福島から避難してきた子供が保育園の入園を断られたというニュース。
同じく避難してきた子供が公園で遊んでいたら遊ぶのを自粛してほしいと付近の住人から言われたというニュース。
広島、長崎と被爆者が被ばくしていない人と一緒に過ごしてきたという歴史を持っていてもなお、こんな差別があります。
被爆者に対する猛烈な差別があった60年前と何ら変わりがない。
被ばくに関してこれまで教育が有効な情報を提供してきていなかったことが如実にわかる事例です。
学校教育で、何を教えるのか。
明治時代、学校教育がスタートした時に迷信の打破を掲げていたことを思うと、隔世の感があります。
今の方がかえって迷信や風評に振り回されていないでしょうか。
なぜこんなことが起こるのか。
医療費の無償化も流れ、失業保険が切れても仕事のない方が7割を超えるという事態、政府の情報公開に信頼が置かれない情況、何もかもが悪い方向に流れて行っているように感じます。
冒頭の二つの報道を聞いて、珍しく、激しい怒りを覚えています。
保育園の関係者に、また、講演の付近の住人の方に怒りを覚えているわけではなく、そういう判断しかできないような情報提供しかしていない、政府の情報公開に、正確かつ効果的な報道ができていないことに、そして60年を超える教育に不満があるのです。
教育制度や内容を変更する際に、何を主眼に置くのか。
愛国心も、絆も、生きる力、というのも重要でしょう。でも、そこから出てきたものが、上のニュースのような反応であれば、方向性が間違っているのか、十分に教育が生かされていないのか、私たちに学ぶ力がないのか、いずれかと判断せざるを得ないように思います。
どうでもいいことですが、自然から受ける放射線量、都道府県別に見てみると、私の出身地、山口県は非常に高い地域です。通常のレベルが、愛知県や宮城県の現在のレベルよりも倍近く高いという状況です。詳しくはこちら。
だからといって、山口県からの転入を断りますか?
親がどんな姿勢を示すか、どんな話題を出すか、子供たちがそれに基づいて自分の行動を判断するということを踏まえて、適切な行動をとりたいと考えています。
同じく避難してきた子供が公園で遊んでいたら遊ぶのを自粛してほしいと付近の住人から言われたというニュース。
広島、長崎と被爆者が被ばくしていない人と一緒に過ごしてきたという歴史を持っていてもなお、こんな差別があります。
被爆者に対する猛烈な差別があった60年前と何ら変わりがない。
被ばくに関してこれまで教育が有効な情報を提供してきていなかったことが如実にわかる事例です。
学校教育で、何を教えるのか。
明治時代、学校教育がスタートした時に迷信の打破を掲げていたことを思うと、隔世の感があります。
今の方がかえって迷信や風評に振り回されていないでしょうか。
なぜこんなことが起こるのか。
医療費の無償化も流れ、失業保険が切れても仕事のない方が7割を超えるという事態、政府の情報公開に信頼が置かれない情況、何もかもが悪い方向に流れて行っているように感じます。
冒頭の二つの報道を聞いて、珍しく、激しい怒りを覚えています。
保育園の関係者に、また、講演の付近の住人の方に怒りを覚えているわけではなく、そういう判断しかできないような情報提供しかしていない、政府の情報公開に、正確かつ効果的な報道ができていないことに、そして60年を超える教育に不満があるのです。
教育制度や内容を変更する際に、何を主眼に置くのか。
愛国心も、絆も、生きる力、というのも重要でしょう。でも、そこから出てきたものが、上のニュースのような反応であれば、方向性が間違っているのか、十分に教育が生かされていないのか、私たちに学ぶ力がないのか、いずれかと判断せざるを得ないように思います。
どうでもいいことですが、自然から受ける放射線量、都道府県別に見てみると、私の出身地、山口県は非常に高い地域です。通常のレベルが、愛知県や宮城県の現在のレベルよりも倍近く高いという状況です。詳しくはこちら。
だからといって、山口県からの転入を断りますか?
親がどんな姿勢を示すか、どんな話題を出すか、子供たちがそれに基づいて自分の行動を判断するということを踏まえて、適切な行動をとりたいと考えています。
二次の架け橋事業について調べていましたところ、このブログにたどり着きました。
記事について:ほんとに信じられないような内容ですね。よく言われることですが、インターネットの普及に比例して誤った情報に流される人々が増えてきているように思います。
明確な裏づけのない知識をもとにただただ批判をくりかえす人々から伝染した情報が集合知となる、、
非常に恐ろしいことだと思います。
だからこそ、公の立場にあるマスメディアが正しい情報をつたえていかなければいけないのに
曖昧な報道ばかりで迷ってしまいます。
この他には記事のコメントをいただき、ありがとうございました。
虹の架け橋事業で見つけてくださったのですね。
不就学の子供達には何の非もないのですが、周囲の大人が適切に対応しないと、日本語も、母語も不十分で、簡単な計算もできない状況の社会人を多数生み出して行くことの危うさにどれだけの方が気づいていらっしゃるでしょうか。
学校教育とそれ以外とを線引きすることは、これまでは有効だったかもしませんが、視点を変えてトータルで子供の教育を考える部署が必要になってきているのかもしれません。
教員養成に関わる一人として、教育が過去にどんな影響を与えてきたのかを考えることがあります。
今の状況が、戦後教育の結果だと考えるのが、とても辛いです。