年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『食彩 かどた』 お昼にはおいしい焼き魚をいただくことができます

2018-10-17 23:00:20 | 関東
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恵比寿での打ち合わせ
ならばと、かねてよりお邪魔させていただきたかった『かどた』でお昼をいただくことにいたします



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おいしい焼魚を提供してくれるってことで、お昼どきには開店と同時に満席になるほどに人気があるとの評判でありまして、多い時には地下にあるお店から地上まで席待ちの列ができることもあるとのことですが…
今日は開店時間を5分ほど過ぎてしまったにも関わらず、待つことなく席をいただくことができましたが15分もしないうちに満席となったようです


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お昼に提供されるのは、季節ごとに変わる12種ほどの焼魚でありまして…
想像通りに〝さんま塩焼き〟が筆頭となっていましたが、身が厚くふっくらとした焼き魚をいただきたいと「銀ダラ塩焼き」をチョイスし、お刺身が添えられるよくばり定食でお願いいたします
先付けとして提供された小鉢をいただいていますと、銀ダラが焼きあがりまして…
ネギトロ、カンパチ、カマスと盛られたお刺身とともに提供していただけます
目の前で焼かれた銀ダラからは湯気が上がりほどに熱々でありますし、尾の部分であったことが残念ではありましたが期待どうりにふっくらと柔らかく、程よい塩味でいただくことができました
添えられるお刺身も切り置かれていないために、しっとりとした舌ざわりでおいしくいただけました


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卓上にはきちんと擦り下ろされた大根おろしや手作りであろうふりかけが置かれていますので好きなだけいただけますし、ごはんのお替りができるってこともありがたいことであります



【食彩 かどた】
東京都渋谷区恵比寿西1-1-2 しんみつビルB1F
03-3780-1080



『鉄板焼お好み焼き 花子』 本場広島の技術と味を神田でいただけます

2018-10-16 23:44:29 | 関東
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先日、東京駅一番街にあるお好み焼き屋さんの前を通り掛かって、久しぶりにお好み焼きも良いなぁと思っていたら…
不思議な偶然で友人からお好み焼きを食べに行かないかとお誘いをいただきます


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神田駅での待ち合わせを指示されて、向かったのは広島に本店を持つ『花子』
ビルの入り口に目立つような看板はありませんし、その間口も狭く…
ちょっと入りづらさを感じながらも2階にある店内に入りますと、飾り気のない無機質な雰囲気ではあるものの清潔感があり、お好みが焼かれる鉄板がオープンになっていることでの臨場感もありますね


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まずは、お好みが焼けるまでにと「タコの天ぷら」
広島県にはタコが漁獲されることで有名な三原市があるためか、タコ飯やタコ天を扱うお店も多く、 広島駅前にはタコ天の専門店までもあるとのことで…
同じく広島の名物である「ホルモンの天ぷら」とどちらにしようかと迷いながらもタコ天をいただきます
そして呉市民のソウルフードとも言われる、白身魚のすり身にパン粉をつけて揚げた「がんす」
自家製だと言うことで、他でいただくものよりもふっくらと仕上がってますとのオススメに負けてしまいます


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そしてお好み焼きは、そばを入れないシンプルな「肉玉」をいただきます
クレープのように薄く伸ばして焼き上げた生地で蒸されることで、しんなりとしたキャベツに広島の〝オタフクソース〟が馴染んでおいしくいただけました
やっぱり本場の技術で焼き上げられるお好み焼きはおいしいですね



スタッフのテキパキとした動きやハキハキとした口調が感じ良く…
おいしさとともに好感が持てるお店でありました



【鉄板焼お好み焼き 花子】
東京都千代田区内神田3-22-9 新八光ビル2F
03-5244-4986




『骨付鶏 一鶴』  1952年丸亀市に創業 以来変わらぬ味わいは横浜でも大人気

2018-10-15 23:23:50 | 関東
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夜は横浜
待ち合わせた横浜駅南改札口でありますが、かつてワタシが横浜に住んでいた頃とは様変わりをしていまして…
〝JOINUS DINING〟なる飲食ゾーンを含め、地下の拡がりには驚かされました



