金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
富山ブラックを食べる と 醤油かけごはんを 思い出す
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この日もまた、富山の仕事を終えた後、駅前で水分補給した後、「大喜 駅前店」の暖簾をくぐってしまいました。
はじめてこの「漆黒の海水」のようなラーメンを食べた時は「なんじゃこりゃあ」と激怒したものの、その後何度も来てるということは、意外と好きなラーメンかも・・・・ということかも・・・・。
で、この真っ黒なラーメンを食べながら、ふと思いついた。「これって 子供のころよく食べた 『醤油かけごはん』のラーメン版じゃないだろうか」と。
昭和30年代前半、まだ戦争が終わって10数年しかたってないころですよ。地方の田舎は 我が家だけでなく(そう思いたい!!)みんな貧しかった。おかずのない時は、醤油をご飯にかかて食べてませんでしたか??
この富山ブラックをすすってると、その当時の 貧しかった半世紀以上前のころを思い出すんです。なんかそれが、このラーメンに魅かれる原因なのかなあ?
この日、入口近くのテーブル席では、女子高生の2人組が、ラーメン(700円)と、ライス(150円)を、そろってパクパクと それはそれは美味しそうに食べていました。
彼女らには 涙とともに食べた醤油ごはんの時代を 再び体験させたくはないですね。
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