金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
昼も夜も 定食も居酒屋料理も @ 白山市道法寺町『しま﨑』
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金沢市南部から鶴来街道を車を走らせていると、北鉄石川線とクロスするところがあります。そのあたりに送電線の鉄塔に「しま﨑」と書いた白い看板があるの見たことある人も多いのではないでしょうか。
前から行きたいと思っていましたが、車で行くといつも駐車場が満杯なので入れませんでした。今年の夏は7月半ばまでは忙しかったのですが、それを過ぎて「骨休み」を兼ねて、北鉄電車に乗って初入店です。
「道法寺駅」で下車します。寿司の名店「つるぎ福喜寿司」さんのある「曽谷駅」の一駅鶴来よりですね。この「道法寺駅を降りて、目の前の鶴来街道まで出ると、絶メシ認定店のレジェンドである「山下鮮魚店」さんがあります。ここにも一度は行かんならんね。
その山下鮮魚店から鶴来向かって歩くこと5~6分で到着です。店自体は普通の民家のようなつくりなので目立ちません。なのでやっぱり鉄塔を目印にするのが一番です。
店に入ると小ざっぱりとしたいい感じです。定食食堂なので、飲み屋風のカウンターは5席程度あるだけで、あとはお座敷とテーブル席がメインです。
先客はおりません。ファストフード店かと見まがうような、ゴールデンヘアの若い女性が「いらっしゃいませ」と出迎えてくれました。肝っ玉母さんみたいな女将さんを想像していたので、「うれしい誤算」です。
メニューを見ると定食ももちろんありますが、のん兵衛垂涎の酒肴もズラリ。これはいい店ですねえ。まずは挨拶代わりに「刺身定食」(1200円)をお願いしました。刺身定食の刺し盛りの内容と小鉢のラインアップを見たうえで、追加オーダーするかどうか決めるつもりです。
カウンターの向こうが板場の様で、若き大将が刺身を引く様子がよくわかります。ほどなく出てきたのが冒頭写真。刺身はまあまあですが、小鉢は「ところてん」のみでした。なので追加オーダーを即断。定食を運んできてくれたお姉さんに「追加でタコの酢の物と生ビールを大ジョッキでお願いします!!」
刺し盛りは見た目は地味ですが、味はおいしいです。タコの酢の物は、酢が控えめで、タコの味がダイレクトに感じられます。そう言えば、小鉢のところてんも酢は控えめでした。世の味付けが濃い店は「調味料頼み」ってことですよね。この「しま埼」さんの控え目の味付け、気に入りました。
今日の会計、刺身定食1200円、タコ酢の物480円 生大ジョッキ950円(だったと思う)の〆て2630円でした。刺身もタコ酢も美味しかった。きっと日本料理をきちんと修行された大将なんだと拝察いたします。
定食も酒の肴も同時に楽しめる、いい店でした。また伺いますね。
地味だけど 味はよいです
店の入り口
タコ酢、タコの味がよくわかる
やはり目印はこれかな
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