AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

誤用分析が役に立つ日~迷惑メール編 (^m^ )クスッ

2006年04月17日 | どーでもいいこと
誤用分析というのがあります。
学生の間違いを分析するわけですよ。もちろん、その原因を突き止められたら、対策を講じなければなりません。
原因を突き止められても、対策が講じられないことが多くて、まだまだ教師としての力量不足を感じるのです。

さて、その誤用分析。最近、思いがけないところで役に立ちました。

迷惑メールです。

迷惑メール、手が込んできて楽しいです。
普通は(←普通ってのが何かという質問はナシ)、援助交際のお誘いのようなメールや、その逆の方もありますよね。会うだけで100万円あげますとか。

そうかと思えば「会うだけで100万円なんて怪しいですよね。うちはお金はもらえませんが、確実に会えます。なんてのも来ます。

こんなのを以前、紹介しました。

そうそう、どこかのスポーツ事務の受付を名乗る女性から、「私宛にメールが届きましたが、間違いじゃないですか? でも、あなたのメールに関心があったので返事を書きます」というのが届くということもあります。

いやあ、迷惑メール、あの手この手。こういうのを考える人、楽しいだろうなあ。

さて、誤用分析。

 新しいパターンが登場したのですよ。
 差出人は、某国の留学生を名乗っています。生活が苦しいので同居する人を探しています。てなメールです。差出人は女性だと書いています。で、男性の同居人を捜していると言うんですが、メールの日本語、所々間違ってる
 留学生だというふりをしているのでしょう。

でも




あま~いっ!!




その国の留学生はこんな間違いはしないのだっ!

プロの日本語教師をなめてもらってはいけない(←送信者が分かっているわけがない)
もっとちゃんとデータを収集してから送ってきやがれってんだっ!


誤用分析で得た知識が役に立った一幕でした。




って、誤用分析なんかしたことなくても分かるよねえ、怪しすぎ。



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