AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

室内危険度診断システム(ネット上で利用できます)

2006年01月18日 | どーでもいいこと
阪神大震災からもう11年ですか。
早いですね。防災意識が今の自分にどれだけあるかというと実に心許ないです。研究室は資料や教材が整理もされずに積み上げられていて、ちょっと揺れたら、ドアから逃げ出すことは出来なくなるでしょうね。窓からかなあ。
自宅では、子供がけがをしないようにと一番大きな箪笥にはつっぱりをつけましたが、子供用の箪笥は小さすぎて突っ張れないんですよ。大きな箪笥にねじで留めてやろうかと思ったりもします。

地震の時の家具の倒れ方といえば、日立東日本ソリューションズが名古屋工業大学の岡田教授の研究成果を利用した「室内危険度診断システム」をネット上で公開しています。

以前試してみたところ、助かるのは僕だけという(寝る位置です)結果が出て苦笑いしました。難しいんですよ。寝る位置。子供がお父さんの隣がいいとか、お母さんの隣がいいとか、二人の間がいいとか、加湿器から話しておこうとか、窓側は冷たくなるからとか考えて寝ているんですが、地震の時というのは条件に入れてなかったな。

それにしても11年ですよ。
11年前のあの日は富山にいました。修士論文を提出し終えて、博士課程入試の準備をしていたときですね。早朝の揺れで目が覚めて、言語学の学生のたまり場でテレビを見ていました。見るたびに被害が広がっていて驚いたものです。
広島大学の博士課程受験時には、神戸は新幹線が止まっていましたから、どこだったかな、在来線で一番西までいって、JRの準備したバスに乗って姫路まで行ったような気がします。廃墟の中をバス乗り場まで歩いたんですよ。
何とか合格して、富山から引っ越すというときも、日本海側を迂回して岡山を南下して山陽自動車道に入ったように思います。

そういえば、韓国にいたとき、道を教えてあげたおばさんに「あなたのような親切な日本人を見たのは初めてだ。困ったときに助けてくれる友達を紹介する」といわれ怪しげな教会に連れて行かれたことがあります

そこで聖書を見せられ、ここに神戸の地震について書いてあるといわれたのですが、よくわからない文体だったんで、意味がよくわかりませんでした。韓国でもインパクトの大きな地震だったんですね。

6000人を超える人命が失われたといいます。
ご冥福をお祈りします。
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