
日本語の中級の補講。
中級といっても、実際は、みんなの日本語初級の第二分冊からスタートというクラス。関係者の皆様がご覧になれば、これは中級じゃない、ということは一目瞭然。
ゴールデンウィーク明けから、3年生の実習になります。
それまでの2回、初級前半の復習を私が担当しました。
前回は、動詞のフォームの確認、もっぱら活用の練習だけでしたが、作り方などを説明しました。
そして、「依頼」について、待遇表現と絡め、どんなものがあるかを具体例に即して話してもらい、実際に役割練習をして、適切な場面の適切な表現を確認しました。
今回は、順序立てて話す、ということの復習を中心に行いました。
「まず、次に、そして、それから」といった言葉が適切に使えるか、「~して、~してから、~する前に、~すると、~したら、~するとき、~したとき」などの表現も適切に使えるか、ということの確認です。
で、楽しめるように、冒頭にあげた、クレーンゲーム、それから、デジカメ、そして、

このおもちゃを持ち込みました。
一人の学習者に、写真で使い方を示したものを渡し、もう一人の学習者に口頭でそれを伝える、口頭で聞かされた学習者はそれをメモにし、指示に従って機器を扱う。最後に、その使い方を口頭で発表する、使い方を紙に清書するのは宿題、という流れ。

クレーンゲームには、

電源ボタン、ミュージックのオンオフ、

スタートボタン、左右レバー、前後レバー、上下レバーがあります。

中のカプセルには、携帯型音楽プレーヤーなども。
「まず、スイッチを入れます。次に、スタートボタンを押します。レバーは三つあります。左のレバーは~」といった感じです。
聞いていたら、「真ん中のレバー」っていえないね。「中のレバー」といっちゃうね。
位置を示す言葉の指導に失敗があったようです。
もう一つの、イライラゲームは、組み立てるところから。だって、コースに難しいのと、易しいのとがあるから。



ブラジルからの学習者さんがとても上手にフックを操って、失敗することなくやり終えたのが、日本語とは全く関係ないところでのニュース。
これをやっているときに、

このコースについて、助数詞は何か、という質問がありました。
線状のものなので、「本」かな、と思ったのですが、学習者さんは、平べったいから「枚」じゃないか、という意見。
「面」かもしれないよねーと思ったり。
困ったときには、「一つ、二つ」でいいんじゃない?という話もしたんですが、箱の説明を読むと、「コースフレーム 2本」とありました。
結果として、
こちらは5段階くらいの単純な説明をイメージしていたのですが、
かなり詳細に説明をしていて、日本語で説明する能力が十分にあることが分かってうれしかったのです。
文字に頼らなかったのはよかった、という評価もある一方で、こちらがワークシートをもう少し丁寧に準備すれば、あれだけ詳細な説明にならず、時間も押さなかっただろうなあというのが反省点。
小田原の寄せ木細工なんかも買うと面白いだろうなあ。
というような授業のお話でした。
中級といっても、実際は、みんなの日本語初級の第二分冊からスタートというクラス。関係者の皆様がご覧になれば、これは中級じゃない、ということは一目瞭然。
ゴールデンウィーク明けから、3年生の実習になります。
それまでの2回、初級前半の復習を私が担当しました。
前回は、動詞のフォームの確認、もっぱら活用の練習だけでしたが、作り方などを説明しました。
そして、「依頼」について、待遇表現と絡め、どんなものがあるかを具体例に即して話してもらい、実際に役割練習をして、適切な場面の適切な表現を確認しました。
今回は、順序立てて話す、ということの復習を中心に行いました。
「まず、次に、そして、それから」といった言葉が適切に使えるか、「~して、~してから、~する前に、~すると、~したら、~するとき、~したとき」などの表現も適切に使えるか、ということの確認です。
で、楽しめるように、冒頭にあげた、クレーンゲーム、それから、デジカメ、そして、

このおもちゃを持ち込みました。
一人の学習者に、写真で使い方を示したものを渡し、もう一人の学習者に口頭でそれを伝える、口頭で聞かされた学習者はそれをメモにし、指示に従って機器を扱う。最後に、その使い方を口頭で発表する、使い方を紙に清書するのは宿題、という流れ。

クレーンゲームには、

電源ボタン、ミュージックのオンオフ、

スタートボタン、左右レバー、前後レバー、上下レバーがあります。

中のカプセルには、携帯型音楽プレーヤーなども。
「まず、スイッチを入れます。次に、スタートボタンを押します。レバーは三つあります。左のレバーは~」といった感じです。
聞いていたら、「真ん中のレバー」っていえないね。「中のレバー」といっちゃうね。
位置を示す言葉の指導に失敗があったようです。
もう一つの、イライラゲームは、組み立てるところから。だって、コースに難しいのと、易しいのとがあるから。



ブラジルからの学習者さんがとても上手にフックを操って、失敗することなくやり終えたのが、日本語とは全く関係ないところでのニュース。
これをやっているときに、

このコースについて、助数詞は何か、という質問がありました。
線状のものなので、「本」かな、と思ったのですが、学習者さんは、平べったいから「枚」じゃないか、という意見。
「面」かもしれないよねーと思ったり。
困ったときには、「一つ、二つ」でいいんじゃない?という話もしたんですが、箱の説明を読むと、「コースフレーム 2本」とありました。
結果として、
こちらは5段階くらいの単純な説明をイメージしていたのですが、
かなり詳細に説明をしていて、日本語で説明する能力が十分にあることが分かってうれしかったのです。
文字に頼らなかったのはよかった、という評価もある一方で、こちらがワークシートをもう少し丁寧に準備すれば、あれだけ詳細な説明にならず、時間も押さなかっただろうなあというのが反省点。
小田原の寄せ木細工なんかも買うと面白いだろうなあ。
というような授業のお話でした。