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目指したのは丸亀名物としても知られる『骨付鶏』でありまして…
その発祥である『一鶴』が横浜へ出店したのは2001年のこと
その独特な風味は丸亀から遠く離れた横浜の地でも愛され続けているようでありまして…
開店直後を狙った17:00過ぎには、^まだ混み合うことはありませんでしたが、一時間もしないうちに満席近くとなりざわざわとし始めますね


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提供されるのは、塩コショーとニンニク、それに秘伝のスパイスで調味された鳥ももが香ばしく焼いた骨付鶏でありまして…
「ひなどり」か「おやどり」の選択はあるものの〝二の矢〟や〝三の矢〟と言った商品は無く…
サラダや鳥皮ポン酢、冷奴などの脇役が数品置かれているだけという潔さであります

「ひなどり」のふっくらとした柔らかい肉質に反して「おやどり」は身は締まっていることで噛みしめる歯ごたえや、噛めば噛むほど味わい深い旨みがお口の中に広がるものでありますので好みが別れるところでありましょう
骨付鳥と一緒にざく切りのキャベツが提供されるのですが、そのシャキッとした食感が箸休め的な役目を果たしてくれますので、濃い味付である骨付鶏も飽きることなくいただけます


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そして鶏の旨味がしっかりとしみ込んだ「とりめし」
そのままいただいてもおいしくはあるのですが、先の骨付鶏をいただいた後では薄味に感じてしまいまして…
「おむすび」の商品説明を真似て、余った肉汁を少しかけていただきますと、一層おいしく感じました



【骨付鶏 一鶴】
神奈川県横浜市西区南幸2-15-1 ティノビル6F
045-317-1708



『RESTAURANT DAZZLE』 天井が高い開放的な空間でいただくランチは、雰囲気だけでなくお味にもサービスにも満足であります

2018-10-15 22:25:53 | 関東
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「たまにはオシャレしてランチしましょ」
ってことで話が決まり、銀座MIKIMOTOビルに最上階にある『ダズル』へとお邪魔させていただくことにいたします
同ビルの7階にある『ナブコ』へお邪魔させていただいた際に好感を持ちましたので、同系列であるこちらも間違いないであろうと…



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エレベーターを出ますと、そこには天井高9mという開放的な空間が広がっていまして…
その一角に置かれる国内最大級とも言われる巨大なワインセラーに保管されるワインは3,000本ほどとのことですし、その中には一本60万円するものもあるのだとか
さらには天井から下がる宝石のような照明はスワロフスキー社のクリスタルガラスであるとのことでして、きっと夜には宝石のような光を放っていることでありましょう


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いただいたのは前菜やメインのお料理をセレクトすることができる「PREFIX LUNCH」
最初に提供されるスープは日替わりであるようで、ちょっと肌寒さが感じられることから〝メイクィーンの温製スープ〟であります
濃度を感じるスープからはほんのりとじゃがいもの香りが広がりますし、滑らかな舌ざわりを楽しむことができました


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アンティパストからは、今日の鮮魚は真鯛だということで〝豊後水道直送 鮮魚のカルパッチョ 季節きのこのマリネとアンチョビ風味のキヌア〟をチョイス
鯛のコリコリとした歯ごたえに鮮度を感じますし、赤ワインとビネガーの風味も良い感じであります
また、お皿を彩る黒いパウダーはオニオンを焦がすように焼き乾燥させたものなのだそうで…
意外にもきちんとオニオンの香りがして、淡白な真鯛との相性が良いですね


