FNNが6月19日未明に次のように伝えました。
『トヨタ自動車の役員に女性で初めて就任したアメリカ人の常務役員が、麻薬を違法に輸入した疑いで逮捕された。
「麻薬を輸入したとは思っていません」と、容疑を否認しているという。
2015年4月、就任会見で、にこやかに日本語であいさつをしていたトヨタ自動車常務役員のアメリカ人、ジュリー・ハンプ容疑者(55)。
18日朝、都内の滞在先ホテルで逮捕された。
その容疑は、麻薬の密輸。
麻薬の成分を含む錠剤57錠は、6月8日、アメリカ・ケンタッキー州の国際空港から、国際郵便で日本へ発送。
11日、成田空港で、東京税関に発見された。
錠剤は、ハンプ容疑者宛ての小包の中で、ほかの荷物に紛れ込む形で、袋に入っていたという。
自らから使用するために輸入したとみられている。
ハンプ容疑者は「初の女性常務役員になれて、非常に光栄です。とても名誉なことであり、責任を感じています」と話していた。
2015年4月、トヨタ78年の歴史の中で、初の女性役員となったハンプ容疑者。
過去には、アメリカの大手自動車メーカー、GM(ゼネラル・モーターズ)の副社長や、大手飲料メーカー、ペプシコの上級副社長などを歴任していた。
2014年には、チャリティー活動で、アイス・バケツ・チャレンジにも挑戦した。
華やかな経歴の持ち主が、いったいなぜ、麻薬密輸の容疑者になったのか。
密輸したとされる麻薬は、日本では麻薬に指定されている「オキシコドン」と呼ばれるもの。
一方で、医師の処方箋があれば、鎮痛剤として使われることもあるという。
帝京平成大学薬学部教授の井手口 直子薬学博士は「日本では、がんの患者の強い痛みを止めるために使われている薬。強さは、モルヒネの約1.5倍」と話した。
オキシコドンは、日本国内で保管する際には、金庫に入れ、捨てるのにも許可がいるなど、厳しく管理されている。
海外からは、手荷物であれば持ち込めるが、国際郵便などによって取り寄せることは禁じられている。
ハンプ容疑者は調べに対し、「麻薬を密輸したとは思っていません」と容疑を否認。
トヨタ自動車は、「捜査には全面的に協力してまいります。われわれは、今後の捜査を通じて、ハンプ氏に法を犯す意図はなかったということが明らかにされると信じております」とコメントした。
警視庁は、ハンプ容疑者が、これまでも同じような形で麻薬を取り寄せたとみて、捜査している。』
「オキシコドン」系はアヘンやモルヒネのような鎮痛作用があり、かの有名なポップスターであった、故マイケル・ジャクソン氏も鎮痛薬の『オキシコンチン(Oxycontin)』と『デメロール(Demerol)』を毎日服用していた、という事です。
2009年に彼の薬物中毒死を招いた原因となり、デメロールを注射されてから1時間後に死亡した、とされています。
6月18日夜に産経ニュースが伝えたところでは、「オキシコドン」は治療のためであれば個人が自身の荷物として輸入することは可能だが、その場合は事前に医師の診断書を添えて厚労相に申請し、許可を得ることが必要だ、ということです。
ちなみに、オキシコンチンは、アヘンに含まれる成分のテバインから合成される、アルカロイド系鎮痛剤の一種オキシコドンの商品名、デメロールは、モルヒネのような効果を持つ麻薬性鎮痛剤メペリジンの商品名です。
アメリカでは、特にアパラチア山脈とその周辺である、米国本土の東部では、取締当局にとっては最も警戒すべき薬物の一つのようです。
薬物依存は、「危険ドラッグ」をはじめ、麻薬や覚醒剤、シンナーやトルエンなどの各種の有機溶剤から、近年は副作用や依存症の強い薬物までが使用されています。
薬物依存により、神経系の麻痺だけではなく、強い薬物中毒で依存症を引き起こし、廃人への道をひた走ることになるのです。
薬物依存の闇は深い!!
薬物依存症は決して他人事ではないのです!!
自分の身を守るためにも薬物依存は絶対にダメ!!
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鎮痛剤などの薬物中毒の裏の世界は薬物の戦略物資としての価値との表の世界と表裏一体
6月18日に、トヨタのアメリカ人女性役員が麻薬密輸容疑で逮捕された事件は、大きな衝撃をもって受け止められています。
鎮痛剤などの闇とは??
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