年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

東京メトロ有楽町線豊洲駅:『永利』  舌が痺れるほどに辛いのだけど、また箸を出してしまうほどに病みつきに…

2016-06-16 23:53:26 | 関東
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久しぶりに訪ねてみようと思ったお店は満席で…
次に訪ねたお店では居心地が悪そうな席しか空いて無く…
3軒目にしてやっと、5分ほどの待ち時間のあと席をいただくことが出来ました
昨日もそうだったのですが、世の中景気が良くなっているんでしょうかね???



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東北家郷料理とサブタイトルを付けた『永利』ってお店
メニューを眺めますと他では見ることが無いような商品名がズラリと並んでいまして、2年ほど前にひとりでお邪魔したときに次は何人か出来ていろんなお料理を取り分けたいと思っていたのであります


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そんなちょっとマニアックなお店ではありますが、いつも多くのお客さまで賑わっていまして…
時間制限を受けた上での着席となりましたが、食事をするだけのワタシには十分すぎるものでありますから、何の問題もありません


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チンジャオロースや海老チリなど馴染みがる商品もありますが、せっかくココへお邪魔したのだから…
と、他ではいただくことが出来ないであろう商品をいただくことにいたします
「東北醤大骨」
大骨とは背骨のことであるそうで、それを醤油味でじっくりと煮込んだお料理でありまして、骨に付いたお肉をこそぎ取っていただきます
それほどたっぷりのお肉が付いているわけではないので見た目ほどのボリュームはありませんが、しっかりと味が染みたお肉はとってもおいしく癖になりそうです


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こちらは「水煮牛肉」
水煮とは書かれていますが、実は辣油で煮込まれたお料理でありまして…
花山椒の痺れも加わってとっても辛いのですが、その辛味の中にも旨味があって、ヒーヒーと言いながらも箸が止まることもなく…
これまた、ワタシの大好きなお料理でありますね


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「三鮮水餃」
三鮮とはニラ、海老、肉を指すことが多いようで、それらの具をモッチリとした皮で包み茹で上げるものでありまして…
本場中国の餃子にはにんにくを入れることも少ないようですね


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〆にといただいたチャーハン
これが想像以上にボリュームあるものでして…
その山の高さは一般的なチャーハンの倍くらいの高さがあったでしょうか
ふたりで分けたとは言え、食べ切った後はお腹が弾けそうでした


味のクォリティーは高く、お値段は良心的
サービスには些か難がありますが、それ補ってもお釣りが来るような…
だからこそ、いつも賑わっているんですよね



【中国東北家郷料理 永利】
東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル1F
03-3536-1908

東京メトロ有楽町線月島駅:『はざま』    毎日築地で仕入れると言うネタが魅力の海鮮丼

2016-06-15 23:22:54 | 関東
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一日中パソコンと睨めっこしながらメニューデザインのお仕事をして…
夜、友人と食事をしようと気になっていたスープカレーのお店へと向かってみますと、なんと満席のために入ることが出来ない有様
それで、おいしい餃子をいただこうと向かったお店は貸し切り営業だとか
いったい今日はどうしたのでありましょう



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それで『魚菜 はざま』
こちらも人気店でありますから2Fのテーブル席は満席とのことでしたが、運良く1Fのカウンター席にちょうど二人が座れる空きがありまして…
ちょっと窮屈ではありますが、両脇の先客に席を詰めていただき着席


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夜のスタッフはいつもこの方々
阿吽の呼吸といいましょうか、それほど多くを語らずともお互いのやるべきことが分かっているようでスムーズに仕事が流れていますね
お客さまにとっても同じスタッフがいらっしゃると言うのは安心なことでありまして…
スタッフが定着するお店にはお客さまもリピートするって方程式が成り立っていることも多いんですよね


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数え切れないほどに並ぶ丼メニューの中から、まぐろとネギトロをチョイスして…
それにカンパチをトッピングしていただいた三色丼
まぐろと〇〇 サーモンと〇〇 などと、ネタの組み合わせで並べられた丼は数え切れないほどでありまして、いつも何をいただこうかと迷うこともこちらへお邪魔する楽しみの一つだったりするんですよね

