金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
ようやく夜の部に初入店 @ 野々市の『寿司 龍』
先日の金曜に、『寿司 龍』さんに夜の部に初入店。18時20分ごろでしたが、先客はおひとり様の常連さんがお二人。刺身を肴にキープしている焼酎のボトルを傾けておられます。なぜかカウンターの右端と左端に座っておられ、小心者の小生、どこに座ったらいいか??。
すかさず大将より「お好きな席にどうぞ」とのお声かけが。なもんで不躾にもど真ん中に座りましたが、常連のお二人は、小生を挟んで、愉快なトーク全開です。まあそういう雰囲気がまたこの店らしくて、好感持てます。
まずは熱燗2合でいきましょうか。女将さんにオーダーすると、それを聞いた大将「何か刺身、少し切りましょうか」と。「じゃ白身で何かお願いします」「あいよ」・・このテンポがまたいいねえ。
待つことしばし、キンキ、かさご、スズキ、まだいの4種盛りの登場です。盛り付けている皿が、普通の皿ではなく、弁当箱のような深さの四角い陶器で、その上に笹すだれ?を敷いて、刺身が盛られています。この手の店で、気取った皿だったら、かえって調子狂っちゃいますよね。これもまたこの店らしい。
刺身の切り身が多いので、刺身をだけでかなり腹が膨れましたが、寿司屋(この店、本当はそうなんですよねっ笑)に来て、寿司をつままんわけにいかんので、4~5貫ばかりおまかせでお願いしました、バイガイ、マフグ、ヒラメ、かさご等など・・・。シャリもネタもかなりでかいです。「女将さ~~ん、キリンの大瓶お願いします!」
この店、メニューらしき表示は、ランチ用の「ラーメンセット1300円」のみです。普通の寿司屋にある「松・竹・梅」等のセットメニューや、ネタの短冊など一切ありません。大将の話を伺っていると、仕入れルートが独特のようで、日によって仕入れの魚種もかなりちがうのでしょうね。なので、刺身にしても寿司にしても、大将におまかせするのが一番ですね。
今日の会計
白身の刺身4種盛りのてんこ盛り ×1
にぎり5貫
菊姫熱燗2合 ×1
ビール大瓶 ×1
以上〆て3900円でした。
この内容からして超お値打ちですね。お代を女将さんから聞いた時、思わず「えっ?こんなんでいいんですか~」と叫んでしまったぐらいです。(小生としたことがはしたない・・反省)。それを見てた常連さん「なっ この店いいだろ?」と言うメッセージを込めた笑顔で送り出してくださいました。もっと早くから来ればよかったいい店でした。また夜の部に伺いますね。
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