小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

「自由」に生きるとは何か

2018年12月21日 | エッセイ・コラム
 「自由」に生きるとは何か、なんてこと考えたこともなかった。 人間が生まれること、それは「自由」に生きることなんだ、と直感的に思える人はすごい。親に食べさせてもらい、ただ甘えることしかできない子供にとって、「自由」という概念は分からない、今となってみれば・・。七、八歳のころの記憶だが、人間は不自由であり、思い通りにはならないことを、子供ながらに痛感したことがある。  両親が離婚して、 . . . 本文を読む