もローストアーモンドやアーモンドチョコを食べるでしょ?
それに砕いて粉にした物は製菓材料に使われるわね。
ペースト状に練ってマジパン細工にしたり、メレンゲを加えて固めてヌガーにしたり、フィナンシェ、マカロン等の焼き菓子の材料に使ったり…メリーなんだかお腹が減って来たわ!
種子から絞ったアーモンドミルクやアーモンドオイルも、世界中で料理などに使われているわね。
耕作法を知らなかった大昔の人々にとって、木の実は貴重な食料だったのよ。
旧い年と新しい年の節目に当たる冬至の日には、初心に立ち返る意味で大昔に食べた物を食卓に並べるの。
だからクリスマスから年始にかけて、アーモンド等のナッツ類を使った料理やお菓子が多く出回るわ。
例えば、ドイツでクリスマスマーケットの定番スイーツ、「ゲブランテ·マンデルン」は、シナモンが香る飴焼きアーモンド。
ギリシャのクリスマス定番スイーツの「クラビエデス」は、クラッシュアーモンド入りのバタークッキー。
スペインのクリスマス定番スイーツの「トゥロン」や「マサパン」も、アーモンドの粉で作られるわね。
それからフランス北部にはエピファニーの祝い菓子として、パイ生地にアーモンドクリームを詰めた「ガレット・デ・ロワ」が有るわ。
「ガレット・デ・ロワ」の場合、中にお神籤的に仕込む「フェーヴ」が元は「そら豆」だった点から考察するに、中のクリームも最初「アーモンド」ではなく、「そら豆」で作っていたかもしれない…「豆」も種子同様、生命力の象徴として、年の節目に食べる物だから…日本でも黒豆を正月のお祝いに食べるわよね──って「豆」に焦点が移りそうだから、一旦ここで打ち切るわ(汗)。
キリスト教の正典とされる旧約聖書に、「モーセの兄アロンの杖は、あめんどう(アーモンド)の木で作られており、その杖が芽を出し花が咲いて実を結んだ事から、イスラエルの祭司族の祖となるレビが選ばれた」と記述有る点から、古来「アーモンド」は神木の扱いを受けたのは確か。
それだからクリスマスの日に、伝統として口にされるのかもしれないわね。
ここで今夜歌うクリスマスソングを紹介──「荒野(あらの)の果てに」♪
原題はフランス語で「Les Anges dans nos Campagnes」、1842年フランスの賛美歌集が初出との事だけど、一説には18世紀から教会で歌われていたと云われる聖歌よ。
英語圏でのタイトルは「Angels we have heard on high」、日本では讃美歌の第106番として聖歌集に載ってるわ。
歌詞中の「 イン・エク・セル・シス・デオ」は、ラテン語で「Gloria in excelsis Deo」と書き、「いと高き処、神に栄光あれ」を意味する言葉。
神々しい雰囲気で人気のクリスマスキャロルよ。
歌はこちらを参考にねv
今夜の話はこれでお終い、また明日、大晦日も一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
荒野の果てに♪ 夕日は落ちて♪
妙なる調べ♪ 天より響く♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
羊を守る♪ 野辺の牧人♪
天なる歌を♪ 喜び聞きぬ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
御歌を聞きて♪ 羊飼いらは♪
馬槽(まぶね)に伏せる♪ 御子を拝みぬ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
今日しも御子は♪ 生まれ給いぬ♪
よろずの民よ♪ 勇みて歌え♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~ェ~~オ~~~~~♪
…こんばんは、びょりです。
写真は2009年5月にハウステンボス、旧フォレストガーデンにて撮影した、「アーモンド」の実です。
実は再掲だったりする^^;
「そら豆」も良く考えたらクリスマスに纏わる植物だった──と、終わった後でメリーさんが呟いてました(笑)。
商店街へ行くと買い物客でごった返していて年末を感じるわ。
今日あたり、お重に詰める黒豆、数の子、海老、昆布巻、栗きんとん等々、縁起良い食品を沢山買い込む人居るでしょうね。
一方ヨーロッパの国では12月20日頃からクリスマス休暇に入り、多くの商店がシャッター下ろしちゃうから、12月初めに大忙しで買い物を済ませる人が多いと聞くわ。
「クリスマスマーケット」も、クリスマスイブからお休みするんですって、観光客は要注意ね!
