文久3年(1863年)創業の割烹料理屋さんでお昼をいただくことにいたします
日本橋には江戸時代から続く、老舗の海苔店や鰹節店などが軒を並べているとは言え…
料理屋で150余年続いているお店は都内でもそれほど多くはないでしょう
老舗店だということで敷居の高さが気になることではありますが、お昼には2,000円前後でいただくことができる「御昼食」が提供されているとのことで思い切って暖簾を潜ります
1Fにはカウンター10席と4人掛けのテーブルが一つ置かれるだけでありますが、板前さんの所作を見ることができるカウンターはゆったりとしていますし、清潔感もあって…
直近の改装から既に20年も経っているとは思えないですね
この手のお店としては珍しく写真付きのメニューでありまして…
そのおいしそうな画像からお刺身定食や焼魚定食に惹かれはするのですが、お刺身は昨日お寿司を食べたばかりだし、焼魚は秋鮭の西京焼きとのことだし…
と「とよだ弁当」をいただくことにいたします
ワタシは全く気にしてなかったのでありますが「お時間がかかってしまい申し訳ございません」と仲居さんが気遣ってくださいまして…
提供されたお弁当には、エビの天ぷらにサバのフライ、それにハンバーグと言ったメインに椎茸やゴボウなどの煮物とナス田楽などが詰められています
あれこれといろんなお料理が一度にいただけるのがお弁当の魅力でありますね
やっぱりお刺身も少しはいただきたいと〝お刺身付き〟でお願いしていたのですが…
お弁当のおかずが作り置いたものを詰め合わせられることは致し方ないことなのですが、如何にも盛り置きしてましたと言わんばかりのお刺身にはがっかりでありました
【割烹とよだ】
東京都中央区日本橋室町1-12-3
03-3241-1025