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セコンドは夜に鶏肉に喰らいつく予定がありましたので、魚で攻めてやろうと〝真鱈のソテー ズッキーニやパブリカのタブレ ガラム・マサラやターメリックのカレー・ソース〟をチョイス
これに関しては鱈が少しパサパサとした感じで、ちょっと残念に思えましたが、ひと口いただいた、ご一緒いただいた方がチョイスしていた〝カナダ産 ロブスターのリゾット トマト・ソース パルメジャーノ・レジャーノ〟は、アルデンテに炊き上げられたライスやパルメジャーノのコクと塩味、ロブスターのプリッとした身の歯ごたえと見事なものでありました


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そしてドルチェは〝キャラメルのエクレアとフレッシュオレンジ〟をチョイス
エクレアというから、細長く焼いたシュー皮にカスタードクリームやホイップクリームを挟みチョコレートでコーティングされた、あのビジュアルを想像していたのですが…
こちらではシューにキャラメルやカスタードをディップしていただくスタイルだということでありまして、ドリップコーヒーとともにおいしくいただけました



サービスをしてくれたスタッフも感じ良く…
雰囲気やおいしさだけでなく、たのしい時間を過ごすことができました



【RESTAURANT DAZZLE】
東京都中央区銀座2-4-12 MIKIMOTO Ginza2 8~9F
03-5159-0991



『SOLO PIZZA Napoletana da Don Adolfo MOZO』 7月13日 ナポリピッツァ職人世界選手権優勝の経歴を持つピッツァイオーロが手掛けるお店が〝mozo〟にオープン

2018-10-14 23:28:41 | 東海
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定期的にご訪問させていただいているクライアントさまでありますが、今回は11月に予定されている新店舗出店に向けての準備で慌ただしいとのことで…
スケジュールが二転三転とし、日曜日にお邪魔することとなりました
既に10店以上を展開されているクライアントさまではあるのですが、一軒一軒の出店を馴れで進めるのではなく、毎回初心に帰り真摯に取り組まれているからこそ繁盛店が作れるのでありましょう



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トラブルもありましたが、予定していた業務を終えて…
視察を兼ねてお邪魔したのは大須に本店を構え矢場や名古屋駅前に支店を持ち、ナポリピッツァ職人世界選手権での優勝経験を持つピッツァイオーロが手掛けていることで有名な『ソロ ピッツァ ナポレターナ』
〝日本のナポリピッツァ革命〟と称し、トマトソースにオレガノとニンニクだけがトッピングされる最もシンプルなピッツァである「マリナーラ」を450円という破格なお値段で提供している同店がショッピングモールのフードコートへ出店したというのであります
それ自体はうなづけなくも無いのですが、薪窯の設置が認められないであろうショッピングモールにおいて、どのような技を酷使して本格的なナポリピッツァを提供してくれるのかと興味深かったのであります



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いただいてみたのは、シンプルに生地の味わいとチーズを楽しめる「ピッツァ ビアンカ」と数種類用意されているマルゲリータの中から水牛のモッツァレラが使われるという「マルゲリータ エクストラ」
ピッツァ専用とは言え電気窯でありますので、焼き上がりまでは少々の時間を要しますし…
そのために生地の水分が失われることから、サクッとした食感は得られるものの、しっとりとしたモチモチ感を味わうことはできませんね
とは言え、その記事に含まれる塩味やそのバランスは流石なものでありますし、お値段的にそれほどのボリュームを使うことはできないのでしょうが、トマトソースの酸味やチーズのコクなどにはしっかりとしたおいしさが感じられるものでありました



【SOLO PIZZA Napoletana da Don Adolfo MOZO】
愛知県名古屋市西区二方町40 mozoワンダーシティー3F フードコート内
052-908-2700



『たん 助六』 週末のオフィス街でありながらも満席の賑わいを見せる茅場町の人気店

2018-10-13 20:49:11 | 関東
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久しぶりに牛タンを食べたいと思い立ったのでありますが、土曜日でもあることですし、東京駅界隈のお店はどこも混み合っているに違いないと…
それでオフィス街である茅場町であれば、逆に狙い目であろうと『たん助六』を訪ねてみることにいたします