クリスマスと正月を別個に祝う日本と違い、キリスト教国ではクリスマスの中に正月も含まれるから、日本人からすればクリスマスと正月の休暇が地続きに見える、それにお祝いの仕方もクリスマスと正月で殆ど変わらない様に見えるわけ。
前置きはここまでにして、第10夜目に採り上げる「クリスマスに纏わる植物」は──「アーモンド」よ!
「アーモンド」はバラ科サクラ属の落葉高木、なので桜や桃に似た花が咲いて、梅に似た実を付けるの。
実の果肉は薄くて食用に適さないらしいけど、種子の部分は食用にされるわ。
貴方もローストアーモンドやアーモンドチョコを食べるでしょ?
それに砕いて粉にした物は製菓材料に使われるわね。
ペースト状に練ってマジパン細工にしたり、メレンゲを加えて固めてヌガーにしたり、フィナンシェ、マカロン等の焼き菓子の材料に使ったり…メリーなんだかお腹が減って来たわ!
種子から絞ったアーモンドミルクやアーモンドオイルも、世界中で料理などに使われているわね。
耕作法を知らなかった大昔の人々にとって、木の実は貴重な食料だったのよ。
旧い年と新しい年の節目に当たる冬至の日には、初心に立ち返る意味で大昔に食べた物を食卓に並べるの。
だからクリスマスから年始にかけて、アーモンド等のナッツ類を使った料理やお菓子が多く出回るわ。
例えば、ドイツでクリスマスマーケットの定番スイーツ、「ゲブランテ·マンデルン」は、シナモンが香る飴焼きアーモンド。
ギリシャのクリスマス定番スイーツの「クラビエデス」は、クラッシュアーモンド入りのバタークッキー。
スペインのクリスマス定番スイーツの「トゥロン」や「マサパン」も、アーモンドの粉で作られるわね。
それからフランス北部にはエピファニーの祝い菓子として、パイ生地にアーモンドクリームを詰めた「ガレット・デ・ロワ」が有るわ。
「ガレット・デ・ロワ」の場合、中にお神籤的に仕込む「フェーヴ」が元は「そら豆」だった点から考察するに、中のクリームも最初「アーモンド」ではなく、「そら豆」で作っていたかもしれない…「豆」も種子同様、生命力の象徴として、年の節目に食べる物だから…日本でも黒豆を正月のお祝いに食べるわよね──って「豆」に焦点が移りそうだから、一旦ここで打ち切るわ(汗)。
キリスト教の正典とされる旧約聖書に、「モーセの兄アロンの杖は、あめんどう(アーモンド)の木で作られており、その杖が芽を出し花が咲いて実を結んだ事から、イスラエルの祭司族の祖となるレビが選ばれた」と記述有る点から、古来「アーモンド」は神木の扱いを受けたのは確か。
それだからクリスマスの日に、伝統として口にされるのかもしれないわね。
ここで今夜歌うクリスマスソングを紹介──「荒野(あらの)の果てに」♪
原題はフランス語で「Les Anges dans nos Campagnes」、1842年フランスの賛美歌集が初出との事だけど、一説には18世紀から教会で歌われていたと云われる聖歌よ。
英語圏でのタイトルは「Angels we have heard on high」、日本では讃美歌の第106番として聖歌集に載ってるわ。
歌詞中の「 イン・エク・セル・シス・デオ」は、ラテン語で「Gloria in excelsis Deo」と書き、「いと高き処、神に栄光あれ」を意味する言葉。
神々しい雰囲気で人気のクリスマスキャロルよ。
歌はこちらを参考にねv
今夜の話はこれでお終い、また明日、大晦日も一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
【荒野の果てに】
荒野の果てに♪ 夕日は落ちて♪
妙なる調べ♪ 天より響く♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
羊を守る♪ 野辺の牧人♪
天なる歌を♪ 喜び聞きぬ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
御歌を聞きて♪ 羊飼いらは♪
馬槽(まぶね)に伏せる♪ 御子を拝みぬ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~ェ~オ~~~~♪
今日しも御子は♪ 生まれ給いぬ♪
よろずの民よ♪ 勇みて歌え♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~オ♪
グロ~~ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~~♪ ォォォォォ~リア♪
イン・エク・セル・シス・デ~~ェ~~オ~~~~~♪
…こんばんは、びょりです。
写真は2009年5月にハウステンボス、旧フォレストガーデンにて撮影した、「アーモンド」の実です。
実は再掲だったりする^^;
「そら豆」も良く考えたらクリスマスに纏わる植物だった──と、終わった後でメリーさんが呟いてました(笑)。