AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

コーディネーターの憂鬱

2006年07月10日 | 日本語教育
 毎年、梅雨時期ってこんなでしたか?
 なんか、例年以上に湿気が多くて、天候が不順のような気がするのですが。

 というのも、今年担当しているクラスの学生が体調を崩す、崩す。

 日本より寒い地域から来ている学生は一人だけなので、春夏のコースは大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、この蒸し暑さはだめだったようです。

 日本語研修コースの進度などをあーでもない、こーでもないといじっているんですが、欠席する学生がいるとそのフォローをどうするかということで頭がいっぱいになります。

 1時間やそこらの復習で使えるようになるのであれば、毎日、4時間半も授業をするわけがないのですよ。かといって、日替わりに休む学生全員のフォローを復習日にやるというわけにも行かず、で、積み重ね型の授業なので、休むと次の日の授業の半分くらいがわからないというとんでもない状態になっていきます。

 初級とはいっても、後半はかなり難しくなります。
 翻訳してわかるということと、使えるということとは全く別で、加えて、意訳ならともかく、どうしてその文型を日本人は選択するのかというところまで理解するのは、クラスの中でのいろいろな例文の提示や、雑談からくみ取っていくしかないのです。

 さて、あと3週間で夏休み。

 病気もいやですが、ケガもして欲しくないですね。

 気をつけていきましょう!
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