中国人学生の綴った戦時中日本語日記 | |
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ひつじ書房 |
積読状態になっていた本。
授業はなくなったといっても、連日の会議と教育委員会めぐり。
来週20日から数日東京へ行くのが唯一の自分の時間かという状況。
この本、東京へ持って行って読めるかなあ。
当時を知る人の話を聞くのはもちろん大切なんですが、結構そういうのが苦手で、つい、こういった日記のような当時の人の書いたものに流れてしまいます。
現在の感覚で当時を判断してはいけない、ということを基本にいろんな資料を読んでいます。
今の感覚で善悪や制度の欠陥をあげつらっても仕方がないと思うのです。あげつらえるのは、今、その当時と変化しているから。その変化が、いいのか悪いのかというのも、また後代を待つ必要があります。
気を付けなければいけないのは、そういう善悪だけでなく、語彙の持つ意味やニュアンスも変化しているということ。
だから、できれば当時の辞書を持って読みたいものですが、なかなかね。