現在、紛争地であるウクライナと、EUROでもめるEUの中心にあるドイツ。
この2ヶ国を訪問する厳しい外交になりそうです。
『安倍総理は、6月5日から9日まで、ウクライナ及びドイツを訪問する予定であります。
まず、我が国の総理として初めてウクライナを訪問し、ポロシェンコ大統領と首脳会談を行います。今回の訪問を通じて、日ウクライナ関係を強化するとともに、G7次期議長国として我が国がウクライナ情勢の平和的解決に関与し、ウクライナの国内改革を積極的に後押ししていることを改めて示すことが期待をされます。
ドイツでは、ミュンヘン郊外のエルマウで開催されるG7サミットに出席をします。本年のG7では、世界経済、地域情勢、気候変動、エネルギー、開発等の国際社会の喫緊の課題について、首脳間で意見交換が行われる予定であります。来年、我が国はG7議長国となるところであり、来年を見据えエルマウ・サミットにおける議論に積極的に貢献して、日本でのサミットにつなげていきたいというふうに考えます。』
6月6日夜に産経新聞が伝えたところによれば、安倍首相はウクライナにての首脳会談で、
次のように一致しました。
『安倍晋三首相は6日午前(日本時間同日午後)、ウクライナの首都キエフの大統領府でポロシェンコ大統領と会談した。両首脳はウクライナ情勢をめぐり、ロシアを念頭に、国際法の原理に反する国境の変更は認めないとの認識で一致した。
安倍首相は会談後の共同記者発表で、ウクライナ情勢について「先進7カ国(G7)の連帯を重視し、問題の平和的、外交的解決に向け一層積極的に貢献する」と強調。ポロシェンコ氏は「日本の全面的協力を高く評価する」と語った。』
日本としては、G7各国との調整もあり、また、ロシアとの関係も悪化させたくはないので、極めて難しい局面に立たされております。
南北朝鮮や中国に対抗するためにも、欧米やロシアとの友好協力関係は強化しなければならないのですが、その一方で北方領土問題や拉致問題ではロシアとの関係を強化しなければならない、ウクライナ問題では欧米の肩を持たなければならない、しかしウクライナは中国に武器を売却した国でもありますので、難しい舵取りが求められています。
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安倍首相が訪問先のウクライナの肩を持つ発言をしているのは深謀遠慮の国家戦略によるものだ
安倍首相は、6月6日に訪問したウクライナにて、ウクライナの肩を持つ発言をしています。
ある程度予想されたとは言え、「国際法の原理に反する国境の変更は認めない」と、中国を念頭に置いた最近の発言を、ウクライナでも敢えて行いました。
安倍首相や日本政府の深謀遠慮の国家戦略とはどういうものか??
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