金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
ここはご自宅だったんですね @ 武蔵町『祥鮨』
武蔵にある「祥鮨」さんに久しぶりに伺いました。(前回は こちら) 高岡町での所要を21時で切り上げ、「今から2人で行きたいんですが 大丈夫ですか」と電話しました。「22時までですが、お待ちしております」と女将さん。そう、この店22時閉店の健全な店なんです。健全と言えば店内禁煙です。まっ それは当然かな。
10分で到着。「遅くからすいません」と言いながら入店すると、大将がいつもの柔和な表情で迎えてくれます。じゃ、さわら(=まかじき)とバイの刺身からいきましょうか。相変わらず華麗な包丁さばきです。この店の特徴は、ネタの品ぞろえがかなり地魚に凝っていることです。時間的に「60分一本勝負」なので、刺身の後は、単品でガンガン行きました、熱燗2合×3も頂いて、会計は11800円です。良心的と思います。
今回、はじめてこの店は店舗兼自宅であることを知りました。いやあこういう町屋暮らしに憧れます。大将は「冬は隙間風で寒い」と笑っていましたけどね。
この店、おそらく10回くらい伺っていますが、先客がいたのは3回位です。毎回ほぼ貸し切り状態です。たぶん観光客ではなく地元の固定客をしっかりつかんでるんでしょうね。まさにそういう雰囲気があふれています。
所謂「町のお寿司屋さん」でもなく、かといって「観光客ご用達」でもない、独自のポジショニングのいい店です。
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