新橋や上野で焼鳥専門店を展開している会社が、老舗店が連なる人形町に和食居酒屋を出店
23日のオープンを前にレセプションへとお招きにあずかります
バルの出店で賑わう人形町交差点から2分ほど歩いたトコロにひっそりと佇むようにありまして…
ちょっと隠れ家的にも思える大人な雰囲気がステキな雰囲気は敷居が高いようにも感じれるのですが、「居酒屋以上割烹未満」をコンセプトに経験豊富な料理長が奏でる"和"の世界が楽しめます
お店に入りますと…
赤と黒で引き締められた壁面と、目の前で調理する姿が臨めるカウンター席がお出迎え
奥には20人弱が入れる個室がありますので、カップルでカウンター席に座るのも良いですし、ちょっとしたグループでお部屋を利用するのも良いですね
お通しとして提供されたのは何と白子ポン酢でありまして…
このトロンとした食感が堪りませんねぇ
そして目の前で料理長の包丁捌きが見られるお刺身の3種盛り
こちらでは朝〆たばかりの関あじや関さばが夕方にはお店に届けられるってことで、そのピチピチとコリコリが楽しめるはずなのですが… 残念ながら、時化の影響で今日のお披露目には提供できなかったとのこと
高級なブランドである関あじや関さばを手が届くお値段で提供していただけるってことですから、コレはまたの機会にってことですね
そして、出汁巻き卵や海老真薯
これこそ、和食の調理人がいるからこその美味しさでありまして…
たっぷりのネギが降られた出汁巻はシンプルながらもそのネギの香りがアクセントになっていますし、プルンプルンとした食感の真薯も見事でありました
そしてそして… こちらのお店の看板メニューに仕上げたいと言うのがコレ
「海鮮宝石蒸し」と名付けられた茶わん蒸しでありまして、ウニやイクラにキャビアと贅沢な食材が乗せられていまして…
その見た目の美しさに満足していますと中からは牡蠣や白子が出てきまして、これ以上ないほどの贅沢な茶わん蒸しですね
牡蠣の旨みと香りが良い感じでありますし、ウニのトロンとした食感と甘みがそれを引き立ててくれますので、コレは必食の商品ですね
〆には鮭といくらの土鍋ごはんをいただきます
炊きたての香り高い艶々なご飯でありますから、これが美味しくないはずがないとの期待を遙かに超える仕上がりでありまして…
鮭の切り身をほぐしながらご飯を混ぜますと鍋底に出来るお焦げの芳ばしい香りが漂いますし、イクラのプチプチや漬け込まれたタレがご飯と混ざることでの旨みがありまして…
もう、一気に食べちゃいそうですね
さらにさらに…
料理長が手作りすると言う「ずんだの大福」はとっても上品な甘みであるだけでなく、ずんだの香りが活きている優れモノ
温かいお茶と一緒にいただけば最高ですね
最近若いモノが集まるバルで賑わう人形町でありますが、こう言ったお店が出来ることで大人が集う街を取り戻してくれれば…
そんな大きなことまで考えてしまいそうなステキなお店がオープンすることはホントにうれしいことです
【美酒嘉肴 楽庵】
東京都中央区日本橋人形町2-24-4 にほんばしコスモ15ビル1F
03-6264-9559