AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

シンポジウム

2007年12月26日 | 研究
ちょっとピンボケの写真ですが、今日はシンポジウム当日。
会場の玉川大学は、駅から徒歩3分。
あっさり反対方向に歩いていったので、正面の門まで20分近くかかりました。

さて、駅から3分というのは、この門までの話。この門から、会場の教育博物館までは、いろいろ迷いながら歩いて25分といったところでしょうか。広大なキャンパスでした。

会場に到着してから、打ち合わせがありました。

打ち合わせの最中から、とてもとても緊張し始めたのです。
それまでは気にしないように気にしないようにしていたのですが、入り口の進行表に自分の名前を見たときからもうだめです。

10時過ぎに到着して、シンポジウム自体が終わった5時までの間に、なんと6回のトイレ。ちょうど会場にあったトイレの便器が6つでしたから、一回にひとつ(当たり前か)使って、全部制覇しました。

というくらい、上がり症です。いや、覚悟を決めるまでがだめなんでしょうね。マイクを持たされたり、壇上に上がったりなら、もうあきらめの心境なんですけど。

さて、その会場ですが。

聞いてないです、こんな立派な会場だなんて




スーツがかけてあるテーブルの位置に座りました。



1時から開始したシンポジウム、最初の報告者でした。
もうこのころには緊張もピークに達しており、ひざは震えるし、のどは渇くし、挙動不審者ですよ。

1940年代、国民学校で使用された「ヨミカタ」という教科書の国定読本と朝鮮総督府編纂の読本との比較について、挿絵の問題を中心にお話しました。

4名のパネリストの発表の後、質問用紙が回収されたのですが、このときは私宛の質問がなく、ほっとしていたのもつかの間、自由に質問をという段階になって、複数の質問をいただきました。質問というよりも、きちんと資料についての説明をしていなかったことの指摘で、説明しながら補足ができたので、ありがたかったです。

それにしても。

発表もそうでしたが、その後の懇親会でも思います。
やっぱり多くの人が集まると、いろいろな考え方や意見、資料が入手できます。

今回は、天理大学の前田均先生が東京都立芸術高等学校の岡部先生の伴奏で「海の神兵」で歌われていた「あいうえおの歌」を披露してくださいました。いや、面白かったです。1945年のアニメーション、現代の価格にすれば4億円をつぎ込んだ作品だそうです。今でも入手できるというので、早速、このブログをアップしたら探してみようと思っています。

発表の機会がいただけて、本当にありがたく思っています。
いろいろご質問をいただければうれしいです。

年内の仕事はこれで一段落。
明日の午前中、国際研究交流の懇談会が開催され、それに出席してから徳島に戻ります。

ではでは。
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