で、今日の三色丼
ビックリするほどに旨みがある中トロのとろけるような舌触りと、キュッと身が締まったカンパチの歯応えを楽しみながら…
ご飯とネギトロを程よく混ぜながら完食
いつもながらに大満足であります


毎日築地で仕入れると言うネタを、気軽にいただける丼スタイルで提供するこのお店
夜には一品ものもありますから、それでお酒を飲まれる方も多く利用されていますね



【魚菜 はざま】
東京都中央区月島4-9-10
03-3534-7698

都営地下鉄浅草線浅草橋駅:『あさだ』     160年以上続く老舗でいただく「車海老天せいろ」

2016-06-14 15:11:34 | 関東
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昨日の雨もすっかり上がり午前中は青空が広がる心地良い陽射しに恵まれていたのですが、出掛ける頃にはどんよりした雲に覆われていて…
湿度の高さで不快感たっぷりの中、浅草橋で行われる定例会へと向かいます



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そんな天候もあって、定例会前の腹ごしらえはお蕎麦をツルツルっといただくことにいたします
こちら『あさだ』さんは安政元年に創業したと言う老舗蕎麦店であるのですが、リーズナブルな価格でお蕎麦を提供されていることもあり、今でも地元の方に大人気のお店であるようですね
13:00近くの入店であったのですが、近くにお勤めであろう年配のビジネスマンで埋め尽くされておりました


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そんなお店でいただくのは「車海老天せいろ」
想像した以上に大きな車海老が2本も盛られていたことに驚きと喜びを隠せず思わず笑みがこぼれます
蕎麦屋らしくちょっと厚めに付けられた衣もサクッとしていて油臭さはありませんし、なによりムチッとした海老本来の食感とお口に広がる旨みが堪りませんし、頭はとても芳ばしくパリッとした食感を忘れることが出来ません


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8代目となる店主が自ら打っていると言う10割蕎麦
江戸の時代から続く老舗店で10割蕎麦がいただけるなんて珍しいこと思っていますと、何でも現店主がこれまでの伝統を打ち破り独自に始めたことなんだとか…
その香り高さにも満足させていただけますが、10割に良くあるゴツゴツとした舌触りも無くつるっとした滑らかな食感には驚かされます



永く続くと言うことは、これまでの伝統やしきたりを守ることだけではなく、新しい取り組みをしてこそ成せることなのでありましょう



【江戸蕎麦手打處 あさだ】
東京都台東区浅草橋2-29-11
03-3851-5412

長電長野線市役所前駅:『海鮮バル魚魚丸』    落ち着いた雰囲気でおいしい魚介をいただけます

2016-06-13 23:50:40 | 信越・北陸
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長野へ出張
落ち着き感あるお店へと改装したのだけど売上が伸びなくて…
そんなお店からの改善業務を受けているのであります
先ずは近隣の市場を調査して、どのようなお客さまをターゲットにするべきか、そして、何をどのように売るのかとの計画を立て…
先月末にリニューアルオープンした結果、売上は好調であるとのこと
何よりも、繁忙時のオペレーションが改善されたことで、これからの伸びに期待が持てると喜んでいただくことが出来ました



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そして夜、長野駅から歩いて5分くらいのところにある『海鮮バル 魚魚丸』へ
繁華街である権堂エリアではなく、長野大通り沿いに歩いた南千歳町交差点にあるアイランドホテルの隣であります
こちらのエリアだと酔っ払いとすれ違うことも無いし執拗な呼び込みに合うことも無いってこともあって、3月にお邪魔して以来、すっかりお気に入りなのであります


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予約で入っていた先客で賑わう中、先ずは「サーモンと野菜のマリネ」から始めます
脂が乗って身が柔らかいサーモンにマリネの酸味が良く調和していて… ブロッコリーやカリフラワーなど健康野菜と一緒にいただけるこの商品、女子ウケは間違いなさそうですね


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そして「えびとアポカドの生春巻き」
これまた女子ウケする商品なのでありまして…
思った以上にボリュームある春巻きにビックリはしましたが、中にはたっぷりのアポカドが入っていまして、その柔らかい食感と野菜のシャキシャキ感、それに海老のプリッと感がとっても楽しいですね


