年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『元祖瓦そば たかせ』 下関市民のソウルフードである瓦そば これまでいただいた茶そばとは異なるおいしさを味わいます

2018-10-20 23:06:49 | 中国
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折角、山口まで来ているのだからと…
古くからの観光地である萩や秋吉台ではなく、インスタ映えするとのことで新しい名所となっている〝元之隅稲荷神社〟と〝角島大橋〟を回ってみることにいたします


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駐車場待ちが20分ほどあったものの、途中の道が混み合うなんてこともなく着くことができた〝元之隅稲荷神社〟
スッキリと晴れ渡った天気にも恵まれて、鳥居の赤と空の青とのコントラストのうつくしさや、海の青さや自然の雄大さに見惚れます


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そして〝角島大橋〟
今では全国で4番目となってしまったようですが、竣工当時は無料の離島架橋としては最長となる1,780mでありまして…
エメラルドグリーンの海とスカイブルーな空に吸い込まれるように走る橋はとってもきれいでした


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そして下関市民のソウルフードである「瓦そば」
折角だからと元祖と称する『たかせ』にお邪魔します
川棚温泉にある本店を訪ねたのですが、駐車場近くにある案内板には本館のほか南本館や東本館などとあり、どこへ行けば良いのかと迷いながらも風情を感じる本館へ
かつては芸者さんの置屋だったという建物は歴史あるものであるようで…
梁が低いために何度も頭を打ちそうになりながら案内されたテーブル席に着きます



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こちらの創業者である先代はかなりのアイデアマンであったようで…
今では下関市ソウルフードを語るにおいて外すことができない「瓦そば」は、西南戦争の際に薩摩軍の兵士が瓦を焼いて肉や野草を食べたとの話からヒントを得て開発されたものであるそうですし、「うなめし」においては名古屋旅行の際に食べた「ひつまぶし」のおいしさに感動したことからメニューに加えたのだそうであります
そんな発想だけでなく、お店を支える二大名物となるまでに磨き上げられた努力も素晴らしいですね


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それほどボリュームはないだろうと一緒に天ぷらをいただいたのですが…
瓦そばの想像を超えたボリュームに驚かされますし、海老3本に加えて白身魚やたっぷりな野菜が盛られた天ぷらで苦しいほどにお腹いっぱいであります



【元祖瓦そば たかせ】
山口県下関市豊浦町大字川棚5437
083-772-2680



『見蘭牛ダイニング 玄』 見島牛の血統を受け継ぐ見蘭牛ステーキとハンバーグ

2018-10-20 22:47:35 | 中国
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山口県萩市沖にある〝見島〟
その温暖な自然の中で育ち、和牛の原型とも言われる日本唯一の純血種〝見島牛〟を使ったハンバーグを提供するお店が萩市郊外の道の駅にあるというので…



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百聞は一見にしかず、百見は一食にしかず
ってことでお邪魔してみることにしたのですが、紅葉が色づき始めた季節でもありますし、萩や津和野には紅葉の観光スポットも多くあるところから道の駅には多くの人が訪れていまして…
ちょうどお昼時とも重なったために店頭にはお客さまが溢れていたのですが、開店と同時に入店されたお客さまとの入れ替わりのタイミングとなったようで20分ほどの待ち時間で席をいただくことができました


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見島でしか飼育されていない〝見島牛〟は天然記念物に指定されていることもあり、年間に12頭ほどしか市場に出回らないという希少さであるがために、土日だけの販売と制限しながらも1日に提供できるのは10食ほどだとのことでありまして…
当然のようにそれは完売となっていましたので、こちらのお店の名前にもなっている〝見蘭牛〟を使ったハンバーグとロースステーキをいただくことにいたします
見蘭牛とは見島牛とホルスタインを掛け合わせたものなのでそうで、見島牛の血統が受け継がれることで赤身のコクのあるおいしさが特徴であるとのことではありますが…
そのおいしさだけに頼ることなく、濃い目な味わいのデミグラスソースであったり、下味であるブラックペッパーもしっかりと効いていたりと、お料理としてのおいしさを楽しむことができました



【見蘭牛ダイニング 玄】
山口県萩市大字椿字鹿背ケ坂1258 道の駅萩往還内
0838-25-1113