桜の開花宣言が出た今日 ポカポカ陽気であります
来週も暖かい日が続くようですので、例年のような新入社員の方が花見の場所取りをすることが初仕事と言われる4月の花見時期よりも、随分と早い花見になりそうですね
そんな陽気の中、お仕事に前にランチをいただきましょうと、日本橋をブラブラと散策していますと行列している1軒のお店を見つけます
何のお店かと覗いてみますと“ぜいたく丼”の文字が… どうやらココは海鮮丼の専門店であるようです
ならば、時間に制約がありながらも、ちょっと並んでみましょうと列の最後尾についてみます
待つこと1時間
ようやく暖簾を潜りますと、そこは高級なお寿司屋さんかと思わせるカウンター12席のお店 小さなお店ではありますが、席の間隔はそれほどに窮屈差を感じることがない落ち着いた雰囲気であります
カウンターの中で調理をする板前さんスポットが当たり、まるでキッチンスタジアムのような演出でオシャレ感もたっぷりのお店であります
ココで提供される商品は“ごちそう丼”と呼ばれる海鮮丼でありまして、その基本となるネタにいくらやカニを増やすことで、松・竹・梅と特上とランクアップしていくものだけ
この海鮮丼が特徴的でありまして…
細かく切られたマグロやカンパチなどいくつかのネタを、調味料とともにボールで合わせたあと、丼に盛り付けられます
その姿はちょっとしたタワーのようでありまして、カメラを構えていますとだんだんど傾いて倒れそうになるほどの豪快さなのです
そんな丼にかける醤油にはあらかじめ卵の黄身が合せられていますので、たっぷりとかけてもまろやかな味わい いただくのも豪快に掻き込めそうですし、単調になりがちな食感と風味も、大葉の香りやキュウリの食感のお蔭で最後まで飽きることなくいただけるってトコロにも工夫が感じるモノであります
さらにゴマダレで調味された鯛の刺身が添えられていまして、それをそのままいただくのも美味しいのですが、これを少し残しておいて、鯛出汁をいただいて鯛茶漬けとしていただくのがまた美味しくて…
白濁した鯛出汁のコクは癖になりそうですね
薬味として添えられているわさびを上手く使えば、一度に二度三度美味しい丼がいただけるってトコロが人気なのかもしれませんね
このお店、幼馴染だという人気天丼店「日本橋金子半之助」とつけ麺の「つじ田」のオーナーが共同経営するお店らしく、二人が子供の頃によく食べた金子さんの実家である和食店の賄丼を再現したものなのだとか
店舗良し、料理良し しかし、気になるのはカウンターの真ん中に立つ板長らしき調理人の横柄な接客態度でありまして…
この一点だけが残念なお店でありました
【日本橋海鮮丼 つじ半】
東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル1F
03-6262-0823