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そして海老
海老好きとしましては外せない商品でありまして、今日は「有頭えびの香草ガーリック焼」
お店の名物とも称されているだけあって、食べ応えある大きさとそのプリッと感
ガーリックが香るソースはバゲットにつけて残すことなく…
先回いただいた「うにマヨ焼」に負けずとも劣らないおいしさですね


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〆には「具だくさん魚介のトマトソーススパゲティ」
多くのお店で提供されるペスカトーレはトマトソースに魚介が入っているだけだったりするのですが、こちらのお店で提供されるものは魚介の旨みがソースに移るまでしっかりと煮込まれているようでありまして…
これを食べたらもう他でペスカトーレを食べることが出来なくなるのではないかと思うほどのおいしさでありました


お店の方に伺いますと、近々夏メニューも加わるとのことでありまして…
それを楽しみにまた次回お邪魔させていただくことにいたしましょう



【海鮮バル 魚魚丸】
長野市南千歳2-15-7 拓殖ビル1F
026-266-8282

東京メトロ有楽町線月島駅:『Saizeriya』    特別なおいしさやサービスを期待しなければ…

2016-06-12 17:14:15 | チェーン店
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日曜日
ちょっとだけ朝寝坊をしたあとは、お部屋の掃除や洗濯をして…
さて、どこでごはんをいただくことにしましょうか?



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いろいろと考えてはみたけど、ココってお店が頭に浮かばず…
それで、近所にあるファミレスで済ませることにしようと『サイゼリヤ』
実は清澄通り沿いのビルに案内看板があるのは知っていたのですが辺りにその姿は無く…
チェーン店と言えば立地が勝負ってことで大通りに面した角地へ出店することが常道なのでありましょうが、このお店は清澄通りの1本裏にある生活道路に面しているのであります
その間口も広くないことから小さなお店だと思って入店してみますと… なんと170席を有する大箱店であったことにまたビックリ
どうしてこんな出店をしたのかと担当者に聞いてみたいほどであります


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そんなお店でいただくのは「小エビのサラダ」
ボイルされただけであろう小さな海老がゴロゴロとレタスの上に乗っかっているだけのものなのですが、それに掛けられるサウザンドアイランドドレッシングが良い感じでまとめてくれて…
人気ナンバーワンだと言うのも解るような気がしますね


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そして「ミートソースボロニア風」
それほど多くのお肉が使われることはありませんが、399円と言うお値段を考えますと十分に納得できるクォリティーでありまして…
コンビニに並ぶ商品をレンジで温めていただくことを考えますと、はるかにパフォーマンスが高いものでありますね


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それだけでも十分に満足できるボリュームではあるのですが、季節のメニューと言うことで、“春採り新じゃが”を使ったという「新じゃがのチーズグラタン」をいただきます
ココの「ミラノ風ドリア」がおいしいことも知っているのですが、新じゃがのホクホク感を思い浮かべてしまいますと頼まずにはいられなくて…
しかし提供された商品を見てガッカリ
じゃがいもの形状からフライドポテトに使われる冷凍モノを使っているようにしか思えず…
そんな先入観を持ってしまったからかもしれませんが、実際にいただいても新じゃがらしいおいしさを感じることも出来ませんでしたね



とは言え、これだけの商品にドリンクバーを付けても1300円ちょっと
高いクォリティーやもてなしのサービスなどを期待しなければ満足できるものですね
注文と商品提供以外の接客はほとんどないとは言え、少人数のスタッフが170席もの店内を駆け回る姿はかわいそうだと思ってしまいましたがね…



【Saizeriya】
東京都中央区月島2‐13‐5 オルフェ月島ビル1F
03-6219-7778

JR常磐線亀有駅:『炎真』    担々麺専門店がオープンしたと聞きわざわざ訪ねてみたのですが…

2016-06-11 22:00:59 | 関東
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ちょっと気になっていたラーメン店があって、今日はそれを食してやろうと亀有へとやって来ます
亀有と言えば「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で有名な場所でありますし、駅前には主人公である両津勘吉像があるのですが、ここで降りるのは人生2回目でありますね



