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血は争えないと思う文章力 @ とある有名人の 孫のはなし・・


 今年の秋、筆者の野澤和弘さん(毎日新聞記者)が、富山に講演に来られたので聞きに行きました。その時に、ご本人が紹介していた、氏の新刊本です。

 障害を持った当事者に 東大の教室に来てもらってゼミをするという企画の書籍化です。「大切なことは、読書ではなく、よく物を知っている(当事者なんだから当たり前かあ)人物との会話だ」と昔からよく言われていることを、地で行ってますね。

 東大生らしい「優秀さ」と「ひ弱さ」の両面で、「障害をもって生きる」ということに、まじめに向き合っていることは十分に伝わります。

 で、その富山での講演会の時に、野澤さんが「障害ゼミに関わった学生に、この本のために文章を書いてもらって掲載した。一人だけ明らかに文章力がけた違いに優れている学生がいたとのこと。その学生のおじいさんは「永六輔」という名前の人だと。(もちろん姓は違うのですが)

 さっそく読んで、一発でわかりました。たしかに文章力というか構成力が、一人だけ抜きんでていた学生の文章がありました。これ、もう一つの「作品」ですね。

 それがおじいさんの影響かどうかはどうでもいいことだけど、まあ血は争えないなと思った次第です。
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