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八丁堀駅から5分ほど歩いたところ
平成通りからちょっとだけ入った場所にありますし、ビルには足場が組まれていたことから見逃しそうになりながらも無事に到着
その時点では満席であったために、少しだけ外で待っていますと…
運が良いことにテーブル席に座っておられた3人組のお客さまがお帰りになられたために、窮屈なカウンター席ではなく、4名掛けのテーブルを独り占めすることができました


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お昼のメニューは至ってシンプルなものでありまして…
〝厚切り〟であったり〝タン元〟であったりとの文字が見当たらないことから「牛たん焼大盛とろろ付定食」をいただくことにいたします
それほど厚みがあるわけではありませんが、安い焼肉チェーン店でいただくようなペラペラなものでもありませんし、脂身が少ないことでのパサパサ感もなく…
程よい厚みと程よい脂があることで、適度な歯ごたえとジューシーさを楽しむことができるものでありました
また、若い頃にはお口の周りが痒くなるように感じて苦手だったとろろではありますが、いつの頃からかそのようなこともなくなり…
疲労回復効果や食物繊維を多く含んでいるなどと健康に良い食材と言われることから意識的にいただくようにしているのであります



大盛だということで8枚ほどが盛られるというボリュームにも満足でありますし、麦飯はお替りだけでなくテーブルに置かれている南蛮味噌漬けは好きなだけいただけるという大盤振る舞いでありまして…
お値段的にもお手頃であることが嬉しいですね



【たん 助六】
東京都中央区兜町16-6 千代田会館1F
03-6667-0155



『天ぷら 左膳』 喉越しが良い細打ちの更科蕎麦がいただけます

2018-10-12 20:23:31 | 関東
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さっぱりとしたものでお昼にしようと、銀座インズにある『天ぷら 左膳』を訪ねます
こちらは同じフロアにある『ステーキ&ビア 素敵庵』とともに、黒豚しゃぶしゃぶで有名な『いちにいさん』の系列店でありまして…
きっとおいしいお料理がいただけるに違いないとブックマークしていたのであります



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お邪魔したのがは14:00過ぎ
お昼のわさわさとした営業も落ち着きを取り戻し、ゆったりとした空気が流れています
上品さを感じる店内は10席ほどのカウンター席と20席ほどのテーブル席が置かれていまして…
白衣をピシッと着こなした板前さんを目前にするカウンター席をいただこうかとも思いましたが、案内に促されるままテーブル席をいただくことにいたします


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お腹が空いていたってこともあり「天丼定食」に惹かれるところではありますが、天ぷらと更科そばを提供するお店であることから、その両方をいただける「天ぷら定食」も外せない…
そんなふたつのどちらにしようかと迷っていたところで見つけたのが、海老の天ぷら3本を卵で綴じた丼に更科そばが添えられる「天とじそば定食」であります
サクッと揚げられた衣の食感を残すためか、天ぷらそのものを卵とじにするのではなく、出汁の中で溶き固められた卵をご飯に乗せた海老の天ぷらに掛けてありますし…
卵とじされた出汁がちょっとだけ固めに炊かれたご飯に沁みたおいしさも捨てがたいですね
しかし…
使われている海老は保水加工されたものであったことが残念でなりません


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そしてお蕎麦
胚乳の中心部だけを挽いていることで、美しく色白に仕上がっていますし、ほのかな甘みと香りを感じることができる更科
喉越し良く細打ちであることもおいしさでありまして…
ちょっと辛みがあるそばつゆの香りもまた優れものでありました



【天ぷら 左膳】
東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ1 B1F
03-3535-0700




『すきやばし次郎』 限定25食で提供されるサービスランチ リーズナブルでありながらも技は一流

2018-10-11 22:12:12 | 関東
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豊洲に『すきやばし次郎』の暖簾分け店があることは知っていたのですが、お昼に限定25食で提供される「サービスランチ」を目的に、開店前から行列ができているとの噂に尻込みをしていたのでありまして…
しかし市場移転の報道が続いていることもあってか、お寿司を食べたいとの欲求が高まりましたので開店時間を狙ってお邪魔させていただくことにいたします



