AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

優先順位をつけるのは難しい

2015年04月28日 | 日本語教育
何を残して、何を削るのか、


何を選ぶのか、


時間も、お金も、体力も、無尽蔵ではない以上、常に優先順位をつけていく必要があるのはわかるんだけど、

人によって価値観が違うように、優先順位のつけ方も違うのが厄介。

数年前、私の中でつけた優先順位で行動して厳しい意見をいただいたことがありますが、

同じ場面になれば、やっぱり、同じことをするだろうなあと思うこのごろ。


それにしても。

渡されたものでできるだけのことをすればいい、という考え方があるのは確かだし、否定はしないのですが、

それでは困る人がそばにいると、なかなか踏ん切りがつきません。


だけど、そうだからといって、自分の持ち出しが常態化している現状を見ると、とてもまともなことじゃない、と不安になります。

いったい、何をすればいいのか、また、何をさせたいのか。

頭も胃も痛いんだけど、それを私たちに伝えなければならない立場の方々は、もっとしんどいんだろうなあ。


自分の研究と、学生さんの教育と、それだけだったら、どんなに楽か。


ここ数年、まともな研究成果が出せていないだけに、焦燥感が募ります。

大学に勤め初めて15年、国立大学で勤め上げるのであれば残されている時間は、長くてあと15年です。


どこかで手を引くことも考えていかなくちゃだめかなあ。
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