AWA@TELL まいにち

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古書店をうろついて

2012年08月29日 | 研究
今日は、朝一で慶福宮へ移動しました。

朝ごはんは部屋でご飯と昨日買ったオジンオチョッカル、バナナでした。

慶福宮では、まず国立民族博物館に寄り、時系列や分野に沿っての展示を見せていただいたのち、日本の植民地時代の展示を確認してきました。

ついで、同じところにある古宮博物館にも行ってみました。こちらも日本の植民地時代前後の展示がありましたが、目新しいものは特にありませんでした・・・・たぶん。

仁寺洞、先日行ったときは古書店が休みでしたので、今日も行こうと思って、宗廟にも足を延ばしました。世界遺産で、土曜日以外はガイドが引率しないとみられないということになっていてちょっとびっくりしましたが、丁寧に案内してくださいました。ただ、そんなにゆっくり見るつもりはなかったのが予想外ですね。

仁寺洞の古書店は今日もお休み。そばにある伝統茶のお店に入ってシッケを飲み、古書店のことを伺ったところ、仁寺洞にはもうそこ一軒しか残っていないとのこと。さびしくなりましたが、観光地化するということはそういうことなのかもしれません。

どなたか、仁寺洞の古書店の行方をご存知でしたら教えてください。

そんなこんなで、今日は平和市場の古書店街をうろつきました。

こちらも清渓川の再開発後は初めてです。きれいになっていましたが、古書店は相変わらずで安心しました。
10軒くらい覗いて、資料のことを伺いました。

8年前に、当時の卒業アルバムを入手したのはこの平和市場。

今日は、古いものは出てこなくて、新しいものですが、戦後の出版物で戦前の様子を掲載した写真集のようなものを買いました。

日本の植民地時代の紙幣や北朝鮮の紙幣も買いました。

その後、国立中央博物館へ。

移転後の博物館は初めて。

思えば、旧朝鮮総督府の建物を利用していた中央博物館、今の古宮博物館を利用していた時期、そしてこの新しい博物館と、中央博物館の展示はいつも参考になります。

教育に関する展示がもう少しあるといいなあというのはいつもの感想です。

そういう意味では、釜山の国立博物館のほうがその面では充実しているかもしれません。

夕方、晩御飯を食べがてら再度仁寺洞へ。やっぱり古書店はお休みでした。

晩御飯は参鶏湯。

大好物のホドカジャ(クルミのお菓子)も買ってぱくつきました。

明日、また台風が来そうです。31日の午後であれば、帰国が難しくなりそうです。

わずか5日の滞在なのに、どれだけ台風でつぶされるのか、涙が出てきます。やっとやりくりして作った5日なのに。
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