AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

いろいろ思う三月の終わり

2018年03月17日 | 日本語教育
院生さんに声をかけて東京にやってきました。

この「院生さんに声をかけて」というのも、結局、私の研究費やらからは支出ができないということなので、みなさん自腹で、それが学会に行こうとか、調査に行こうと声がかけにくくなっているのだけれども、まあ、それは僕のとってくるお金がそういう使徒ではないということで、次はそういうことができるお金を探そうと考えているのですが、本題ではないのでこのくらいにして、

去年もお邪魔した福生のYSCさんに伺いました。

切り盛りしていらっしゃる田中さんとお話ししていると、エネルギーがもらえるのと同時に、自分の来し方行く末を思い悩むことも多く、今日もそんなでひとり酒。

自分はどんな立ち位置で、どんな風に関わっていけばいいのか。

というか、自分に、関わるだけの技術や知識、能力があるのか。

前にも愚痴を書いたけど、全てを吐き出してしまって、この10年は内部蓄積がほぼゼロ。

それまでにためてきたものを、出して出して出して、再利用して、そんな感じになっています。

教員研修に読んでいただいても、3年くらいはネタが持ちますが、それ以上は焼き直しになってしまいます。

大学教員に小中学校の現場経験を求めるのは筋が違って、大学教員はそこでの知見をデータとして俯瞰して、そこから何かを引き出すのが仕事、と思われているのかもしれない。

かもしれないけどさあ、付属病院を持っていない医学部がないように、臨床と理論というのは切り離せないと思うんだよな。
教育現場と理論が切りはなせると思う人の方が多いんだろうか?

なんか、酔いに任せて訳のわからないことを書き連ねましたが、悶々として、しばらく過ごすことになりそうです。



まあ、前向きになるということで、締めるとすれば

多様な支援や、学びの形態があること、

学校以外の教育の場が、学校でないことが理由で、束縛から逃れ、ニーズに則った教育ができているのかもしれない、という

教員養成の中では、あまり触れられないだろうなあという問いを

自分の中に持たせることができたのが、よかったのかな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日もいろいろ | トップ | 出張のお供 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語教育」カテゴリの最新記事