goo

『車いすからウインク』 @ 小山内美智子

 


 サブタイトルにあるように「脳性マヒのママがつづる愛と性」について赤裸々に描かれていることで、ある意味、衝撃を与えた本です。マスコミ的には、その点のみが過剰に注目されていますが、それも含めて、脳性マヒで子供のころから施設や病院で暮らして(収容されて?)来た女性の「苦難とたたかい」の記録です。


 今年初め、『こんなよ夜更けにバナナかよ』を読んだんですが、その筆者とも同じ障がい者運動団体の仲間ですね。で、奇しくも、この『車いすからウインク』にも「西村さん」という人物の記述がありました。(P215~)。西村秀夫さんのことですね。小山内さんにとっても「夜バナ」のシカノさんにとっても、人生を変えた人物として登場します。


 障がい者自身が、自身の生活の、そして運動の主人公であることは当然だし、かれらを献身的に支えてくれるボランティアの存在もととつもなく大きいのだけれど、こういう西村秀夫さんのような、存在に 僕はなりたいと思うのでした。


 明日の日曜日 ブログお休みします

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« なにもかもデ... 「花燃ゆ」が... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。