絵で見てわかる 日本語表現文型 初中級 | |
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ナツメ社 |
僕が日本語教授法や実習の授業で学生さんによく話すのは、「導入がうまくいけば説明がかなり省けるよ」ということ。実際、導入がうまくいったときは、授業がとてもスムースに進みます。
かといって、導入に何分もかけられないんだよね。
導入で必要なのは、
今日何を勉強するのかを把握させる。
今日勉強することを知らないということを認識させる。
覚えればいいことがある、というメリットを実感させる。
というところでしょうか。
具体的な場面を提示し、そこで自分は自分の知っている日本語では(上手に)対応できないということを意識させることができると、何を勉強するかを意識しながら学べますね。
ということで、この本は、表現文型を扱っているのですが、導入部分にそういう配慮がってヒントがもらえます。