AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

長生きしたい

2008年01月02日 | どーでもいいこと
お節料理のお話です。

ぷくは、幼稚園の先生にお節料理の意味を教わってきて、大みそかからその意味の説明をしてくれるのですが、どたばたとしていたこともあって、「料理を見ながら説明してよ」と伝え、本人も納得したのです。

翌日、お節料理を食べている時、「これきらい」とかいいながら、意味の説明など何もせずに好き嫌いをわめき散らしていたのです。

そんなこんなで私がエビをおいしく頂いていた時、娘が、「少しだけちょうだい」といってエビのしっぽを一節分食べました。そして、「おいしかった」と言ったわけです。

息子は、どうしてエビをお正月に食べるのかの解説をはじめ、腰が曲がるまで長生きしますように、という意味だということを切々と訴えました。

その時はそれでよかったのです。

次にエビが出てきた食事のとき。

ぷくが口にした言葉は!














エビの曲がってる所だけちょうだい


お父ちゃんは、頭の部分としっぽの部分を食べ、息子には腰の部分だけ渡しましたが、そこだけ残すと全然曲がってないのだよ、ぷく


それを指摘したら、ぷくは涙をぽろぽろと落としながら



長生きしたいよぅ

と言いました。長生きしてくれよ。そのまえに好き嫌いをなくそう。長く生きるのなら、ゆっくりでいいからさ。
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