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駅前にあるとのことだったのですが、南口を出たロータリーからはお店の存在を確認することが出来ず…
それで地図を再確認してみますと、イトーヨーカ堂の1Fではありますが駅から見ますとちょうど裏手に当たる場所にあるんですね


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大きな厨房を囲むようにコの字型に配されたカウンター席だけのお店でありまして…
ハイカウンターに座って厨房を覗いていますと、大きな寸胴があったり肉の塊があったりと、ココでスープをとっているであろうことが窺えますし、ピカピカに磨き込まれたステンレスの輝きからも、これからいただく担々麺への期待が高まります


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汁無し担々麺や鶏塩そばにも惹かれるところでありますが、やはり最初はこちらのイチオシでもある担々麺をいただくべきでしょうし、トッピングメニューにパクチーがありましたのでそれも添えて…
辛さや麺の硬さを聞いてくださいますが、これまた初めてなので、先ずはこちらのデフォルトを試してみようと普通でお願いいたします

麺はしっかりとコシがあるタイプのストレート細麺で、中華料理店でいただく担々麺ではあまり使われない麺でありまして、ワタシとしては好みではないのですが、これには好き嫌いが分かれることろでしょう
そしてスープ
程よい辛味と山椒の香りはあるのですが、担々麺と言うにはちょっとゴマのコクが足りないようにも思えるのですが、ヨーカ堂に買い物来る幅広いお客さまに支持されるためには、あまり強い個性を出さないほうが良いってことなのでしょうかね



【たん担めん麺 炎真】
東京都葛飾区亀有3-26-1 リリオ館1F
03-6662-9133

東急大井町線大井町駅:『もつ太郎』   新鮮な鶏肉を使った焼鳥がいただけるカウンター席だけの小さなお店

2016-06-10 23:44:35 | 関東
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いつもお世話になっている社長さまと酒場を勉強しようと大井町
この街には小さな路地に20人も入るといっぱいになってしまうような酒場がぎっしりと並んでいて、そのどこもが繁盛しているのであります



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そんなお店の一軒がこちら
特にココを目指してきたわけではないのだけど、業界に永くいる二人でありますから、直感的にココは間違いないと感じましたし、運よく二人分の席が空いていましたので…


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8人ほどでいっぱいになってしまうカウンター席だけのお店には常連と思しきお客さまが肩を寄せ合うように座っていらっしゃいまして…
男性ばかりかと思いきや、奥の方からは女性の声もしていましたね


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お肉は熟成することでおいしくなると言われるのだけど、鶏肉はそれとは全く反対で絞めてから時間が経てば経つほどに劣化していくモノでありまして…
だから、朝のうちに市場で仕入れた新鮮な鶏肉を開店前に串打ちをして… 仕込んだ分だけをその日に売り切るってことがおいしいお店の鉄則なのであります
開店前の数時間で仕込める量を考えますと、20席未満のお店でないとそれが実現できないってことでもあるんですよね


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でありますから、こちらで提供される焼鳥は一口食べたときから新鮮さが使わってくるようなモノでありますし、そのおいしさをシンプルに味わっていただくためには塩にこだわるのでありましょう
こちらのお店で提供される焼鳥は全て塩でいただくのであります
焼鳥がメインではありますが、それ以外にも調理の手間が掛からないようなお料理がいくつか用意されていまして…
その中で気になったのが「小葱伴豆腐」でありまして、それが一体どんなものかと話していますと大将の地獄耳に届いてしまったようで、そこまで話して注文しないの?なんて声を掛けられます
これまで無口に調理をしていた大将でありますが、意外にも面白い方なんですね



昭和レトロなんてオシャレな雰囲気ではありません
場末の酒場のようなお店ではありますが、しっかりと本物を提供していただけますので、またお邪魔してしまうかも…



【炭火焼きとり もつ太郎】
東京都品川区東大井5-3-13
03-3450-8813

東京メトロ日比谷線銀座駅:『とり数寄』   程よい辛味の鬼おろしと茗荷の香りがおいしいお蕎麦

2016-06-09 16:37:10 | 関東
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オフィスに用事があって出掛けたついでに、東急プラザ銀座でランチ
夕方から雨が降るかもしれないとの予報通りに湿度が高く、ツルツルっと麺をすすりたい気分だったのだけど目的とした『つるとんたん』には長蛇の列が…



