美酒×美食サロンvol.1
『日本橋ゆかりで味わう米焼酎と季節の昼膳~春~』なるイベントにお誘いいただきまして、お邪魔して参りました
美酒とあるのですが、ワタシはお酒が飲めないのですが…
とお誘いいただいた方に相談したところ、飲めそうな顔をしているから大丈夫と、“顔”パスで参加させていただくことを許されたのであります
会場は「日本橋 ゆかり」 三代続く、日本橋の名店でありますね
メディアにも取り上げられ続けるる三代目から料理のお話を伺いながら、美味しい米焼酎ともにいただく日本料理の神髄
宴に参加されている30名ほどの方々とともに宴を楽しみましょう
スープ代わりと言うところでしょうか? 3層に重ねられた茶わん蒸しのような料理から始まります
冷製のそれは、可愛いグラスに入れられており、涼しさを感じさせるものであり、つるんとした食感が楽しいモノでありました
そして前菜
空豆に緑にサーモンやエビのピンク色 彩り美しく盛り付けられた季節の料理に舌鼓を打ちます
特製の納豆を使ったソースをたっぷりとかけていただく、かつをやイカ、カンパチ、ほたての刺身
たっぷりと乗せられた、大根や大葉のつまと一緒にソースで和えていただくのだそうですが… よほど自信があるソースらしく、それをたっぷりとかけてと強調されますので、添えられていたソースをすべてかけてみますと塩味がきつくて、つまは食べることが出来ませんでした
とは言え、納豆の臭みを消した、魚の胆をソースにしたような風味がするこのソースは面白いものでありましたし、お刺身の旨みを閉じ込めるために表面を軽く炙ってあったりと、きちんとした仕事を感じさせるモノでありました
そして、てんぷらや煮物と続きまして〆のご飯
うるち米とのブレンドは、モチッとした食感が楽しい炊き込みご飯でありました
ご飯一緒に供されるお味噌汁の美味しさは、出汁が効いたものでありまして、さすがと唸らせるに十分なモノでありました
そして、今日の宴に相応しく、麹を使ったデザートであります
杏仁の代わりに麹を使ったような流しものに、これまた焼酎を含ませたようなジュレが掛けられていまして…
大人が集う宴にピッタリなモノでありました
老舗と言う暖簾
それを笠に着ることなく守り通していただきたいものでありますが、こちらのお店のサービスは酷いものでありますね
決められた時間の中で料理を提供しないとならないということもわかりますが、食べ終わった器を片っ端から下げていく姿からは、もてなしの気持ちを感じることが出来ませんね
1Fで少人数の食事会であればこのようなことも無いのかも知れませんが、ちょっと残念なことでありました
【日本橋ゆかり】
東京都中央区日本橋3-2-14 KNビル1F
03-3271-3436