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今回も前回も、自民党の得票率は同じ


 今回の総選挙、議席では自民の圧勝に終わったけど、自民党自身も認めているように「自民党が国民の信任を受けたわけではない」ですね。
 
 それは比例区の得票率を見てもわかります。11ブロックの合計で、今回、自民党の得票率は27.6%でした。でも、惨敗したといわれる前回2009年も、26.7%だったんですね。

 国民から退場を突き付けられたはずの前回も、圧勝した今回も、「政党選択」である比例区の得票率は、ほぼ同じというのは興味あるデーターです。

ここから読み取れることは

1)自民党は、国民の4人に一人しかから選ばれない「政党」になっている。
  というか、二大政党をあわせても、過半数の得票を得られていない。
  
2)比例の得票率は変わらないのに、獲得議席が極端に違うのは小選挙区制の弊害そのもの。

3)小選挙区では、自民党に入れてもらう代わりに、比例では公明党に入れる。
  なので、比例の票の出方は実態より少なめに出る。

まあ「選挙協力」という名の、事実上の「票の売り買い」ですね。 

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