AWA@TELL まいにち

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韓国の住所表示が一変するのですね・・・植民地時代の残滓、なのでしょうか

2010年10月20日 | どーでもいいこと
今年、晋州教育大学校に学生を引率して訪問した時、「住所表示が変わります」てな看板だったかなあ、ポスターだったかなあ、見つけて、先方の先生にお話ししたら、「そうなんですよ。どうしてなんでしょうねえ。お金もかかるのに」とおっしゃっておりました。

今日、朝鮮日報を読んでいたら、日本と同じような「~番~号」という住所表示は、1918年、日本の植民地支配下でスタートした方式だったのですね。

だから変えるのかなあ。

ずいぶんお金もかかるし、今韓国で暮らしている人はすべて従来の方式で住所を覚えているから大変じゃないかなあ。

カーナビや地図も大騒ぎ。

通りの名前で住所を示すというので、これは欧米式ですな。「○○street」てな感じだ。

日本の地番表示は、明治19年の戸籍法改正でスタートしていますね。それまでは、明治4年の戸籍法で「屋敷番」制度だったとか。

今回の変更で、「日本の植民地時代の残滓を払しょく」というような言葉が出てこないのはほっとします。

国民の反対が強かったら、この言葉が復活してスローガンになるのでは、と若干の危惧があります。

大改革ですな。どうなることか。
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