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安倍さんが絶対得票率17%でいい理由 @憲法記念の日に


 3日は、憲法施行69周年記念石川県民集会に行ってきました。民進、共産、社民の各野党代表と柴田未来統一候補も壇上から挨拶されていました。講演は中野晃一上智大学教授。で、彼の話で、目からウロコだったのが、安倍さんが絶対得票率が17%で、全然かまわない訳です。

 今、投票に行かない人も含め、衆院にしろ参院にしろ比例区選挙で、その政党またのその政党の候補者に投票した人の割合を「絶対得票率」といいます。自民党は21013年の参院で17・7%。2014年の衆院で17.0%です。ここまでは多くの人が指摘するところです。なので、「自民党は既に6人に一人の割合でしか支持されない政党になっている」という毒にも薬にもならない政治的な批判を 僕も含めてして来たわけです。

 で、問題はここからです。中野氏は語ります。「安倍首相は 今の17%を増やそうなんて思っていません。というか、増やす必要がないのです。なぜか? 野党がバラバラだからです」。 う~ん、確かにその通り。でも、中野氏は触れなかったけど、僕的にはあと二つ理由があると思う。「定数1の選挙区がメインであること」「公明党とくっついていること」ですね。

 中野氏は訴えます「投票率を10%あげれば、野党統一候補が勝てる」 うん うん。確かにそうだ。先般の北海道5区の補選が教訓的です。確かに互角の戦いができた。あと一歩まで追い詰めた。共産党と共闘しても保守票は逃げなかった。たしかにそうだ。でも勝てなかった、なぜか、2年前の本選挙で投票に行った人しか、今回も投票しなかったから。2年前ぬ棄権した人を今夏投票に行ってもらうことは、やっぱりできなかったからですね。これ、投票率と得票の見れば一目瞭然です。

 北海道の悔しい経験に学び、今夏に花を咲かせることができるかどうか、今が正念場ですね。



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