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それでフロアをひとつ上り『とり数寄』
夜には比内地鶏を使った串焼きをメインとする焼鳥屋さんとなるようですが、お昼の時間には手打ちそばをいただくことが出来るのであります


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10Fの混み合い具合とは異なり、11Fは比較的空いているようで…
こちらのお店でもゆったりとした空間の中、落ち着いた雰囲気でランチを楽しむことが出来ますし、オープンになったキッチンを臨むことも出来ますよ


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いただいたのは「紀州梅鬼おろし蕎麦」
「比内地鶏と奥久慈卵の親子重」なんて商品にも惹かれたのだけど、やはり今日はツルツルっと…
冷たいお出汁の中に、喉越し良いお蕎麦
それに、塩味が少なく旨みたっぷりの紀州梅 刻まれた茗荷の香りも涼しげですし…
なんと言っても鬼おろしの辛味が決め手なのでありまして、思っていたほど粗い鬼おろしではありませんでしが、程よい辛味がサッパリとお蕎麦をいただくに最適ですね


サービススタッフも感じが良い方たちでしたので、次回は夜の時間にお邪魔して…
こだわりの鶏料理をいただくことにいたしましょう



【鳥と手打ち蕎麦 とり数寄】
東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座11F
03-6264-5266

京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅:『寿司田』   数の子や子持ち昆布がおいしい「ちらし」

2016-06-08 23:09:12 | 関東
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福岡でお昼過ぎまでの時間をゆっくりと過ごし、15:30過ぎに羽田へ到着
仕事で移動する方にとっては中途半端な時間なのでありましょう この時間のフライトは比較的空いているんですよね



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バスまでの時間が少しあったので、お江戸のファストフードでもあるお寿司をいただくことにしようと『寿司田』
最近はちょっとご無沙汰してしまいましたが、出張帰りにちょくちょくとお邪魔していたお店であります


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17:00前
まだ夜ごはんには早い時間ってことでお店はガラガラだったのだけど、迎えてくれた女性スタッフは妙に早口で…
だけども、それがチャキチャキの江戸娘のようにも思えたりして、ひとりニンマリとしてしまいます


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にぎりをいただこうと思っていたのだけど、目に入った「ちらし」があまりにもおいしそうで…
そこには、数の子や子持ち昆布などプチプチとした食感が楽しいものが乗せられていますし、ご飯の上には穴子にしらすが…
中トロのほかに鯛などと贅沢感がありましたよ
「あおさ汁」がセットになっているとのことでしたが、それにはお情けほどしかあおさが入ることなく… これにはちょっと残念でしたね



【寿司田】
東京都大田区羽田空港3-3-2 第一ターミナルビル5F
03-5757-9034

西鉄天神大牟田線花畑駅:『マンマユート』    いろんな素材の燻製が楽しめるビストロ

2016-06-07 23:20:47 | 九州・沖縄
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今回の出張の主たる目的である交流会に参加すべく久留米へ
熊本地震の影響もあって今回の参加は少ないかも… と思っていたのですが、なんと100名を超える参加者で賑わう会になったことには驚きでありました



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燻製料理にこだわったビストロがあると言うのでお邪魔してみますと、そこは10人ほどでいっぱいになってしまう小さなお店でありまして…
蔦が絡まる外壁や店頭で本を読む店主の姿に味があるかわいいお店であります


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お店にある燻製機で作られると言うお料理は「海老の燻製」から
タワーのように重ねられた盛付けも然ることながら、添えられるチーズの燻製もおいしくて…
ワタシは飲みませんが、これがあればワインなどが進むことでしょうね


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そして「馬肉の燻製カルパッチョ」
燻製と言いましても生肉に香りが付く程度ではありますが、オリーブオイルとの相性もあって、これがまた実においしいこと
この時点で、かなり燻製ワールドにハマりはじめましたよ


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そして、定番とも言える「鴨の燻製」
バルサミコ、粒マスタード、粒胡椒の3種が添えられるのですが、ワタシ的にはマスタードが一番だったかな
ひと言に燻製と言っても素材によって味わいが変わる…
面白いです


