AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

留学生との食事を記事にして公開するワケ

2018年12月16日 | 日本語教育
さて、以前は、私は、留学生とこうやって食事をするということはほとんどありませんでした。

というのも、全学の留学生に日本語教育を通じて接するワケですから、あなたとは食事に行ったけど、あなたとはいかない、というのは良くないよなあと思っていたこと、

日本語教育を担当する教員は複数いるのに、私だけ一緒に何かをするというのは、出し抜いている、というほどじゃなくても、あまり良くないよなあと考え、

前者は、基本全学のパーティの時しか一緒にご飯を食べることはせず、

後者は、担当教員全員に声をかけてからしか企画しない、というようなことを考えていました。


でも、数年前から、留学生とは比較的積極的に食事に一緒に行って、それをWebで公開するようにしました。


理由は一つ、

その留学生の知り合いや、そうでなくても愛教大に留学しようかなと考えている方が、

 「ああ、日本人の教員とご飯食べてる。日本の学生もいる。ひとりぼっちになるということはないのか」という

安心感を持ってもらうため。

自分が知らないところへ行くのに、助けてくれる人はいるのだろうか、というのは、とても心配なはず。

だから、最近は、一緒に食事に行ったり、一緒に出かけたりを、比較的、積極的に表に出すようにしました。


実際、今日の餃子パーティ、「いいね」を押してくれた人の半数は、見ず知らずの方。おそらく、誰かの知り合いでしょう。


そんな些細なことが、留学の背中を押しているのかも、と思っての活動でした。



と言いながら、

愛教大の大学院の改組も検討が進み、留学生の受け入れが比較的難しくなりそうな様子。

今やっている、こういう活動も、無駄、なのかなあと思うと、それはそれで寂しい。


まあ、とりあえずは、今目の前にいる留学生が、楽しく、いろんな愚痴が吐き出せる一人になっておきたいと思うだけ。

僕に対する愚痴は、僕にはできないだろうからね、他の愚痴だけどね。
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