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豊洲と言いましても駅前からは10分ほど歩きますし、晴海通りに面することもなく…
深川第五中学校の裏手となる公団住宅の1Fに並ぶテナントのひとつであったことには驚きであります
開店時間を5分ほど過ぎたタイミングでお店に到着
限定数に間に合ったのかと心配していたのですが、お店の前にはひとりの待ち客はおらず、どうしたことかと暖簾を潜りますと…
既にカウンター席に掛けられている7名と、待合席として使われているテーブル席に10人ほどが待たれている状況でありましたので、何とか間に合ったと胸を撫で下ろします


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30分ほど待ってカウンター席へと移動します
提供されるお料理はサービスランチのみですから、注文することもなく食事の準備が進んでいきまして…
先付の〝がんもの煮物〟をいただいていますと、お待たせしましたとの声とともに〝赤身〟と〝イカ〟のにぎりが提供されます
ここで「写真は一枚だけとなってます」と大将に釘を刺されてしまいましたので、ここから先の画像はありませんが…
〝真蛸〟〝小肌〟〝縁側〟〝蒸し海老〟〝帆立貝柱〟〝鰹のタタキ〟〝玉子〟〝煮穴子〟と続き沢庵巻〟と〝鉄火巻〟で〆となる、にぎり11貫と海苔巻き1本、それに椎茸と葱のお吸い物をいただくことができます
それでいて1,600円というリーズナブルさでありますので、ネタの質という点では銀座の本店とは比較にならないのでしょうが…
お口の中で解けるようなにぎりの技、蒸し海老のムチっとした食感と甘み、そして煮穴子のとろけるような柔らかさには流石と言えるものを感じることができます



【すきやばし次郎】
東京都江東区豊洲4-10-1
03-3534-8400




『アロマ珈琲』 1970年創業 八重洲地下街とともに歴史を彩るレトロ感溢れる喫茶店

2018-10-10 23:57:39 | 関東
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お昼の予定を終えて、次のアポイントまでの間に時間に空きができてしまいまして…
小腹も空いていることだしと、八重洲地下街にある『アロマ』なる喫茶店で時間を潰すことにいたします



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こちらは古くからある喫茶店でありまして…
そのレトロな雰囲気は基より、サイフォンで淹れてくれるコーヒーやおいしいサンドイッチを提供してくれることがお気に入りで、何度もお邪魔させていただいているのであります


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いただいたのは「ハムトースト」
レタスときゅうり それにハムが挟まれるシンプルなサンドであるのですが…
サクッと焼かれたトーストの歯ざわりがシャキッとしたレタスやきゅうりと見事に調和していますし、マヨネーズの酸味がそれらをうまくまとめあげているのであります
マヨネーズはからしマヨネーズとのいずれかを選ぶことができますので、次回はからしの香りが鼻から抜ける大人の味わいを楽しんでみましょうかね


セットでいただくことができるコーヒーはお替りをすることもできまして…
こちらから声をかけることなく、タイミングを見計らって、張りのあるきれいな声で「お替りはサービスですがいかがですか?」と声をかけてくださる小顔で長身なモデル体型のスタッフ
帰り際には作業中出会ったにも関わらず、その手を止め、きちんと目を見て笑顔見送ってくださいました



【アロマ珈琲】
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下1番通り
03-3275-3531



『創作 Dining Bar BISTRO Kuu』 おいしいお料理と落ち着いた雰囲気の店内 そしてコストパフォーマンスの高さが魅力のダイニングバー

2018-10-09 23:29:50 | 関東
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夜、久しぶりの神保町
餃子がおいしい中華のお店やビルの3Fまで狭い階段を歩いて上ったハンバーグ屋さんなどと蘇る思い出に浸りながら靖国通りをテクテクと…
駿河台下の交差点を右に曲がって程なく、緑地に白文字が浮かぶ看板が目に入ります