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「燻製鯛とアサリの白ワイン蒸し」
アサリはそれほど大きなものではありませんでしたが、燻製された鯛はその旨みが凝縮されているような感じがして…
いやぁ、これなかなかの絶品でしたよ


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厚切りベーコンの燻製
ベーコンのおいしさも素晴らしいのですが、さらにビックリしたのが添えられたバゲットに乗せられたチーズでありまして…
なんでもそれはチーズ魂と呼ばれる中村慎一氏が手掛けたチーズであるようで、濃厚なコクの虜になりそうです


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〆でいただいたパスタは茄子ミートでありますね
ソースとの絡みが良いリングイネが使われていますし、挽肉もたっぷりで…
何よりも笑ってしまったのが「テキトーに作るパスタ」って商品があったこと そしてそのお値段もテキトーというからおかしくて…



さらには接客の感じ良さも光るステキなお店でありまして…
ココはリピート決定ですね



【燻製ビストロ マンマユート】
福岡県久留米市小頭町14-5
0942-32-0677

福岡地下鉄七隈線六本松駅:『ぴかいち』    屈託のない女将の笑顔が最高の調味料

2016-06-06 23:28:24 | 九州・沖縄
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福岡へ出張
空港に降り立った昼下がりには暑さを感じた九州も、夜には涼しさを感じる心地良い風が吹いていて…
常宿がある天神から少し離れた六本松へと向かいます

お邪魔したのは、ココ六本松に本社を構えるアトモスダイニングって会社が昨年12月にオープンした『ピカイチ』ってお店
学生が多い街であるために比較的安価なお店が並ぶ中、それほど大きな看板を掲げること無く落ち着いた雰囲気を演出している大人が集う居酒屋って感じですね



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そんなお店でいただいた「樽盛り」
ウィスキー樽を模った器には、市場から直送したと言う新鮮なネタが7種も盛り込まれておりまして、内3種は炙りで提供すると言う手間の掛け方
おいしい素材をよりおいしく召し上がっていただきたいってお店の想いが伝わって来ますね


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そして、いつくかのお料理を…
ポテトサラダにはゴロゴロとしたじゃがいもが残っていてホッコリとした食感を楽しむことが出来ますし、その風味を楽しむためにマヨネーズだって控えめに仕上げられると言うこだわり
そして、旬であるアスパラは辛みが効いたトマトソース「アラビアータ」でとちょっとユニークな味わいで…
シンプルにおいしいもやし炒めにはアンチョビが加えられることで一層風味豊かなものに仕上がっていますね
〆にいただいた「すじこんネギ焼き」
ココではふっくらと焼き上がったネギ焼きにスジコンを掛けると言うスタイルで提供されるようですね
そのために、スジコンそのもののおいしさを感じることが出来る工夫された一品でしたね


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そんなお料理をより美味しくさせる調味料が女将の笑顔でありまして…
どことなく感じる人懐っこさと、まだあどけなさが残る子供のような屈託のない笑顔に癒されますし、彼女のフレンドリーな接客を受けるとリピートすること間違いなしですね



【六本松 ぴかいち】
福岡県福岡市中央区六本松4-9-36 石橋ビル1F
092-737-3254

JR山手線東京駅:『昌月苑』    曜日限定のお得なお肉と松阪牛の特上カルビに満足した焼肉ディナー

2016-06-05 23:18:07 | 関東
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昨日のプレッシャーに解放され気が緩んでしまったのか、今日は何もやる気が起きないのでありまして…
ご飯すら何が食べたいのか決めきれない状況であったところに、タイミング良く友人から食事のお誘いであります


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向かったのは八重洲にある焼肉屋さん
週末には人通りが激減することから定休日とするお店が多い中、こちらのお店では曜日限定としてお得な商品を提供しているってこともあって、いつもお客さまで溢れているんですよね


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まずは「タン塩」と「厚切り塩ハラミ」
何れも上質とはいいがたいものでありますから、タン塩に於いては少し硬さは否めませんが、しっかりと厚みがある塩ハラミに於いては十分に納得できるレベルであります
そしていつもはチョレギサラダをいただくところではありますが、今日は気分を変えてサンチュで巻いていただくことにいたします


