AWA@TELL まいにち

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公開講座の準備

2006年06月29日 | 研究
 実は、明日の金曜日はお休みを採っていて、土曜日の公開講座の準備が出来ないということで、昨日はその準備をしました。
 持っている植民地期の朝鮮で使われた教科書を年代ごとに並べ、持って帰っていただくおみやげ用の講座の資料を作ったりしたわけです。
 ここのところ、忙しくて教科書収集に出かけていないのが一目瞭然。というのも、大学院生時代に収集したものは、実物なら年代などを記したタグを付けて保存用のケースに入れていますし、コピーならちゃんと製本しているからです。それ以来、実物は手に入っていませんし、コピーは少しずつ増えたといっても、製本までする余裕がないというわけです。

 ホームページの方へ戻ってみていただくとわかりやすいと思うのですが、時期によって収集できているテキストの量が異なります。国民学校になってからのものは紙質の劣化が原因でしょうか、それとも解放時に焼却してしまったのでしょうか、一番良く残っているように思ってもあまり残っていません。希望的な判断をすれば、使用した方々がまだご存命で、手放したくないと思っていらっしゃるのかも。そうすると、こまめにソウルへ行ったほうがいいということになりますねえ。
 国民学校になる直前の教科書は、使用された年数が2~3年で、これはもの自体が少ないことが分かっています。

 働き始めると、こんなに時間が無くなるということが分かっていたら、学生時代にもっと動いておくんだったなあと思ったり。
 まあ、学生時代には時間はあっても動くためのお金がありませんでしたけどね。

 毎年この公開講座を担当していますが、大学院生時代のがんばりと今の自分とを比較するいい機会になっています。
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