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新型コロナウイルス感染の教訓とは、安かろう悪かろう、自主対応自主防衛、備えあれば憂い無し!!

2020-04-02 00:00:00 | 防衛
中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎は世界中で感染が拡大し、流行し続けています。

筆者の住む地域でも、3月31日に神奈川県から運転免許合宿で来た女子大学生の感染が確認され、衝撃が拡がっています。

このような中、新型コロナウイルス感染の教訓とは、一体何でしょうか??

3月31日に首相官邸HPが「経済財政諮問会議」の題で次のように伝えました。

『令和2年3月31日、安倍総理は、総理大臣官邸で令和2年第3回経済財政諮問会議を開催しました。
 会議では、当面の経済財政政策(特に緊急経済対策)及びデジタル・ニューディールの推進について議論が行われました。
 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、まず、経済対策の取りまとめに向けて、議論を行いました。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界全体で経済活動が縮小し、我が国経済にも甚大な影響を及ぼしています。今は、感染拡大と重症化の防止が最優先ですが、その後は、日本経済を再び確かな成長軌道へと回復させて行かなければなりません。そのためには、甚大な影響のマグニチュードに見合うだけの強大な経済政策を打ち出していきます。

 こうした考えの下、先日、私から西村経済財政政策担当大臣に対して、緊急経済対策を、今後1週間程度のうちに取りまとめるよう、指示いたしました。26兆円の総合経済対策等に加えて、新たな補正予算を編成し、前例に捉われることなく財政・金融・税制を総動員して、思い切った措置を講ずることといたします。

 まず、根本的な問題解決には、治療薬・ワクチンの開発・普及が鍵となります。
 この研究開発を最優先の課題として位置付け、一気に加速するとともに、国際協調的な取組に我が国がリーダーシップを発揮し、世界に貢献してまいります。

 そして、有識者議員の御提言にあるように、まずは、皆様の雇用・家計・事業を守り、国民生活の安全・安心を確保していきます。

 そして、次の段階として、V字回復の反転攻勢に向けた需要喚起をしっかりと行うとともに、このピンチを、デジタル化など未来に向けた社会変革の契機としていく。そうした覚悟で、取り組んでまいります。

 正にそうした問題意識の下、デジタル・ニューディールの推進について、議論を行いました。デジタル化・リモート化を、我が国経済のV字回復の起爆剤、かつ社会変革の原動力と捉え、そのための環境整備を、スピード感を持って強力に推進してまいります。

 特に、今回のコロナウイルス感染拡大に伴い、例えば、東京などで不要不急の外出の自粛が要請されているような状況の中で、テレワークや遠隔教育の活用は、国民生活の維持の観点から、喫緊の課題です。また、患者の方々のみならず、コロナウイルスとの闘いの最前線で活躍されている医師・看護師の皆様を、院内感染リスクから守るためにも、オンライン診療を活用していくことが重要です。

 そのため、現状の危機感を踏まえた緊急の対応措置を、規制改革推進会議で至急取りまとめていただきたいと思います。」』

我が国には優れた産業基盤や人的基盤もあります。
しかし、ここ20年程の「海外進出」「水平分業」の名にて進んだ「グローバル化」の影の部分、負の部分が今、新型コロナウイルスの感染拡大で中国等に頼った生産体制や供給体制が、「マスク不足」「部品供給の停滞」「食品類の輸入停滞」「消毒液等の容器の不足」等となって私達を襲っているのです。

正に、「安かろう悪かろう」。
この事実に刮目しなければ、直視しなければなりません!!

一方で、日本の自主防衛力の強化も中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大で、一層脅威が拡大し、喫緊の問題となっております。

3月28日に防衛省・自衛隊HPは河野防衛大臣の記者会見を次のように公開しました。

『1 発表事項
 今日は、CBRNを中心とした脅威に対する防護ということで大宮の化学学校並びに装備を見せていただきました。目で見えない敵と対応するということで、任務は非常に困難なものになるわけですが、今回の視察を通じて、日々の教育訓練をしっかりと重ねた上で、対応ができるということを確認し、非常に高い専門性、士気高く、責任感強くやってくれていることがよく分かりました。そういった意味で、化学科並びに対特殊武器衛生隊は今後もしっかりと訓練を積み重ねていっていただきたいと思います。先般のダイヤモンド・プリンセスを始めとする新型コロナウイルス感染症対策では、非常に活躍をしてくれたと思っておりますし、1人も感染者を出すことなく任務を完遂できたということは、日頃の訓練、そして、責任感の強さということだと思います。そういう意味で、今後も頑張ってもらいたいと思います。

2 質疑応答
Q:クルーズ船で対応された衛生隊の装備品と、衛生隊の方の説明を受けられたかと思いますが、どのような話を聞いて、どのようにお感じになったのでしょうか。
A:実際にPCR検査の方法、検査機器の在り方といったものを見ました。また、活躍する機会がでることもあるかもしれませんので、そういった時にはしっかりと頑張ってもらいたいと思います。

Q:今朝、災害派遣の命令を出され、これから自衛隊の活動が本格化していくと思いますが、どのようにおかんがえになっていますでしょうか。
A:今朝の未明まで関係省庁と調整をして、今朝の帰国便から自衛隊の検疫、検査を待っている人たちの輸送あるいは生活支援、そうしたことに自衛隊が当たるということで、成田空港及び羽田空港を対象に災害派遣の命令を出しました。成田空港及び羽田空港に帰ってこられる帰国者の方を、あまりお待たせしないように、また、停留している間、それなりに快適に過ごしていただけるようにしていきたいと思っております。ただ、本来なら、停留の施設は、ホテルの稼働率も下がっておりますし、バスも稼働率が下がっているわけですから、できれば、自衛隊が防護の方法を指導した上で、民間のホテルあるいはバス会社にやっていただける業務と思っております。是非、民間で名乗りを上げていただいて、やれる業務、積極的にやっていただければと思っております。自衛隊としてもしっかりとサポートできるところはサポートしていきたいと考えております。

Q:今回の災害派遣の規模はどの程度になるのでしょうか。
A:どれくらいの方々がこちらに帰ってこられるかということ、それから、期間が少し読めないところがありますので、交代要員を含めて、どれくらいになるかというのは、まだ明確なところは分かりません。

Q:今、派遣している人数はどれくらいでしょうか。
A:今、医官等を10人程度、検疫支援に派遣しております。そして、生活支援その他、30人程度を派遣しておりますので、それが成田空港及び羽田空港ということになろうかと思います。
(以下略)』

河野防衛大臣も指摘されていましたが、日本の軍隊である自衛隊の士気や能力が、「ダイヤモンド・プリンセスを始めとする新型コロナウイルス感染症対策では、非常に活躍をしてくれたと思っておりますし、1人も感染者を出すことなく任務を完遂できた」のです!!
他の機関では感染者を出している過酷な状況の中でここまでやれたのは驚愕に値します!!

感染症対策であっても私達1人1人の自主対応も大切ですが、自己完結型の組織としての軍隊、正に自主防衛力の強化は必要不可欠なのです。
備えあれば憂い無し!!


新型コロナウイルス感染の教訓とは、安かろう悪かろう、自主対応自主防衛、備えあれば憂い無し!!


3月31日、官邸にて開催された令和2年第3回経済財政諮問会議で発言する安倍首相(中央)
出典:首相官邸HP


追伸:

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