AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

大阪外国語大学 岸田文隆先生

2005年08月05日 | どーでもいいこと
が、集中講義で、徳島大学においでになっています。学部の朝鮮語の授業だそうです。
岸田先生が富山大学で教鞭を執っていらっしゃったとき、僕は修士の学生で先生の授業を取っていました。
『三訳総解』などを辞書を片手に読みました。なんと言っても、満州語と朝鮮語とが相手ですから、歯ごたえがありました。というか、噛み切れなかったという感じですな。

満州語というと誤解を受けるといけませんが、戦前の「満州国」の満州語じゃありません。満州国の満州語は現在の中国語です。岸田先生の授業で扱われていたのは、縦書きの、日本語と語順が同じ、満州族の言語を言います。

文字の美しさに惹かれて、テキストを買ったりコピーしたり、辞書を買ったりしましたが、未だに文字が覚えられません。やる気がないかのようです。でも、アラビア文字を縦書きにしたようなこの文字、アラビア語と同様に、語頭、語注、語尾、独立と、一つの文字が単語のどこにあるかで形を変えます。なかなかやっかいです。

話が全然違うところへ行ってしまいました。
岸田先生にお目にかかるのは、7年ぶりくらいかな。広島においでになったときにお目にかかりました。

岸田先生を宿にお送りした後で、富山時代のことを思い出しました。歩きながら帰ってきたので、十分その中に浸れました。
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