スピンを付けてくれ 2016年07月16日 | うんちく・小ネタ 本の上部に糊付けされた布製の紐を「スピン」というのだが、本読みにとって欠くことのできないアイテム。使い勝手がよく、栞(しおり)のように紛失の心配がない。ひと昔なら単行本には必ず付いていたし、新書や文庫本にもあった(出版社は少なかったが)。 それが今はめっきり少なくなった。新書では絶滅し、文庫本は新潮社とウェッジ文庫だけになった。単行本にしてもちょっと値が張る上製本にはあるが、出版 . . . 本文を読む