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予約をしていた時間よりも20分ほど早く着いてしまったのですが、扉を開け店内に足を踏み入れて間もないタイミングで名前を呼ばれ、お待ちしてましたとの自然な挨拶とともに2Fへと案内していただけます
〝自宅のようにくつろいで頂く〟をコンセプトとされているらしく、オープンキッチンがある1Fは〝ダイニング〟を
そして半個室風に仕切られることで落ち着きがある2Fは〝リビング〟をイメージしているとのことで…
どちらもステキな調度品が置かれるお洒落な空間でありました


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アミューズとして提供された、クリスピーに焼かれたバゲットが添えられるタラモをいただきながら次に提供されるお料理を待ちます


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秋のオススメとして手書きされたメニューから「前菜3種盛り」をいただきますと〝ラタトゥイユ〟〝自家製鶏ハム〟〝さつまいもとブルーベリーとくるみのサラダ〟がボリュームたっぷりに提供されまして…
さつまいもとブルーベリーを合わせるという発想にも驚きながらも、そのコスパの高さだけでなく、いろんな野菜をいただくことができるありがたい一品でありました


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旬のオススメとのことで「秋刀魚とキノコのアヒージョ」をいただきます
それほど大きな秋刀魚ではないようですが、ぶつ切りにされた秋刀魚には脂が乗っていますし、きのこもたっぷりと入っていまして…
こちらにもバゲットが添えられるのですが、お料理によって使い分けられているなんて素晴らしいことですね


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〝極太〟と書かれたソーセージ惹かれ、それが盛り合わせされているという「 ソーセージ炭火焼 盛り合わせ」をいただきます
盛り合わせは〝極太サルシッチャ〟〝チョリソ〟〝ゆずペッパー〟の3種でありまして、そのどれもがナイフを入れるとプチっと皮がはじけて肉汁が飛び出すものでありました


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メインとしていただくのは〝蝦夷鹿のロースト〟〝牛リブロースのステーキ〟〝骨付き子羊のロースト〟が盛り合わせられる「贅沢‼︎ 3種盛り」
それぞれのおいしさを一番引き出されるような焼き加減で提供されているようで…
ミディアムレアからミディアムほどに焼かれたお肉にはピンク岩塩のほかバルサミコソースやおろしタマネギソースが添えられていますが、シンプルにピンク岩塩でいただくのが素材の持つおいしさは引き出されるようで好みでありました


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「クワトロチーズリゾット」で〆ることにいたします
パルミジャーノ・レッジャーノを加えて炊かれたであろうリゾットはアルデンテな食感を楽しむことができますし、しっかりとしたチーズのコクも楽しめまして…
トッピングされているのはエダムとカマンベールでありましょうか
熱が加えられたことでのとろけるような舌ざわりもおいしくいただけました



【創作 Dining Bar BISTRO Kuu】
東京都千代田区神田神保町1-41 駿河台下MKビル1・2F
03-5281-9799



『汁なし担担麺ピリリ』 フォアジャオの痺れと香りが癖になる汁なし担々麺がいただけます

2018-10-08 22:42:51 | 関東
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辛痺系の麺料理に注目が集まっていることから、麻婆麺や担々麺などの専門店が続々とオープンしていまして…
そんなお店のどこかでお昼をいただくことにしようと探していたところ、水天宮近くにある『汁なし担担麺ピリリ』の評判が良いようなのでお邪魔させていただくことにいたします


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こちらのお店がオープンしたのは、それほどブームが加熱していなかった2年ほど前のことでありまして…
エレベーターへと向かう通路は間口が狭く目立つことはないのですが、店内へと入りますとカフェかとも思えるほどにオシャレな設えでありますし、ゆったりとした空間は居心地が良く女性のお客さまも多いようですね


