AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

日本語教育史の振り返りからわかること

2019年05月23日 | 日本語教育
僕の多くの授業では、

最後の時間にマインドマップの手法で、授業内容を思い出してもらう活動をしています。

で、回収して、私の話した内容で何が記憶に残っているのか、何が一番疑問がわいたのか、自分で調べたのか、という話題の膨らんだものを探していきます。

来年度の授業の参考にするためです。


今回も、いろんなことが書かれていましたが、

映像を見せたものの印象は強く、

戦前の教科書を見せたものの印象も強く、

座学でしゃべっただけのものは、あまり覚えていないということがわかりました。


あまり覚えていないこと、を、どう扱うか。

それは、授業であまり熱を込めなかった部分でもあり、本を読めばわかるという内容の部分でもあるのですが、

本を読まなければ、ゼロ、ということでもあるんですよね。


一つうれしいのは、多くの学生さんが、歴史として描かれていることはある一面だけを見たものであり、それも、当時の評価もあり、現代の評価もあり、そのままを受け止めることは危険があるということに気づいてくれたことかな。

セデックバレとKANOが同じ時期を描いていたということ(メインの年はずれていますが)にインパクトがあったようでした。


パワポの扱いや、資料の扱いなど、希望も書いてありました。

来年度、より良い授業になるようにもう少し見ていきたいと思います。


さて。来週、レポートが出てきます。レポートも楽しみです。

成績処理も待ってるんですけどね。
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