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曜日限定としてお得に提供される「和牛カルビ」「骨付きカルビ」「ハラミ」が盛合されてモノ
何れも上モノを切り分けたときにでる“切り落とし”のようなモノではありますが、650円と言うビックリするようなお値段を考えますと十分に満足できるレベルでありますし、しっかりとタレに揉まれていることもあって柔らかく美味しくいただくことが出来ました


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そんなタレのおいしさにご飯とチャンジャを追加いたします
ご飯は漫画のようにてんこ盛りになった姿ではありませんが普通盛りとしては結構なボリュームでありましたし、チャンジャの辛味も程よいものであります
焼き上がったお肉とチャンジャをご飯に乗せて…


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そして…
松阪牛が使われると言う「特上カルビ」をいただきます
見事と言うまでのきれいなサシが入ったカルビはとろけるようなおいしさがあるのですが、最近ではこう言った上等なものはほんの少しだけいただいて、赤身のおいしさが楽しめる安価な商品の方においしさを感じるようになりましたね


いつもよりもたっぷりのお肉をいただき元気回復
焼肉パワーで明日からの九州出張も頑張れそうであります



【昌月苑(ショウゲツエン)】
東京都中央区八重洲1-8-7 第107東京ビル2F
03-3275-1492

JR山手線高田馬場駅:『石庫門』    手作り餃子を看板に掲げる中華居酒屋でいただく麻婆豆腐炒飯

2016-06-04 23:32:46 | 関東
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番組の企画でお手伝いさせていただいたラーメン店がリフレッシュオープンする日でありまして、やるべきことはすべてやったとはいえ、目標とした数を販売することが出来るのかと不安でいっぱいだったのでありますが…
なんとかその数は夜の営業を待つこと無く達成することが出来てホッといたしました



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そんなお仕事の帰り道、乗換駅である高田馬場で夜ごはん
駅前ロータリー近くにあるお店で、どこか目に付くところは… と、周りを眺めていて目に留まったのが「手作り餃子」の文字であります
業務用として販売されている餃子のクォリティーが高まっていることもあるでしょうが、それほど単価をいただくことが出来ない餃子を手作りしているお店って少ないんですよね


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それで、今日はココで餃子をいただくことにしようと地下にあるお店へとお邪魔してみますと…
まだ17:30ほどであるにもかかわらず8割近くの席が埋まっていることにビックリ
そして、そのお客さまの女性率が高いことにもまたビックリ
中華って、脂っこいイメージがあるのか、女性のお客さまに支持されているお店って少ないんですよね


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先ずは手作りのおいしさを味わい尽くしてやろうと餃子2人前
ちょっと提供まで時間が掛かりましたが、芳ばしくきつね色に焼き上げられたビジュアルには惚れ惚れといたします
モチッとしていながらも、焼き面はとってもパリッとしていて…
お口に中にはジュースが溢れるおいしさを楽しむことができますし、たっぷりのお酢に数滴のお醤油を垂らしたタレでいただきますとサッパリとしていて何個でもいただけちゃいそうです


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そして「四川麻婆豆腐炒飯」
パラパラに炒めてありながらもお米はしっとりとしている見事なチャーハン
それに山椒の香りとシビレが良い感じに効いた麻婆豆腐が掛けられるのですが、それが木綿豆腐を使ってあるトコロなんてワタシの好みにピッタリでもありました


メニューを眺めますと…
これから暑くなるほどに食べたくなる「辣子」を使ったお料理や「麻婆豆腐」のフェアがあったりと魅力ある商品が並んでいます
そして、手作りの餃子をウリにしているお店らしく「得!大皿焼き餃子」と称する、20個 700円、30個 1,000円、40個 1,300円なんて商品も面白いですね



【石庫門(セッコモン)】
東京都新宿区高田馬場2-18-11 稲門ビルB1F
03-5292-1991

東京メトロ有楽町線月島駅:『魚菜 はざま』   毎日築地で仕入れるネタが美味しい海鮮丼のお店

2016-06-03 21:57:56 | 関東
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連日のとんかつに胃が疲れたようで、サッパリとしたお料理が恋しくて…
それで夜ごはんは軽くうどんでもいただこうかとも思ったのだけど、そのためだけに神田まで出掛けるのも面倒だし…
と散々と迷った挙句、近場にある海鮮丼のお店へお邪魔することにいたします