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黒胡麻と白胡麻の2種からなる汁なし担々麺をメインに、限定数で提供される汁あり担々麺や麻婆豆腐、担々丼なんてものもありますが…
やはりまずは汁なしでしょうと、白胡麻担々麺をいただくことにいたします
券売機で買った食券を店員さんに渡す際に、控えめにも辛口にもできるとのことでしたので辛口でとお願いいたします
もっちりとした太麺にもしっかりと絡むタレは、辣油の辛みよりもフォアジャオの痺れるような辛さが勝るものでありまして…
その香りも十分に楽しむことができるのですが、
食べ進むにつれ痺れるような辛さに舌先が麻痺してきますね



湯島にある担々麺の名店『阿吽』出身のオーナーだと知り、おいしさも納得であります



【汁なし担担麺ピリリ】
東京都中央区日本橋人形町2-15-17 海老原ビル2F
070-3201-4649




『ル・ブラン』  創業から30年 流行りに左右されない正統派の洋食がいただけます

2018-10-07 23:08:12 | 関東
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心配した台風25号は大きな混乱をもたらすこともなく北へと抜けていったのでありますが…
その台風一過の影響か、午前中からグングンと気温が上がり、10月として珍しい真夏日となったようであります
そんな暑い日にとは思いましたが、ドリアがおいしいと評判のお店を目指して歩行者天国となった銀座中央通りをテクテクと歩きます



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銀座四丁目
三越がある交差点を築地方面へと曲がってすぐのところにある『ル・ブラン』が目的のお店でありまして…
入り口脇のウィンドウにはケーキやスパゲティなどのサンプルが並べられていることから、洋菓子がおいしい喫茶店という印象しか持っていなかったのであります
客席は1Fと2Fにあるようでしたが案内されるがままに1Fの席をいただき、お昼どきでありながらも、ガランとした店内を見渡しますと綺麗にセットされたシルバーに寂しさを感じてしまいます


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ランチメニューの筆頭には〝ご注文数第1位〟と書かれたドリアが書かれていまして、やはりそれが人気のお店であることを確信いたします
海老やイカ、それにアサリといった魚介が入っていますし、ベシャメルソースに合わせてアメリケーヌソースが使われることでのコクがあって…
セットになっているシンプルなレタスのサラダもシャキッとしていていますし、それにかけられるフレンチドレッシングのスッキリとした酸味も良く…
コーンの甘味がおいしいポタージュスープと満足いくものでありました



しかしながら、先に提供されたサラダに手をつけていなかったワタシが悪いのか、サラダをずらしてドリアを正面に置くといった気遣いもなく、それを避けるようにテーブルの端にメインとなるドリアを置いていかれまして…
気遣いのない、形だけの作業にがっかりでありました



【ル・ブラン】
東京都中央区銀座4-6-11 銀座センタービル1・2F
03-3564-2086




『日本料理 岩戸』 熱々でふっくらサックサク 身の厚みが素晴らしい穴子の天ぷら

2018-10-06 19:21:06 | 関東
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今日を以って83年の歴史に幕を下ろす築地市場
その最後を見届けようと場内の飲食店にはかなりのお客さまが押寄せているそうで…
あの吉野家1号店には100人近い行列ができたとのことであります
そんなお祭り気分に浮かれる観光客はさておき、豊洲市場が開くまでの4日間は〝セリ〟が行われないことから、築地から仕入れをしていたお店はどのように対応されるのでありましょう



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そんなことを考えながらのランチは銀座一丁目にある『日本料理 銀座 岩戸』
神田にあるお店には何度かお邪魔したことがあるのですが、銀座のお店は初めてのことでありまして…
恐る恐る引き戸を開けますと、ご婦人方の笑い声が聞こえてきてひと安心
緊張も一気に解れます


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神田店同様に入り口にある帳場で注文と会計を済ませるシステムでありまして…
女将さんからは「まぐろ重」が一番人気だと勧められたのですが、ゴマだれに漬け込まれたネタが乗るまぐろ重は神田でいただいたことがありましたので「穴子天婦羅定食」をいただくことにいたします
できれば名物とある「イワシ刺」もいただきたいところではあったのですが、残念ながら夜にしか提供されていないとのことで断念であります
天ぷらはいま揚げてますのでと、ご飯とお味噌汁、それに2種の小鉢が乗せられたお盆が提供されまして…
ひじきと冷奴というシンプルな小鉢をいただいていますと、程なく身が厚い穴子の天ぷらが提供されます
熱々でサックサク、ふっくらと揚げられた全く臭みのない穴子が丸々一本
そんな穴子に添えられるのは人参とナス、それにピーマン
天ぷら専門店には敵わなくとも、十分に満足できるランチでありました



