AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

さて、浜松。

2015年04月28日 | 日本語教育
立て続けの投稿ですが、


今日は非常勤で浜松に来ています。


授業の直前の準備がさっき終わって、休憩中。


今期は、日本語教育の基本的な考え方、日本語に対する内省、教授法や理論的背景、教案作成のための準備や実際の作成を行うことにしています。

いつもながら、本を読めばわかることはほとんど紹介だけにして、具体的なことを実例を挙げて理解してもらうことを考えてしゃべっています。


学んだことをどれだけ自分の中に落とし込んで実際的な知識としていけるか、そのための背景、周辺知識も身につけてほしいとは思うので、あまりたくさんのことは扱いません。

気づき、が大切だと考えているからです。


でもねー、今年は修士課程に日本語教育史をやるという留学生がいて、その院生さんとおしゃべりするときは、結構饒舌にしゃべり続けているような気がしています。留学生なので、植民地統治を受けていた台湾や朝鮮半島の教科書を見ても、いまひとつ、ぴんと来ないかもしれない、ということもあるのでしょうが、ついつい、しゃべりすぎて、院生さんの中に何も残っていないのではないかと若干の不安。

そうなんだよねー、浜松でいただいている授業も、愛教大で担当している授業も、しゃべりたいことは山ほどあるんだけど、100を伝えても10しか残らないのであれば、90は教員の自己満足になってしまう。それなら、最初から10くらいにしてみんなに10のこるような授業を考えてもいいかと思っています。学生さんの反応によっては、10が20や30になることも多いのですが。

さて。

プリントと授業メモの再確認をしよう。

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