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この親にしてこの息子あり @ 南部陽一郎の父 吉郎さん

 

 2008年のノーベル物理学賞は、アメリカ国籍の南部陽一郎さんと、益川敏英さん+小林誠さんの3人でした。その南部陽一郎の人生と業績をまとめた一般向けの新書です。通勤のバスの中で読み終えました

 

 受賞当時、益川・小林の両氏が「南部先生と一緒に受賞できたことが何よりうれしい」とコメントしていたのが印象的でした。

 

 1960年代のアメリカの政治的背景もあり、南部陽一郎がアメリカ国籍を取得しようと決意したが、どうしても福井に住むご両親には言えなかった。

 

 意を決して打ち明けたら、父吉郎さんが「学問に国籍はない。研究のためならどこの国籍でも構わない」と励ましてくれた。南部陽一郎は心の中で涙した・・と。

 

 この親にしてこの息子ありですね。

 

 

 

 

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