【日本料理 岩戸】
東京都中央区銀座1-5-1
03-3564-3835




『とんかつ 寿々木』 揚げる油の音や、それをカットする包丁の音までもがおいしさのとんかつ店

2018-10-05 22:04:30 | 関東
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用事を終えてランチに向かったのは15:00を過ぎてからのこと
当然やっているお店は限られていて、それを探すのも面倒だと東京駅構内にある〝Kitchen Street〟へと向かいます



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何をいただこうかと迷っているときに〝カキフライ始めました〟とのPOPを目にして『とんかつ 寿々木』へお邪魔させていただくことにいたします
専門店らしさが漂う外観と完全にオープンにされている厨房
その厨房を囲うようにある白木のカウンター席をいただきますと…
余計な音がないことから、耳を澄ますとかつが揚がっていく油の変化や、揚がったかつを切り分ける包丁の音などのシズル感が感じられます


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で「カキフライ」
まだまだ残暑が続くと思っていたら、もう牡蠣の季節が来ていたのですね
サクッと揚がったパン粉を纏ったカキフライを頬張りますと、お口の中を火傷しそうなほどに熱々なジュースが飛び込んできながらも、牡蠣はミディアムレアという見事な揚げ加減にプロを感じます
カキフライはお醤油派であることから、それをお願いしますとセンスが良い小さなお醤油さしを出してくださいまして…
数滴垂らすことでの風味と塩味とともにおいしくいただきました



また、お店を出ようとした際に聞こえてきた「ありがとうございました」に振り返りますと、笑顔で軽く会釈をする調理師さん
これまたプロを感じます



【とんかつ 寿々木】
東京都千代田区丸の内1-9-1 キッチンストリート
03-3284-8305




『魚菜はざま』 築地で仕入れる新鮮なネタで自分好みの海鮮丼がいただけます

2018-10-04 23:05:15 | 関東
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久しぶりにお魚が食べたい気分でありまして…
どこかでお寿司でもいただこうかとも思ったのですが、久しぶりにお気に入りである『魚菜はざま』を訪ねることにいたします



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月島と言っても清澄通りに沿うわけでもなく、もんじゃストリートにあるわけでもないのですが、わざわざここを目指してやって来られるお客さまでいつも賑わっていまして…
ちょっと時間をずらしてお邪魔させていただいたのですが、1Fのカウンター席は満席でありましたので2Fへと案内されます
4卓置かれた4名掛けのテーブル席は相席での利用となりまして、最初は独り占めできて喜んでいたのですが、のちにお二人で来店されたご婦人、続いて若いお兄さんとの相席となりました


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店頭に置かれた看板には数十種類もの海鮮丼の写真が掲げられるように、大将が自ら築地へと足を運び目利きして仕入れたお魚を使った丼を提供してくださるということで、そのお魚のおいしさは他とは比較できないほどなのでありますし…
お魚一品の丼から2色、3色と丼を彩ることもできますし、そのネタの組み合わせも自在であることも魅力的であります
で、今日は〝ぶり〟〝中トロ〟〝いくら〟の3色丼をいただき…
脂がのったぶり、舌にまとわりつくほどにキメが細かい中トロ、そして弾けるおいしさが楽しいいくらと大好きなネタを満喫させていただきました



おいしい丼に満足して帰ろうとすると、厨房からも「ありがとうございました」との声が聞こえ、そっちを振り向くとキチンと目が合うすばらしさ
やっぱりココは良いなぁ



【魚菜はざま】
東京都中央区月島4-9-10
03-3534-7698