AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

パソコンを開いて。

2015年11月21日 | 出張 de ごめんなさい
今回の出張は、

自分が代表になっている科研の調査と、

参加させていただいている科研費を使っての研究会参加と

いうことで、結構あわただしいです。

実は、参加させていただいている外国人児童生徒関係の行事が、この三連休、東京で日替わりのように開催されていて、せっかくの機会だからすべてに顔を出せればいいのですが、自分の代表になっている科研が全然進んでいないこともあって、一つだけ参加します。

ホテルの部屋でパソコンを開いたら、学生さんからにおレポートが続々と届いており、「届いたよ」という返信を送りつつ、読んでいます。

今回は、戦前の日本の植民地だった朝鮮半島で使用されていた初等教育機関の「国語(日本語)」の教科書を実際に手に取ってもらって、中身を確認してもらったのですが、そこから感じたこと、調べたことを送ってもらいました。

同じ時間に、同じ話を聞いて、同じように教科書を読んでいるのに、図書館やネットで調べて書いてくる学生さんもいれば、「面白かったです。これからの生活に役に立てていきたいと思います」といった通り一遍のものを書いてくる学生さんもいて、さて、どうやったら関心をもっと持ってもらえたのだろうかと考えています。

日本語教育的な視点で読むだけではきっと面白くないだろうから、と考えて、

「犬の名前にもはやりがあるよ」とか、

「豚の鳴き声が昭和に入ってから変わっているよ」とか、

『みんなの来ている服の色が変わってくるよ』とか、

それなりに、面白そうな視点を提供してはいるのですが、

どうなんだろう。僕一人の満足なのかなあ。


まだ数人のものしか届いていませんが、そんなことを感じながら読ませてもらっています。






どうにかこうにか、キャンセルが出たホテルに予約を入れて、初日カプセル、ということは避けられたのですが、明日はホテルを移動しなくちゃいけないので、荷物を置きに行くという無駄な時間が発生します。腹が立つというか、何というか。

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