金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
主計町界隈 ~『御料理 貴船』の “伝統と創作”

主計町の「御料理貴船」に伺いました。主計町には1年ぶりの出没です(前回は こちら )。今回、2け月前に予約の電話をいれたのですが、すでに2階のお座敷は満室。なので、1階のテーブル席とあいなりました。
店の外観は 主計町の街並みに溶け込んだ、紅がら格子の美しい店構えです。中に入ってすぐ右が板場です。古民家改築の料理屋さんって このスタイル多いですよね。(武蔵の「柚子」もそうですね こちらです)
1階のテーブル席は4人掛けが2室ですが、土間みたいな空間を、襖とガラスの格子戸で区切っただけの、ちょっとチープな設え。見た感じが「鳥小屋」のようです。これはややマイナスポイントですねえ。
僕らの部屋は坪庭に面していましたが、これもかなり人工っぽいですね。まあ、この店の真骨頂は2階のお座敷でしょうから 次回に期待しますね。
↓これです
この日は、お正月ということもあり、「祝い八寸」からスタートしました。6600円コースをお願いしたのですが、料理に関してはもう言うことなしですね。
伝統的な日本料理というより、やや「創作和食」っぽい感じでしたが、伝統と創作が絶妙のバランスで踏みとどまっています。これ以上オリジナル料理になると、「ちょっとやり過ぎじゃやない?」と思いますが・・・。
↓こんな感じです
お店の女性スタッフが、着物ではなく、着物風の作務衣みたいの(観光地のお食事処にありがち。正式名称わかりません・・))をお召しになっていましたが、主計町の全国的にも名の知れた店なんだから、やっぱり着物をきてほしいなあ。また女将さん以外の女性スタッフの接客態度は、かなりフランクです。なので人によっては「・・・・?」と思う人がいるかもしれません。
それから、テーブル席は前述のとおり、お隣と襖で仕切られただけ、しかも、鴨居と天井の間(普通は、らんまをはめ込む部分ね)は オープンになっていますから、おとなりの女性グループの「過激な女子トーク」が筒抜けでしたあ(涙)。こちらの会話が中断するほど、声高に盛り上がったいましたね・・。これ なんとかしてください貴船さん!!(笑)
まあこれも 早めに予約しなかったが故なので、次回は半年前くらいから 2階のお座敷を予約したいと思います。
繰り返しますが、お料理は大変満足しました。またお酒も、石川の銘柄オンリーだったのも、かえって潔さを感じました。たしかに、金沢・主計町で「満寿泉」を飲む必要はないよね。
お店の前はこんな雰囲気です
ごちそうさまでした
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