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毎日、しかも一日2回も築地へ足を運んで仕入れた新鮮なネタでが豪快に盛り付けられるってことで人気がある『魚菜 はざま』ってお店
18:00が開店と言うことなので、一番乗りしてやろうと向かってみると、15分ほど前にしてお店の前には人だかりが…


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2Fにはテーブル席があるものの夜の時間には予約で埋まっていることが多く、必然的に1Fの窮屈なカウンター席を利用することになるのだけど…
それでもわざわざ開店を待って入店された女性のお客さまもいらっしゃるほどの人気店であるのです


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まぐろ丼をいただくつもりでやって来たのだけど、数量限定だという「マグロ尾の身煮付け定食」に心奪われて…
その定食のごはんは好きなネタを乗せた小丼にもできるとのことでしたので、そこはまぐろ丼でお願いすることにいたします
鮪の煮付けと言うだけでも珍しいお料理であるのですが、それが尾の身ともなりますとまず他のお店でいただくことは出来ないことでしょう

さて、そのお味ですが…
尾の身と言うことで脂身は多くないことから、少しパサついた感は拭えませんが、その分赤身の旨みを存分に堪能することが出来ますね
そしてまぐろを乗せた小丼でありますが、これには分厚い刺身が乗せられているのです
そのマグロも冷凍されたものではないようで、しっかりとしたコクある旨みが楽しめますね


調理兼接客を担当されるおばちゃんたちはとても感じ良く…
これは間違いなくリピートですね



【魚菜 はざま】
東京都中央区月島4-9-10
03-3534-7698

JR山手線高田馬場駅:『とん久』    支店経営の道を選ばず、揚げの技にこだわる人気店

2016-06-02 23:35:40 | 関東
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西武新宿線にある鷺ノ宮って駅近くでお仕事
テレビ番組での企画で、不振に喘ぐラーメン店を救済しようってものでありまして…
現地でのロケもこれで3回目
お店の雰囲気も変わり、勢いを感じる外観や内装に仕上がったと思います



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そして帰り道
高田馬場での乗り換えを機に、久しぶりに『とん久』へとお邪魔してみることにいたします
ドン・キホーテが入る駅前のビルの地下にあるお店でありまして、数々のグルメ誌にも取り上げられる名店であります


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初めてココを訪ねたのは20年以上も前のことでありまして、その間に改装をされてはいるようですが、人気ぶりは変わることが無いようで…
18:00を少し回ったタイミングでもほぼ満席のお客さまで賑わっています


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タイミング良く待つこと無くテーブル席をいただくことが出来たワタシがいただくのは「特選ロース定食」と1本から注文することが出来る「海老フライ」
こちらで使われるお肉は林SPFと呼ばれる銘柄豚でありまして、揚げ上がりは中心部に薄ピンク色を残すモノ
店主は支店を出店すると言う道を選ばず、このカツを揚げる“技”にこだわっているようですね

そして脇を固めるとん汁やごはんも見事なものでありまして…
とん汁にはたっぷりと具が入っていますし、ごはんは強い粘りと深い甘みがあります
上質なお米を選んでいるってことだけでなく、洗米や炊き方にも妥協が無いのでしょうね


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みずみずしさがあるキャベツがあまりにもおいしくて、ついお替りをしてしまったのですが、それもペロッといただけてしまいます
長く水に浸けているとキャベツの旨みが抜けてしまうでしょうし、水から上げて時間が経つとこのみずみずしさは無くなってしまう
だから、一度に一日分のキャベツを切ると言うことではなく、都度とはいかないまでも細かに対応されているのでしょうね


昨日もとんかつをいただいていたので今日はどうしようかと迷いもしましたが、せっかく高田馬場にいるのだからと、こちらへお邪魔して大正解
ホントに満足いくおいしいとんかつをいただくことが出来ました




【高田馬場 とん久】

東京都新宿区高田馬場1-26-5 FIビルB1F
03-3209-3900