AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

少年Aからの手紙。・・・・・・・・ちがいますっ!

2009年06月26日 | どーでもいいこと
大学院の授業での出来事。

戦前の教科書を見ながら、どのような教育上の配慮があるのか、教材の配列に配慮があるのか、現代に生かせるようなものはないのか、そのような視点で整理してもらっています。

ただ、そういう作業をしながらマンツーマンの状況で話をしていくだけでは面白くないので、前半は、いろいろな資料を紹介しておしゃべりしています。

今日は、戦前の朝鮮で制作された映画を見て、そこに描かれた事物や人々について楽しくおしゃべりを。

それが終わって、作業開始。

資料を見ていた院生さん、留学生なのですが、手紙を取り上げた教材の特徴を調べているのですが、僕が、差出人はどんな人がいますか、と質問したところ、

・・・家族がほとんどです。何かの取引の手紙のようなものもあります。
それから、少年Aからの手紙。

軽く聞き流していたのですが、「!」と思い、そばに行って資料を見せてもらいました。原資料ではなく、自分でノートにまとめているものを見せてもらったところ、

少年工

・・・・

それは、

「しょうねん え」ではなくて、

「しょうねんこう」です。

ごめんね、ちゃんと話をしてなくて。
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1 コメント

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Unknown (Tomoko)
2009-06-27 09:28:19
こんにちは。
面白いですねぇ・・・・・・「少年エ」(^・^)

教科書を実際に見てもらう・・・・・・授業って
いいですね。
私は大人数の講義しかないので、
ちらっと見せるぐらいなのですが、
興味は持ってもらえます。
(見る機会もないものですし・・・・・・)

「日本語強制」と歴史では習っても、
誰がどんなふうに教えたかまで、
意識が向いていなかった自分--を発見して
戦前の師範学校の人たちと、
自分たちとのつながりを考える感想を見ると、
「よしっ」と思います。
(そこどまりですが・・・・・・)

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